User Manual

ツールボタンを使用する
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M7CL 取扱説明書
現在選択されているチャンネルのEQ/ダイナミクスの設定、
またはラックのGEQ/エフェクトの設定をバッファーメモ
リーにコピーし、別のチャンネルやラックにペーストします。
コピー /ペーストが行なえるのは、次の組み合わせに限られ
ます。
インプット系チャンネルのEQどうし
アウトプット系チャンネルのEQどうし
コピー元に選ばれているダイナミクスのタイプ(GATE、
DUCKING、COMPRESSOR、EXPANDER、
COMPANDER-H、COMPANDERS、DE-ESSER)
と同じタイプがペースト先にあるダイナミクスどうし
ラックにマウントされているエフェクトどうし
1
ツールボタンが用意されたポップアップウィンド
ウを呼び出します。
2
コピー元のチャンネル(EQ/ダイナミクス)または
ラック(GEQ/エフェクト)を選択します。
3
COPYボタンを押します。
現在の設定がバッファーメモリーに保管されます。
4
ペースト先のチャンネル、またはラックを選択し
ます。
5
PASTEボタンを押します。
手順2で選んだチャンネル(EQ/ダイナミクス)または
ラック(GEQ/エフェクト )の設定がペーストされます。
COMPARE ボタンを使えば、バッファーメモリーに保管され
ている設定内容と、現在選択されているチャンネル(EQ/ダイ
ナミクス)またはラック(GEQ/ エフェクト) の設定を入れ替え
ることができます。ある段階の設定内容を一時保管しておき、
あとからエディットした内容と聴き比べたいときに便利です。
1
ツールボタンが用意されたポップアップウィンド
ウを呼び出します。
2
チャンネル(EQ/ダイナミクス)またはラック
(GEQ/エフェクト)を選びます。
3
COPYボタンを押して、現在の設定をバッファー
メモリーに保管します。
これが1つ目の設定となります。
4
現在選ばれているチャンネル(EQ/ダイナミクス)
たはラック(GEQ/エフェクト)の設定を変更しま
す。
これが2つ目の設定となります。
設定をコピー /ペーストする
使用しているバンド数が 15 バンド以下の31 Band GEQのみ、
Flex15GEQ にコピーできます。
HINT
ペーストを行なう前に別の設定をコピーしてしまうと、バッ
ファーメモリーが上書きされますのでご注意ください。
コピー元として選択できるのは 1つのチャンネル /ラックに
限られます。8ch/ALL のポップアップウィンドウで複数の
チャンネルが選ばれている場合、COPY ボタンは押せなくな
ります。
NOTE
EQ/ダイナミクスの設定をペーストするときは、8ch/ALL
ポップアップウィンドウを使って複数のチャンネルをペース
ト先に指定できます。この場合、選択したすべてのチャンネ
ルに同じ内容がペーストされます。
HINT
ペーストを実行すると、ペースト先の設定に上書きされます
のでご注意ください。
バッファーメモリーに何も保管されていないとき、PASTE
ボタンは押せません。
GEQ 2つのタイプのうち、Flex15GEQを選んだラックで
ツールボタンを操作する場合、個別にコピー / ペーストされ
ます。
ラック 6、8 にエフェクトタイプHQ.PitchとFreezeを
含むエフェクトの設定をペーストすることはできません。
NOTE
2つの設定を比較する
比較を行なう前に、別の設定をコピーしてしまうと、バッ
ファーメモリーが上書きされますのでご注意ください。
NOTE
・1つ目の設定をバッファーメモリーに保管したあとは、チャ
ンネル/ラックを初期化してから、2つ目の設定を作成するこ
とも可能です。
HINT