User Manual

MG10XUF取扱説明書
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エフェクトをかける
MG10XUFは、ヤマハマルチエフェクター SPXシリーズと同クラスのエフェクトを内蔵しています。下記の手順
でエフェクトをかけることによって、バリエーション豊かな音作りができます。
1. [PROGRAM]つまみを回して、エフェクトプログラ
ムリストから目的のエフェクトプログラム番号を選び
ます。
選択中のエフェクトプログラム番号がディスプレイに
点滅表示されます。
NOTE
エフェクトプログラムの詳細は、右の「エフェクトプログラ
ム一覧」をご覧ください。
2. [PROGRAM]つまみを押して決定します。
目的のエフェクトプログラムが選択されます。
3. [ON]スイッチをオン( )にします。
4. [FXRTN]フェーダーを「0」の位置に合わせます。
5. エフェクトをかけたいチャンネルの[FX]つまみを回
して、エフェクトのかかり具合を調節します。
エフェクトプログラム一覧
* LFO:LowFrequencyOscillator(低周波発振器)の略です。別の
信号を周期的に変化(調)させる場合に使います
1
1, 2
5
3
4
エフェクト
プログラム
リスト
番号
プログラム パラメーター エフェクトの内容
1 REVHALL1 ReverbTime
コンサートホールなどの広
い空間の響きをシミュレー
トしたリバーブ(残響音)
2 REVHALL2 ReverbTime
3
REVROOM1
ReverbTime
小さな空間(部屋)での響きを
シミュレートしたリバー
4
REVROOM2
ReverbTime
5
REVSTAGE1
ReverbTime
広いステージをシミュレー
トしたリバーブ
6
REVSTAGE2
ReverbTime
7 REVPLATE ReverbTime
鉄板の響きをシミュレートし
たリバーブ、硬めの残響
8 DRUMAMB ReverbTime
ドラムセットに適した短め
のリバーブ
9 EARLYREF RoomSize
残響の初期反射音のみを取
り出したエフェクト、リ
バーブよりも派手な効果
10 GATEREV DelayTime
残響音を途中で遮断して得
られるエフェクト
11 SINGLEDLY DelayTime
同じ音が1度だけ繰り返
れるエフェクト、ディレイ
タイムを短くするとダブリ
ングの効果
12 DELAY DelayTime
遅延させた信号を複数付加、
いわゆるフィードバック
ディレイ
13
VOCALECHO
DelayTime
ボーカル用途に最適なエコー
14 KARAOKE DelayTime
カラオケに使用するのを意
識したエコー
15 PHASER LFO(*)周波数
位相を変化させて音にうね
りを付加
16 FLANGER LFO(*)周波数
ジェット機の上昇下降音の
ようなうねりの効果を付加
17 CHORUS1 LFO(*)周波数
異なる遅延時間の音を複数
加えて、音に厚みを付加
18 CHORUS2 LFO(*)周波数
19 SYMPHONIC LFO(*)Depth
音を多重化することで厚み
のある響きを付加
20 TREMOLO LFO(*)周波数
音にゆれるような効果を付加
21 AUTOWAH LFO(*)周波数
周期的に変化するワウ効果を
付加、[PARAMETER]つまみ
で、ワウフィルターを制御す
LFO(*)の周波数を調整
22
RADIOVOICE
CutoffOffset
信号をAMラジオ風のロー
ファイな感じに加工、
[PARAMETER]つまみで強調
する周波数帯域を変更可
23
DISTORTION
Drive
音を歪ませる、いわゆる
ディストーション
24
PITCH
CHANGE
Pitch
信号のピッチ(音程)変化
させる