User Manual
パートパラメーター
48
Swing
(スイング)
アルペジオ/モーションシーケンサーグリッドで指定した音符で数えて偶数
拍(裏拍)にあたるノートイベントのタイミングを前後に移動して、アルペジ
オ/モーションシーケンサー再生のリズムが跳ねた感じ(スイング感)を出しま
す。
+1以上:ジャストのタイミングより後ろに移動します。
-1以下:ジャストのタイミングより前に移動します。
0:アルペジオ/モーションシーケンサーグリッドで設定した音符の発音
タイミングを移動せず、スイング感を出しません。
スイングやシャッフル、バウンスなど、跳ねたリズムを作成する場合に便利
です。
OutputOctaveShift
(アウトプットオクターブシフト)
アルペジオの音程をオクターブ単位で上下に移動します。
OctaveRange
(オクターブレンジ)
アルペジオ演奏の音域を、1オクターブ単位で変更します。
プラスの値:アルペジオ演奏のオクターブ幅が上方向に広がります。
マイナスの値:アルペジオ演奏のオクターブ幅が下方向に広がります。
VelocityMode
(ベロシティーモード)
鍵盤を弾いたときのアルペジオ再生のベロシティーについて設定します。
Original(オリジナル):アルペジオタイプに設定されているベロシティー
で再生されます。
Thru(スルー ):実際に鍵盤を弾いたときのベロシティーで再生されます。
たとえば、強く鍵盤を弾くとアルペジオの再生音量が大きくなります。
TriggerMode
(トリガーモード)
アルペジオ再生のスタートとストップの方法を切り替えます。
Gate(ゲート):鍵盤を押さえるとアルペジオの再生がスタートし、離す
とストップします。
Toggle(トグル):鍵盤を押さえるたびにアルペジオ再生のスタートとス
トップが交互に切り替わります。鍵盤を離してもアルペジオ再生がス
トップせず、ストップしたいタイミングで鍵盤を押さえると、いつでも
アルペジオ再生をストップできるので便利です。このモードに設定され
ていると、アルペジオホールドがオンに設定されていても、鍵盤を弾く
たびにアルペジオ再生のスタートとストップが交互に切り替わります。
通常はGateに設定されています。
RandomSFX
(ランダムSFX)
ランダムSFXを使うかどうかを設定します。
一部のアルペジオタイプには、たとえば鍵盤を離したときにギターのフレッ
トノイズを再生するなど、効果音を再生する機能(ランダムSFX機能)が準備
されています。
RandomSFXVelocity
Offset
(ランダムSFX
ベロシティーオフセット)
ランダムSFX機能で再生される効果音のベロシティーを増減する値を設定し
ます。
この設定によってベロシティーが0になる場合は1に置き換えられます。
この設定によってベロシティーが128以上になる場合は127に設定されま
す。
RandomSFXKeyOn
Control
(ランダムSFX
キーオンコントロール)
ランダムSFX機能で再生される効果音を再生する際のベロシティーを決定す
る方法を設定します。
On(オン):ランダムSFX機能で再生される効果音を、鍵盤を押さえたと
きのベロシティーで再生します。
Off(オフ):自動的に決められるベロシティーで再生します。
AccentVelocity
Threshold
(アクセントベロシティー
スレッショルド)
アクセントフレーズを再生するベロシティーの強さを設定します。
プリセットされている一部のアルペジオパターンには、アクセントフレーズ
と呼ばれる通常は再生されない演奏が記憶されていて、ここで設定された値
よりも強いベロシティーで鍵盤が演奏されたときにだけ再生できます。