User Manual

パートパラメーター
10
PitchFineKeyFollow
Sensitivity
(ピッチファインキーフォロー
センシティビティー )
ファインチューニングによるピッチの変化について、鍵盤の高低によって増
減する度合いを設定します。
プラスの値:低音部の鍵盤を弾いたときはピッチが下がり、高音部の鍵盤
を弾いたときはピッチが上がります。
マイナスの値:低音部の鍵盤を弾いたときはピッチが上がり、高音部の鍵
盤を弾いたときはピッチが下がります。
RandomPitchDepth
(ランダムピッチデプス)
鍵盤を弾くたびにエレメント/オペレーターのピッチをランダムに変化させ
ます。
値を大きくするほどピッチ変化が大きくなります。
0に設定すると、元のピッチのまま変化しません。
PitchKeyFollow
Sensitivity
(ピッチキーフォロー
センシティビティー )
センターキーで設定した鍵盤のピッチを基準として、となりの鍵盤との音程
を設定します。
+100%(通常の設定):となりの鍵盤との音程差が半音になります
0%:となりの鍵盤との音程がなくなり、すべての鍵盤でセンターキーで
指定したピッチが鳴ります。
マイナスの値:ノートの高低と実際に鳴る音の高低が入れ替わります。
このパラメーターは、音階演奏を必要としない効果音や、ノーマルパートと
して打楽器を使う場合など、となりの鍵盤との音程が必ずしも半音である必
要がない場合などで有効です。
ノーマルパート(FM-X)の場合、設定値は0〜99です。0でとなりの鍵盤と
の音程差がなくなり、99で+100%(通常の設定)を意味します。
このパラメーターは、OscillatorFreqModeがFixedのときのみ有効にな
ります。
PitchKeyFollow
SensitivityCenterKey
(ピッチキーフォロー
センシティビティー
センターキー )
ピッチキーフォローセンシティビティーで基準となる鍵盤を設定します。
ここで設定したノートナンバーの鍵盤では、キーフォローセンシティビ
ティーの設定に関係なく、通常の音が鳴ります。
図3:ピッチキーフォローセンシティビティーとセンターキー
A: 低音側
B: センターキー
C: 高音側
D: 音程変化の量
E: ピッチキーフォローセンシティビティー =+100%の場合
F: 大きい
G: 小さい
ノーマルパート(FM-X)の場合は、C3が固定値で変更できません。このパラ
メーターは、OscillatorFreqModeがFixedのときのみ有効になります。
+
D
E
F
G
B
C
A