User Manual
Table Of Contents
MODX+ リファレンスマニュアル
15
MODX+
のしくみ
本体の構成
音源部
A/Dインプット部
シーケンサー部
アルペジオ部
モーションシーケンサー部
エフェクト部
エンベロープフォロワー部
コントローラー部
内部メモリー
リファレンス
画面(タッチパネル)の見かた
パフォーマンスプレイ(ホーム)
モーションコントロール
ミキシング
シーン
再生/録音
SmartMorph(スマートモーフ)
DAWリモート機能
ノーマルパート(AWM)エディット
ドラムパートエディット
ノーマルパート(FM-X)エディット
コモン/オーディオエディット
カテゴリーサーチ
ユーティリティー
ライブセット
iPhone/iPadと接続する
外部MIDI機器と接続して使う
アルペジオタイプの中には、ドラムパートで鳴らすことを想定して作られたものがあります。この場合のアルペジオ機
能は、リズムパターンの自動演奏として機能します。これらのアルペジオタイプ(Drum/Percのカテゴリーが該当)で
は、リズムパターンの鳴りかたに、下記3種類が用意されています。
1つのドラムパターンだけが鳴るタイプ
押鍵音に関係なく(同時に押した鍵盤の数や種類に関係なく)、常に同じドラムパターンが鳴ります。
1つのドラムパターンをベースに打楽器を追加していくタイプ
1つの鍵盤を押した場合は、どの鍵盤を押しても同じドラムパターンが鳴ります。さらに他の鍵盤を追加で押していく
と、各鍵盤に割り当てられた打楽器を使ったリズムパターンが、最初に鳴っていたドラムパターンに追加されていきま
す。
押鍵音に割り当てられた打楽器だけを使うタイプ
1つの鍵盤を押した場合は、その鍵盤に割り当てられた打楽器を使ったリズムパターンが鳴ります。さらに他の鍵盤を
追加で押していくと、各鍵盤に割り当てられた打楽器を使ったリズムパターンが、追加されていきます。したがって、
複数の鍵盤を押すことで、押した鍵盤に割り当てられた打楽器音を使ったドラムパターンを作り上げることになりま
す。ただし、「KeyMode(キーモード)」を「Thru」または「Thru+Drct」に設定している場合、同じ鍵盤でも、押
す順番によってドラムパターンが変わってきますので、同じ打楽器を使っていろいろな種類のリズムパターンを作りだ
せます。
NOTE
上記3種類のタイプは、特にカテゴリー名やタイプ名で区別されているわけではありません。アルペジオタイプを選んで実際
に鳴らしてみることで確認できます。
NOTE これらのアルペジオタイプはドラムパートを想定して作られているため、ノーマルパートを使って鳴らしても、音楽的な演奏
にはならない可能性が高いです。
これらのアルペジオタイプ(Control/HybridSeqのカテゴリーでFilter、Expression、Pan、Modulation、Pitch
Bend、Assign1/2のサブカテゴリーが該当)では、コントロールチェンジやピッチベンドデータ中心のシーケンスが
組まれており、それを再生することによって押鍵中の音が変化していきます。
ノートオン/オフ(音符)データを含まないアルペジオもあり、これらを選択した場合は、「KeyMode(キーモード)」を
「Direct」、「Sort+Drct」、「Thru+Drct」のいずれかに設定する必要があります。
NOTE
「KeyMode(キーモード)」の設定は下記で設定できます。
[EDIT]→パート選択→エレメント/オペレーターの[Common]→[Arpeggio]→[Common](120ページ)
ドラムパート用のアルペジオタイプ
ノート以外のイベントを中心に作られたアルペジオタイプ
アルペジオの活用のヒント
アルペジオは、ライブパフォーマンスなどで演奏を補助するためのツールとしてだけではなく、楽曲制作などで
もクオリティーの高いMIDIデータを手軽に入力したり、目的の楽器や音楽ジャンルにぴったりあったバッキング
フレーズを作成したりするツールとして活用できます。
活用方法については、取扱説明書をご参照ください。










