User Manual
パートパラメーター
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アルゴリズム 複数のオペレーターの並べ方のことです。
オペレーターから出力される波形が正弦波の場合、基音以外の倍音は一切含
みませんがオペレーター間で変調をかけることで倍音が得られます。変調に
よって得られる倍音構成は、キャリアとモジュレーターの周波数比とモジュ
レーターの出力レベル(変調レベル)で決まります。逆に基本音程は一般には
キャリアの周波数で決まり、キャリアの出力レベルは音量レベルを決めま
す。こうしたFM方式による基本的な音色作りをアナログシンセサイザーに
例えると、下図のようになります。
図2:2つのオペレーターによるFM方式の基本的な音色作り
A: モジュレーター OP:モジュレーターのキャリアに対する周波数比が、
オシレーターで特定の倍音を含む基本波形を選ぶことに相当する
B:
モジュレーターの出力レベル:フィルターの開き具合(カットオフ周波数)
を決める
C: モジュレーターのエンベロープ:フィルターのエンベロープを設定する
D: モジュレーション(変調)
E: キャリアOP:キャリアの周波数:オシレーターの基本音程を決める
F: キャリアの出力レベル:アンプリファイアーで音量を決める
G:
キャリアのエンベロープ:アンプリファイアーのエンベロープを設定する
フィードバック モジュレーターで変調したキャリアの出力波形を使ってモジュレーター自身
を変調させることです。
ドラムキー
ドラムパートを構成する要素のことで、音作りの最小単位です。
ドラムキーは各鍵盤に固定されていて、移動したり範囲を広げたりすること
ができません。ドラムやパーカッションの楽器音が割り当てられています。
A
B
E
G
F
C
D