User Manual

ワードクロック/スロットの設定
M7CL 取扱説明書
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19
B
スロット番号/カードの種類
スロット13に装着されているデジタルI/Oカードの種
類を表示します。
C
CHANNEL(チャンネル )
スロット13に装着されているデジタルI/O カードの
チャンネル番号を表わします。
D
FREQUENCY (クロック周波数)
デジタルI/O カードの各チャンネルに入力されている信
号の周波数を2チャンネル単位で表示します。
E
SRC (サンプリングレートコンバーター )
サンプリングレートコンバーター (外部のクロック周波数
をM7CLに合わせて自動変換する機能)のオン/オフを、
2チャンネル単位で切り替えるボタンです。サンプリン
グレートコンバーター内蔵のデジタルI/O カードが装着さ
れたスロットに対してのみ有効です。
F
EMPHASIS STATUS ( エンファシスステータス)
入力信号にエンファシス処理がかけられているかどうか
を、2チャンネル単位で表示します。この項目は表示の
みで、変更することはできません。また、デジタルI/O
カードが装着されたスロットに対してのみ有効です。
3
MASTER CLOCK SELECTフィールドでクロッ
クソースを選択します。
選択可能なクロックは、次のとおりです。
INT 48k
INT 44.1k
それぞれ、M7CL の内蔵クロック(サンプリングレート
=48kHz、44.1kHz)をクロックソースとして使用し
ます。M7CL をワードクロックマスターとして使用す
るときは、これらの項目を選びます。
WORD CLOCK IN
リアパネルのWORD CLOCK IN端子から供給される
ワードクロックをクロックソースとして使用します。
この場合、M7CL はワードクロックスレーブとして動
作します。
SLOT 1 〜3
スロット1〜3のデジタル I/O カード経由で供給され
るデジタルオーディオ信号のクロック情報(2チャンネ
ル単位で選択可能)をクロックソースとして使用しま
す。この場合、M7CL はワードクロックスレーブとし
て動作します。
なお、それぞれのポートから入力されるクロック情報の
ステータス(動作状態)は、すぐ上に表示されるマークの
色で確認できます。それぞれの色の意味は、次のとおり
です。
LOCK (水色)
選択したソースと同期したクロックが入力されている
ことを示します。該当する端子/スロットに外部機器が
接続されている場合は、その機器とM7CLとの間で、
正常な入出力が行なわれています。なお、サンプリン
グ周波数が近接している場合、非同期でもこのステー
タスを示すことがあります。
LOCK, BUT NOT SYNC'ED (黄色)
有効なクロックが入力されていますが、選択したク
ロックソースとは同期していません。該当する端子に
外部機器が接続されている場合、その機器とM7CL
の間では、正常な入出力が行なえません。
SRC ON (緑色 )
SLOT 1 3 だけの特別なステータスで、該当するチ
ンネルのSRC ( サンプリングレ ンバーター ) が有
効となっていることを示します。このため、たとえ非
同期でも、M7CLとの間で正常な入出力が行なわれて
います。
UNLOCK (赤色)
有効なクロックが入力されていません。該当する端子
に外部機器が接続されている場合、その機器とM7CL
との間では、正常な入出力を行なえません。
UNKNOWN (黒色 )
外部機器が接続されていない、有効なクロック入力が
ないなどの理由で、クロックの状態を検出できないこ
とを示しています。その端子/スロットを選択すること
はできますが、有効な接続が確立されるまで、正常な
同期はできません。
手順3で選択したポートのマークが水色に変わり、
MASTER CLOCK SELECTフィールドの左上にクロッ
クの周波数が表示されれば、M7CL が新しいクロックで
正常に動作していることが分かります。
4
WORD CLOCK/SLOT SETUPポップアップウィ
ンドウを閉じるには、右上の×マークを押します。
SETUP画面に戻ります。
5
SETUP画面を閉じるには、ファンクションアクセ
スエリアのSETUPボタンを押します。
HINT
NOTE
m7cl_j.book 209 ページ 2005年8月17日 水曜日 午後6時44分