User Manual

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TOOLS for i88X/mLAN16E, TOOLS for MY16-mLAN, Plug-in Effect インストールガイド
インストール後の設定変更
インストール後のmLANに関する設定変更は、コントロールパネルのmLAN Driver Setupを起動して
行ないます。
mLAN Driver Setup
mLAN通信の設定や送受信の確認をするための画面です。設定を変更する場合は、mLANを使用してい
るアプリケーション(DAWなど)を終了してください。
ワードクロック(サンプルレート)、使用するチャンネル数を変更するには、mLAN ToolsフォルダーにあるmLAN
Auto Connectorを起動します。
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FireWire Card ID
設定できる内容はWindowsの「1394 Adapter Card ID」と同じです(15ページ)。
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Latency
基本となるレイテンシー (命令を実行してから、実際に処理されるまでの遅延時間)を設定します。使用
する環境によって選択してください。
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mLAN使用時のレイテンシーについて
お使いのパソコンの性能(CPUの速度やシステムメモリーのサイズ)により、オーディオシーケ
ンサーなどのアプリケーションを使用する際に、ノイズが発生するなど、オーディオデータを正
しく録音/再生できない場合があります。このような場合、レイテンシー (遅延時間)を調節するこ
とで、問題を解決できます。
・レイテンシーの値が小さい......遅延時間が短く、リアルタイムプレイに適しています
・レイテンシーの値が大きい......遅延時間が長くなる分、プラグインエフェクトや扱うオーディ
オチャンネル数を多くできます
●mLANのレイテンシー
オーディオのレイテンシー
オーディオのレイテンシーは、mLAN Driver Setupで選択する基本となるレイテンシーと、
ASIO mLAN Control Panelで選択するPreferred Buffer Sizeの2つから決定されます。オー
ディオのレイテンシーの値は、ASIO mLAN Control Panelに表示されます(37ページ)。
MIDIのレイテンシー
mLANドライバーのバージョンによっては、MIDIのレイテンシーが変わることがあります。