User Manual

インプット系チャンネルからMIXバスに信号を送る
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M7CL 取扱説明書
D
TO MIX SEND ON/OFFボタン
インプット系チャンネルからMIXバスに送られる信号の
オン/オフを切り替えます。
なお、インプット系チャンネルから信号を送るときの送
出位置がPRE(プリフェーダー ) の場合のみ、これらのボ
タンの上部に白地に黒文字でPREと表示されます。
POST(ポストフェーダー ) の場合は表示されません。
(PRE POST を切り替える方法は→P.64)。
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画面内のTO MIX/TO MATRIX フィールドにある
TO MIXボタンがオンになっていることを確認しま
す。
TO MIXボタンがオンのとき、TO MIX/TO MATRIX
フィールドにはMIXバス1〜16 に対応するノブやボタン
が表示されます。オフになっている場合は、ボタンを押
してオンに切り替えてください。
MIXバスには、センドレベルが固定のFIXEDタイプと、
センドレベルが可変のVARIタイプとがあります。奇数/
偶数の順に並んだ2系統のMIX バス単位で、FIXEDタイ
プとVARIタイプを切り替えることができます( 切り替え
方法は→P.212)。
送り先のMIXバスがFIXEDタイプのときは、TO MIX
SEND LEVELノブの代わりに○印が表示されます。こ
の場合、センドレベルの調節はできません。
送り先のMIXバスがVARIタイプのときは、TO MIX
SEND LEVELノブがSELECTED CHANNELセクショ
ンの対応するエンコーダーと同じ色で表示されます。こ
の場合は、SELECTED CHANNELセクションの対応す
るエンコーダーを使ってセンドレベルを調節できます。
また、必要ならば、奇数/偶数の番号順に並んだ2系統の
MIXバスをステレオバスに設定し、主要なパラメーター
を連動させることができます(→P.212)。
送り先のMIXバスがステレオに設定されているときは、
2つ並んだTO MIX SEND LEVELノブのうち、左側のノ
ブがTO MIX PANノブ (ST INチャンネルではTO MIX
BALANCEノブ)として機能します。
INPUTチャンネルでは、右側のノブで2系統のMIX バス
に共通のセンドレベル、左側のノブで2系統のMIXバス
間の定位を設定します。左側のTO MIX SEND LEVEL
ノブを左に回すほど奇数番号のMIX バス、右に回すほど
偶数番号のMIX バスに送られる信号の量が増えます。
また、ST INチャンネルでは、右側のノブで 2 系統の
MIXバスに共通のセンドレベル、左側のノブで2系統の
MIXバスに送られる左右の信号の音量バランスを設定し
ます。左側のTO MIX SEND LEVELノブを左に回すほ
どLチャンネルから奇数番号のMIXバスに送られる信号
の量が増え、右に回すほどRチャンネルから偶数番号の
MIXバスに送られる信号の量が増えます。
5
送り先のMIXバスに対応する TO MIX SEND ON/
OFFボタンがオンになっていることを確認します。
オフになっている場合は、画面内のボタンを押してオン
に切り替えてください。
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SELECTED CHANNELセクションのMIX SEND
LEVELノブを使って、MIXバスへのセンドレベル
を調節します。
7
トップパネルの[SEL] キーを使ってインプット系
チャンネルを切り替え、同じ要領ですべてのMIX
バスへのセンドレベルを操作します。
MIX バスへの送出位置としてPRE が選ばれているときは、さ
らにMIXバスごとにPRE EQ(アッテネーターの直前 )または
PRE FADER(フェーダーの直前)が選択できます(→P.212)。
HINT
必要ならば、TO MIX PAN/TO MIX BALANCE ノブの設定を、
OVERVIEW画面のSTEREO/MONO フィールドなどに表示さ
れるTO STPAN/TO ST BALANCEノブと連動させることがで
きます(→P.212)。
HINT
特定の MIXバスに送られる信号をモニターするには、ナビ
ゲーションキーを使って対応するMIXチャンネルを呼び出
し、Centralogicセクションの対応する[CUE]キーを押します。
HINT
m7cl_j.book 62 ページ 2005年8月17日 水曜日 午後6時44分