User Manual

Centralogicセクションの各種操作
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M7CL 取扱説明書
各チャンネルからすべてのMIXバス/MATRIXバスへの
センドレベルを調節する
OVERVIEW画面を使って、各チャンネルから MIXバス /
MATRIXバスに信号を送るときは、TO MIX/TO MATRIX
フィールドを使用します。このフィールドに含まれる項目は、
次のとおりです。
1
TO MIX/TO MATRIX SEND LEVELノブ
各チャンネルからすべてのMIXバス/MATRIXバスに送
られる信号のセンドレベルを表示します。値を調節する
には、そのバスに対応するノブを押して選択してから、
マルチファンクションエンコーダー 18を操作します。
送り元がインプット系チャンネルの場合は、最初に送り
先のバス(MIXバスまたはMATRIXバス) を選ぶ必要があ
ります。これを行なうには、SELECTED CHANNEL
VIEW画面のTO MIX/TO MATRIXボタンを使用します
(→P.82)。選択したバスに応じて、画面が次のように変
化します。
選択されたノブをもう1回押すと、その送り先のバスに
応じてMIX SEND/MATRIX SENDポップアップウィン
ドウ(8ch)が表示されます。このポップアップウィンド
ウでは、各チャンネルから対応するバスに送られる信号
のオン/オフ切り替え、および送出位置(PRE/POST)
選択が行なえます(ポップアップウィンドウの詳細は
P.212)。
送り先のMIXバス/MATRIXバスがステレオに設定され
ているときは、2つ並んだノブの左側がTO MIX PAN/
TO MATRIX PANノブ(送り元のチャンネルがステレオ
のときはBALANCEノブ) として動作します。
これらのノブは、ステレオに設定された2つのバスの間
の定位(ステレオのチャンネルでは2つのバスに送られる
左右チャンネルの音量バランス)を調節します。
B
TO MIX SEND ON/OFF ボタン
インプット系チャンネルからMIX バスに送られる信号の
オン/オフを切り替えるボタンです。このボタンは、送り
元=インプット系チャンネル、送り先=FIXEDタイプの
MIXバスのときに限り、表示されます。
なお、各チャンネルからVARIタイプの MIXバスやMATRIX
バスに送られる信号のオン/オフを切り替えたいときは、選
択されたノブをもう1回押して、MIX SEND/MATRIX
SEND ポップアップウィンドウ(8ch)を表示させま
す(または
SELECTED CHANNEL VIEW画面を使用します)。
すべてのMIXチャンネルからMATRIX バスへのセンド
レベルを調節する
OVERVIEW 画面では、MATRIXバスごとに、すべてのMIX
チャンネルから送られる信号のセンドレベルを同時に操作で
きます。
これを行なうには、NAVIGATION KEYS セクションの
[MATRIX]キーを使って、Centralogic セクションに
MATRIXチャンネル18を割り当てます。このとき、
OVERVIEW 画面には FROM MIX フィールドが表示されま
す。このフィールドに含まれる項目は、次のとおりです。
1
FROM MIX SEND LEVEL ノブ
MATRIXバスごとに、MIXチャンネル1〜16から送ら
れる信号のセンドレベルを表示します。値を調節するに
は、ノブを押して選択してから、マルチファンクション
エンコーダー 1〜8を操作します。
選択されたノブをもう1回押すと、MATRIX SENDポッ
プアップウィンドウ(8ch)が表示されます。このポップ
アップウィンドウでは、特定のMIX チャンネルから
MATRIXバス18に送られる信号のオン/ オフ切り替
え、および送出位置(PRE/POST) の選択が行なえます。
(MIXチャンネルの選択はウィンドウ内の←/→ボタ
ンを
使用します。ポップアップウィンドウの詳細は→P.64)。
1
送り先として MIXバス
が選ばれているとき
送り先としてMATRIX
バスが選ばれているとき
TO MIX PAN/TO
MATRIX PANノブ
2
1
m7cl_j.book 92 ページ 2005年8月17日 水曜日 午後6時44分