User Manual

MDP-30/30S 取扱説明書 13
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別売のフロッピーディスクドライブ(44ページ ) を接続してフロッピーディスクを使用すると、ディスク内のデー タを再
生したり、本体にコピーしたりできます。
フロッピーディスクをご使用いただく場合は、以下のことをお守りください。
使用できるフロッピーディスクの種類
3.5インチの 2DD、または、2HDフロッピーディスクが使用
できます。
フロッピーディスクのフォーマット
新しいディスクや他の機器で使っていたディスクは、そのまま
では使えない場合があります。フロッピーディスクドライブに
入れてもディスクが読めない場合は、フォーマット(初期化)
する必要があります。フォーマッ トの方法は 37ページをご覧
ください。なお、フォーマットを行なうとディスク内のすべて
のデータは消去されます。あらかじめ、データの有無をご確認
ください。
NOTE
この機器でフォーマットしたフロッピーディスクは、そのまま
では他の機器で使えない場合があります。
フロッピーディスクの挿入/ 取り出し
フロッピーディスクの挿入
フロッピーディスクのシャッターに文字が書かれている方 (
面) を上にして、ディス ク挿入口にカチッと音 がするまでてい
ねいに差し込みます。
フロッピーディスクの取り出し
あらかじめフロッピーディスクにアクセス中 * でないことを確
認した上で、ディスク挿入口の右上にあるイジェクトボタンを
しっかりと奥まで押します。フロッピーディスクが押し出され
るので、取り出して(引き抜いて)ください。フロッピーディス
クが途中で引っかかり取り出せなくなった場合は、無理に取り
出そうとせず、もう一度イジェクトボタンを押しなおすか、ま
たはフロ ッピーデ ィスクを ディスク挿入口に 完全に押 し込ん
でからやり直してください。
*アクセス中:生や デー タの コピ ーなどの作 業中 を指 しま
す。ま た、電源が入っている状 態でフロッピー
ディスクを挿入したときも、MDP本体がディス
の内容を確認するために 自動的にアクセス中
になります。
電源を切るときは、フロッピーディスクはあらかじめディスク
ドライブ ユニッ トから取 り出してくださ い。電源を切 ったあ
と、フロッピーディスクを入れたまま長時間放置すると、ディ
スクが汚れ、データの読み書きにエラーが生じる原因になりま
す。
磁気ヘッドの定期的なクリーニング
・ディ スクドラ イブユニ ットは高精度の磁 気ヘッド を使用し
います。ディスクドライブユニットを長時間使用していくうち
に、磁気 ヘッドは フロッピ ーディスクの磁 性粉で汚 れてき
す。磁気ヘッドが汚れると、録音や再生にエラーが生じること
があります。
・ディ スクドラ イブユニ ットを良好な状態 でご使用 いただく
めに、磁気ヘッドを定期 的に(1ヵ月に 1回程度 )クリーニ ング
していただくことをおすすめします。
NOTE
磁気ヘッドのクリーニングには、市販の「乾式ヘッドクリーニ
ングディスク」をご使用ください。なお、取扱説明書巻末のヤ
マハ修理ご相談センターで、弊社推奨の「乾式ヘッドクリーニ
ングディスク」をお求めいただくこともできます。
フロッピーディスクについてのご注意
フロッピーディスクの取り扱いと保管
・(持ち運ぶ場合も含めて )必ず市販のケースに入れて保管し、落
としたり、物をのせたり、折り曲げたりしないでください。ま
た、ディスク内部に水やほこりなどが入らないようにしてくだ
さい。
・直射日光のあたる場所(日中の車内など )やストーブの近くなど
極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いところに
置かないでください。
ディスクのシャッターを開けて、内部の磁性体に触れないでくだ
さい。
・磁気を帯びたもの(テレビやスピーカーなど )には近づけないで
ください。
・シャッター やディスク自体が 変形しているよう なディスクは、
使用しないでください。
・フロッピーディスクにはラベル以外のもの(メモなど )を貼らな
いでください。ラベルは所定の位置にはがれないようにしっか
りと貼ってください。
誤消去防止
・フロッピーディスクには、誤ってデータを消してしまわないよ
うにラ イトプロ テクトタブ ( 書き込み禁止タブ ) 付いてい
す。大切なデータが入っているディスクは、ライトプロテクト
タブをオン(タブの窓が開いた状態 )にして、書き込みができな
いようにしてください。
逆に、データを保存する場合などは、ご使用の前にディスクの
ライ トプロテ クトタブ がオフになってい ることを ご確認く
さい。
NOTE
市販フロッピーディスクの中には粗悪品もございます。メー
カー名をご確認の上、お求めください。
アクセス中にフロッピーディスクを取り出したり、MDP
体の電源を切ったりしないでください。ディスク内容がこわ
れるだけでなく、フロッピーディスクドライブの故障の原因
になります。
フロッピーディス
クの裏側
書き込み不可
書き込み可