User Manual
25
5章 その他の情報
故障かな?と思ったら
本機が正常に動作しない場合は、以下の項目をご確認ください。下記を試しても改善されなかった
り、下記以外の異常がある場合は、お買い上げ店または最寄のヤマハ特約楽器店までご連絡くださ
い。ご自分で本機およびAC アダプターの内部を開けたり、分解、改造したりしないでください。
☞ 電源を入れても音がしない。
− AC アダプターが抜けているかもしれません。確実に差し込んでください。
− 音量ツマミが左一杯の位置になっているかもしれません。適正位置に調整してください。標準音量は、音
量ツマミが時計の 3 時の位置になるように設定されています。
☞ 電源ランプはつくが音が出ない、ペダルがきかない。
− スイッチボックス背面にあるキーセンサーとペダルセンサー端子の接続が抜けているかもしれません。ス
イッチボックス下側の印字 (KEY、PDL) にそれぞれ対応する端子 (KEY、PDL) を確実に差し込んでくだ
さい(7 ページ)。
☞ 消音演奏時にもアコースティックピアノの音が出る。
− 極度に強く打鍵するとアコースティックピアノの音が出ることがあります。打鍵の強さを加減してくださ
い。
☞ 市販のヘッドフォンで聴くと音のバランスが異なる。
− ヘッドフォンの種類によってそれぞれ特性が異なるため、ヘッドフォンによってはバランスが異なること
があります。
☞ 市販のヘッドフォンで聴くと音量が異なる。
− ヘッドフォンの種類によってそれぞれ特性が異なるため、ヘッドフォンによっては音量が異なることがあ
ります。
☞ 消音演奏時にピアノの本体からカタカタという音がする。
− 故障ではありません。アコースティックピアノ本来の打鍵音です。
☞ 消音演奏の連打時に演奏と異なる強音が発音する。
− サイレントピアノの構造上発生する場合があり、故障ではありません。
☞ リバーブがかからない。
− リバーブ深さツマミが、左一杯の位置になっているかもしれません。適度な深さに設定してください(12
ページ)。
☞ 音が残りすぎる。(残響がかかりすぎる。)
− リバーブ設定、DDE 設定が深すぎるかもしれません。適度な深さに設定してください (12、13 ページ)。
☞ 他の楽器とピッチが合わない。
− 本機はピッチを調整して他の楽器に合わせることができます (12 ページ)。
☞ 再生も録音もしていないのにパネルのボタンが点灯している。
− USB メモリーが接続されているとき、ボタンが暗く点灯します (16、18 ページ)。
☞ USB メモリーが反応しない。
− 一度本機から外し、再び接続してください。
− USB メモリーを端子に接続したときに PLAY/STOP ランプが橙色に点滅するか確認します。ランプが点
滅しなければ、そのメモリーは壊れている可能性があります (16 ページ )。
− お使いの USB メモリーが動作確認済みの機種かどうかを確認してください (16 ページ )。
☞ 試聴モードで電源を入れたとき、USB メモリーを接続しているのに内蔵試聴曲が少し再生され、そ
の後 USB メモリーの曲が再生される。
− ご利用の USB メモリーによっては認識に時間がかかり、認識中に内蔵試聴曲が再生されることがあります
が、故障ではありません。
☞ USB メモリーに保存した曲を再生できない。
− 曲のデータ容量が大きすぎるとロードできず、再生するとエラーとなる場合がありますが、故障ではあり
ません。