User Manual
パートパラメーター
47
ArpeggioVelocityLimit
(アルペジオベロシティー
リミット)
アルペジオが鳴る音程の範囲(最低音と最高音)を設定します。
ここで設定した範囲内のベロシティーで、アルペジオが鳴ります。また、最
高値を先に指定して最低値と最高値が逆になるような設定を行なった場合、
アルペジオが鳴るベロシティーの範囲を上下2つの範囲に分け、その間の範
囲ではアルペジオが鳴らないようにすることもできます。
たとえば、93〜34のように最低値と最高値が逆になるような設定を行なっ
た場合、1〜34と93〜127の範囲でアルペジオが鳴ります。その間の範囲
のベロシティー (35〜92)ではアルペジオは鳴りません。
VelocityRate
(ベロシティーレート)
アルペジオ再生のベロシティーを増減する割合を設定します。
100%:元のままです。
100%より小さい値:鍵盤を弾いたときのアルペジオ再生のベロシ
ティーを下げます。
100%より大きい値:ベロシティーを上げます。
この設定によってベロシティーが0になる場合は1に置き換えられます。
この設定によってベロシティーが128以上になる場合は127に設定されま
す。
VelocityRateOffset
(ベロシティーレートオフセット)
アルペジオ再生のベロシティーレートのオフセット値を設定します。
この設定によってベロシティーが0になる場合は1に、128以上になる場合
は127に置き換えられます。
GateTimeRate
(ゲートタイムレート)
アルペジオ再生のゲートタイムを増減する割合を設定します。
100%:元のままです。
100%より小さい値:アルペジオ再生のゲートタイムを減らします。
100%より大きい値:アルペジオ再生のゲートタイムを増やします。
この設定によってゲートタイムが0になる場合は、1に置き換えられます。
GateTimeRateOffset
(ゲートタイムレートオフセット)
アルペジオ再生のゲートタイムレートのオフセット値を設定します。
この設定によってゲートタイムが0になる場合は、1に置き換えられます。
Arp/MotionSeqGrid
(アルペジオ/モーションシーケン
サーグリッド)
クオンタイズやスイングをかける際の、基準の音符を設定します。
モーションシーケンサーの場合は、この値を1ステップ長とします。
QuantizeStrength
(クオンタイズストレングス)
クオンタイズ機能によって、元の位置からジャストの位置に移動する比率を
設定します。
0%:クオンタイズ機能はかかりません。
50%:元の位置とジャストの位置のちょうど真ん中の位置まで移動します。
100%:クオンタイズバリューで設定した音符のジャストの位置に移動
します。
UnitMultiply
(ユニットマルチプライ)
アルペジオの再生時間を伸縮する度合いを変更します。
再生時間を伸縮することでアルペジオの譜割やテンポが変化し、元のアルペ
ジオとは異なったタイプのアルペジオとなります。
200%:元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンし
ます。
100%:元の再生時間のまま変更しません。
50%:元の再生時間の半分になり、テンポが倍になります。