User Manual

インプット系チャンネルからMATRIXバスに信号を送る
M7CL 取扱説明書
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左側のノブがTO MATRIX PANノブ(ST INチャンネル
ではTO MATRIX BALANCEノブ )として機能します。
INPUTチャンネルでは、右側のノブで2系統のMATRIX
バスに共通のセンドレベル、左側のノブで2系統の
MATRIXバス間の定位を設定します。左側のTO
MATRIX SEND LEVELノブを左に回すほど奇数番号の
MATRIXバス、右に回すほど偶数番号のMATRIXバスに
送られる信号の量が増えます。
また、ST INチャンネルでは、右側のノブで 2 系統の
MATRIXバスに共通のセンドレベル、左側のノブで2
統のMATRIXバスに送られる左右の信号の音量バランス
を設定します。左側のTO MATRIX SEND LEVELノブ
を左に回すほどLチャンネルから奇数番号のMATRIX
スに送られる信号の量が増え、右に回すほどRチャンネ
ルから偶数番号のMATRIXバスに送られる信号の量が増
えます。
5
送り先のMATRIXバスに対応する TO MATRIX
SEND ON/OFF ボタンがオンになっていることを
確認します。
オフになっている場合は、画面内のボタンを押してオン
に切り替えてください。
6
SELECTED CHANNEL セクションのMATRIX
SEND LEVELノブを使って、MATRIX バスへの
センドレベルを調節します。
7
トップパネルの[SEL] キーを使ってインプット系
チャンネルを切り替え、同じ要領でMATRIXバス
へのセンドレベルを操作します。
Centralogicセクションのマルチファンクションエンコー
ダーを使って、連続した8つのインプット系チャンネルから
特定のMATRIXバスに送られる信号のセンドレベルを調節し
ます。
1
信号を送るMATRIXバスに出力ポートが割り当て
られ、対応する出力ポートにモニターシステムや
外部エフェクトなどが接続されていることを確認
します。
MATRIXバスに出力ポートを割り当てる方法はP.95、
外部機器の接続方法はP.39をご参照ください。
2
ナビゲーションキーを使って、操作したいイン
プット系チャンネルを含むOVERVIEW画面を表示
させます。
OVERVIEW 画面では、MIX/MATRIXバスへのセンドレ
ベルの操作は、TO MIX/TO MATRIXフィールドで行な
います。
1
TO MIX/TO MATRIXフィールド
インプット系チャンネルからMIXバス/MATRIXバスに
送られる信号のセンドレベルを設定するフィールドです。
このフィールドに表示される送り先の種類は、
SELECTED CHANNEL VIEW 画面のTO MIX/TO
MATRIXボタンで切り替えます( →P.82)
B
TO MATRIX SEND LEVELノブ
インプット系チャンネルからMATRIXバスに送られる信
号のセンドレベルを表示します。
センドレベルを調節するには、該当するノブを押して選
択し、マルチファンクションエンコーダー 18を操作
します。なお、送り先のMATRIXバスがステレオに設定
されているときは、2つ並んだノブの左側が、TO
MATRIX PAN ノブとして動作します。
3
送り先のMATRIXバスに対応するTO MATRIX
SEND LEVELノブを押します。
そのMATRIXバスに対応するすべてのTO MATRIX
SEND LEVELノブに太枠が表示されます。
必要ならば、TO MATRIX PAN/TO MATRIX BALANCEノブ
の設定を、OVERVIEW画面のSTEREO/MONO フィールドな
どに表示されるTO ST PAN/TO ST BALANCEノブと連動させ
ることができます(P.212)。
HINT
特定のMATRIX バスに送られる信号をモニターするには、
ナビゲーションキーを使って対応するMATRIX チャンネル
を呼び出し、Centralogicセクションの対応する[CUE]キーを
押します。
HINT
m7cl_j.book 67 ページ 2005年8月17日 水曜日 午後6時44分