User Manual
Table Of Contents
MODX+ リファレンスマニュアル
6
MODX+
のしくみ
本体の構成
音源部
A/Dインプット部
シーケンサー部
アルペジオ部
モーションシーケンサー部
エフェクト部
エンベロープフォロワー部
コントローラー部
内部メモリー
リファレンス
画面(タッチパネル)の見かた
パフォーマンスプレイ(ホーム)
モーションコントロール
ミキシング
シーン
再生/録音
SmartMorph(スマートモーフ)
DAWリモート機能
ノーマルパート(AWM)エディット
ドラムパートエディット
ノーマルパート(FM-X)エディット
コモン/オーディオエディット
カテゴリーサーチ
ユーティリティー
ライブセット
iPhone/iPadと接続する
外部MIDI機器と接続して使う
XA機能(エクスパンデッドアーティキュレーション機能)は、生楽器に近い自然な音を出すことや、シンセ系の音色で
の新たな演奏表現を創り出す機能です。
自然なレガートを再現する
アタックのある音を発音するエレメント(XAコントロール=Normal)とレガート時に発音するエレメント(XAコント
ロール=Legato)を、XAモードで自動的に切り替えることで、より自然なレガート演奏を再現します。
鍵盤を離したときに発音する音を再現する
MODX+では、XAコントロール=KeyOffのエレメントを設定することにより、鍵盤を離したときに鳴る音を簡単に
再現できます。
同じ音を演奏しても発音が異なるといったばらつきを表現する
MODX+では、同じ音を演奏したときに順番に切り替えて発音するエレメント(XAコントロール=Cycle)と、その中で
ランダムに発音するエレメント(XAコントロール=Random)という2種類のエレメントをXAコントロールで設定する
ことで発音のばらつきを表現できます。
楽器特有の奏法を再現する
生楽器によっては、その楽器にしかできない特殊な奏法があります。たとえばギターのハーモニクスやミュート、フ
ルートのフラッタータンギング、サックスのグロートーンなどがそうです。MODX+では、パネルの[ASSIGN1]、
[ASSIGN2]ボタンをオンにして演奏したときに発音するエレメント(XAコントロール=A.SW1On、A.SW2On)や、
両ボタンをオフにして演奏したときに発音するエレメント(XAコントロール=A.SWOff)をXAコントロールで設定す
ることで、この特殊な演奏を再現できます。
NOTE
[ASSIGN1]、[ASSIGN2]ボタンのオン/オフは、コモン/オーディオエディット画面で[Control]→[ControlNumber]
(206ページ)で設定されているコントロールチェンジナンバーを外部から送信することでも行なえます。
新たな演奏表現を創る
上記で述べてきた機能は、生楽器の音色だけでなく、シンセ系の音色にも有効です。演奏中にまったく異なった音を鳴
らすなど、新たな演奏表現が可能になります。
モーションコントロールは、モーション(リズミカルな音変化と多次元音変化)を生み、その変化をリアルタイムにコン
トロールする、まったく新しい音表現を実現した機能です。演奏者のパッションに呼応するようにサウンドをドラス
ティックに変化させ、ビートに合わせて表情豊かに演出します。モーションコントロール機能として、以下の3つを用
意しています。
多次元音変化を生むスーパーノブ
MODX+で新たに搭載されたスーパーノブは、1つのノブで音楽的な多次元変化を作り出すまったく新しいインター
フェースです。複数のパラメーターを同時にコントロールし、音やビートの変化を光の変化と動きで表現します。
連続的な音変化を与えるモーションシーケンサー
モーションシーケンサーは、あらかじめ作成したシーケンスによってパラメーターを操作し、音色を変化させる機能で
す。パフォーマンスのテンポやアルペジオ、接続した機器のリズムに同期させるなど曲の展開に応じたリズミカルな音
の変化をインタラクティブかつリアルタイムに作り出すことができます。
オーディオ入力によるモーションの制御を可能にするエンベロープフォロワー
エンベロープフォロワーとは、入力信号の波形のエンベロープ(振幅包絡)を抽出する機能のことです。MODX+では、
オーディオ信号から抽出されたエンベロープ(振幅包絡)をモーションとして利用することができます。
NOTE
エンベロープフォロワーは、外部機器からのオーディオ信号だけでなく、各パートの出力も入力信号として扱うことができま
す。
XA機能について
モーションコントロール機能について










