はじめに INTEGRATED SAMPLING(インテグレーテッド・サンプリング) このたびは、ヤマハ・ミュージックプロダクションシンセサイザーMOTIF ESをお買い上げいただき誠にありが 外部からの音声を本体に録音(サンプリング) し演奏するモード。 とうございます。 MIXING(ミキシング) このファーストステップガイドは、MOTIF ESをすぐ使えるように操作の基本をまとめたものです。MOTIF ES ソングやパターンモードで、 トラックごとの音色・音量・パン(定位) ・エフェクトなどの調整を行うモード。 には音楽制作のための機能が多数あります。すべての機能は、製品付属の取扱説明書をご覧いただくとして、 UTILITY(ユーティリティー) 本書では音を出す、音色を切り替える、曲を作成するなど基本的な操作をマスターしましょう。 本体の設定、たとえばチューニングやMIDIに関する設定を行うモード。 EDIT(エディット) 音色を自分の好みに変更したり、 ソングやパターンの修正を行うモード。 ■MODEについて MOTIF ESは、多彩な機能を効率よく使い分けることができるよう
Chapter 1 音を鳴らす準備 Chapter 1 音を鳴らす準備 ■スピーカーやヘッドホンをつなぐ ■ 保存の際に必要なもの まずは音を鳴らすための準備をしましょう。以下のような接続を行ってください。接続する際には、接続する機器の端子を MOTIF ESで作成したソングやパターン、 サンプリング機能で取り込んだ音声データなどは、MOTIF ESの電源を切ると よく確認して別途ケーブルをご用意ください。 消えてしまいます。大切なデータは作業が終わったら外部メディアに保存しましょう。保存できるメディアは以下のものが あります。 セッティング図 Chapter 1 キーボードアンプ (左側) キーボードアンプ (右側) ヘッドフォン Chapter 2 OUTPUT L/MONO端子 OUTPUT R端子 PHONES端子 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER ■デモソングを聴いてみよう! Chapter 3 MOTIF ESにはデモソングが4曲収録されています。 まずはMOTIF ESの素晴らしい音色をお聴きください。 MOTIF ES ・デモ
Chapter 1 02 LCD画面上のLoadTypeが All になっているのを確認して[ENTER]ボタンを押します。 DEC/NO INC / YES 05 曲を変更するには、 カーソルをデモソングのソングナンバー/ソングネームの位置に合わせ、[INC/YES]、 [DEC/NO]ボタンを押すか、 データダイアルを回します。 DEC/NO EXIT 音を鳴らす準備 INC / YES or ENTER EXECUTE EXIT ENTER Chapter 1 EXECUTE LoadTypeが All 以外になっている場合は、[INC/YES]、[DEC/NO]ボタンを押すか、 あるいはデータダイアルを回して All にしてください。 Chapter 2 03 デモソング、そしてデモパターン(数小節から なる演奏パターン)が読み込まれます。読み込 みが終わると図のようにソングナンバーとソン <収録されているデモソング> グネームが表示されます。 Chapter 3 Chapter 4 04 SEQ TRANSPORTの[ ( ] プレイ)ボタンを
Chapter 2 ボイスを選んで演奏しよう Chapter 2 それでは、実際にMOTIF ESの鍵盤を弾いて音を鳴らしてみましょう。単一の音色を鳴らすのはVOICE(ボイス)モ ードで行います。MOTIF ESでは、音色のことをボイスと呼んでいます。MODEの[VOICE]ボタンを押してボイス モードに入ります。 ボイスを選んで演奏しよう ・表示画面について MOTIF ESの膨大な音色数を理解しやすいように、画面には様々な情報が表示されています。その意味を理解しましょう。 先ほど選んだグランドピアノでは、上段にバンクとボイスプログラムナンバー、そして下段にはカテゴリー(楽器の種類)と ボイスネーム(音色名)が表示されます。 ・ ボイスバンクについて MOTIF ESには、あらかじめ内蔵されている音色が入っているプリセットバンク、 自分の好みに変更(エディット) した音色を バンク 保存しておくユーザーバンク、 ドラムバンクなどいくつかのバンクがあります。ここでは、音階をつけることができるノーマ ルボイスが内蔵されているプリセットバンクの中から音色を選んで演奏してみましょう。 ボイスプログ
Chapter 2 ボイスを選んで演奏しよう ■カテゴリーサーチを活用しよう <お勧めの音色> ○アコースティック・ピアノ ○エレクトリック・ピアノ PRE1 A01 Full Grand タッチによって、表現力豊かに演奏できる最高峰のグ ランドピアノ PRE1 C07 Max Tine バラードから軽いバッキングまで幅広く使えるエレピ ひとつずつ音色を聞きながら、好みの音色を探すのも楽しいですが、MOTIF ESに内蔵された膨大な音色数から目的の音 色を選ぶのは大変なことです。そこでMOTIF ESには「カテゴリーサーチ」という機能があり、音色をカテゴリー(楽器の 種類)別に選ぶことができます。ここでは例としてギターの音色を選んでみましょう。 ボイスモードの状態で[CATEGORY SEARCH]ボタンを押します。音色カテゴリーの名前はPRE5〜PLG3、A〜Hボ タンの下に書かれているので、探したいカテゴリーを選びます。ここでは[USER2]ボタンで[GUITAR/PLUCKED]を 押します。 Chapter 1 ○エレキ・ギター ○オルガン PRE2 E15 Over The T
Chapter 2 ボイスを選んで演奏しよう <アルペジオを堪能できるお勧めの音色> さらに画面の下にはサブカテゴリーと呼ばれるリストが表示 されます。ギターの場合なら、A.GTR(アコースティックギ ピアノ ター)、E.GTR(エレクトリックギター)、そしてPluck(プラ <USER1 B14 Salsalicio> ック、その他の弦楽器)の3種類表示されます。 サルサ特有のキレのあるバッキング。 C3(中央のド)から下ではベース音も鳴ります。 サブカテゴリー ここでファンクションボタン[F2]<E.
Chapter 2 ■コントローラーによる音色の変化 ・ピッチベンドホイールで 音程を変化させよう MOTIF ESは、右手で演奏しながら左手でコントローラーを操作することで、音色を変化させることができます。 ボイスを選んで演奏しよう ピッチベンドホイールは、音程をなめらかに変化させるコントローラーです。ギタ ーのチョーキング奏法をシミュレートしたり、管楽器のニュアンスを出すのに効果 的です。<PRE3 H02 TenorSax1>を選択し、鍵盤を演奏してみましょう。あ らかじめ、 ピッチベンドホイールを下に下げた状態から、音を鳴らし中間(正常なピ ・アルペジオのニュアンスを変化させよう ッチ)まで上げるとサックスらしいニュアンスをだすことができます。 <USER1 A01 Unplugged>に設定し、右手で和音、たとえばC(ド、 ミ、 ソ)を押したままにすると、 アルペジオによる演 奏が始まります。これだけでもかなり人間が弾いているニュアンスが得られますが、 さらにコントローラーのノブを操作して ニュアンスをつけてみましょう。 Chapter 1 ノブの左にあるボタンの中から[ARP F
Chapter 3 パフォーマンスを選んで演奏しよう ■パフォーマンス Chapter 3 音色を重ねたり、別々の音色を鍵盤上に割り当てるモード パフォーマンスを選んで演奏しよう このようにいくつかの音色を並べて弾くだけではなく、鍵盤を弾く強さ(ベロシティ)によって音 を鳴らすか鳴らさないかをコントロールできるのがパフォーマンスモードの特長です。 ボイスモードでは、 ひとつの音色だけを鳴らしましたが、パフォーマンスモードでは最大4つのボイスを重ねることが可能で す。たとえば、指1本でドの音を弾いた時に、 ピアノ、 フルート、バイオリン、 ティンパニーの音色を同時に鳴らすことができま す。それではパフォーマンスモードでの音色を聴いてみましょう。 ■パフォーマンスモードの特長 2 ■パフォーマンスモードの特長 1 ・アルペジオを利用して、一人バンド演奏 ・複数の音色を重ね、鍵盤を弾く強さで鳴るか鳴らないかをコントロールすることができます。 Chapter 1 01 MODEの中から[PERFORM]ボタンを押し、パフォーマンスモードに入ります。 02 <USER1 A03 Dynasty>
Chapter 3 ■パフォーマンス音色を作ってみよう では、パフォーマンス音色を作ってみましょう。このように音色を変更したり設定することをエディット(EDIT)と呼びます。 03 パフォーマンスを選んで演奏しよう 続けてファンクションボタン[F1]INITを 押します。この画面は現在選択されてい るパフォーマンスをイニシャライズ(初期 化)する画面です。 ・コモンとパート 音色をエディットする場合に、覚えておかなくてはならないのがCOMMON(コモン)とPART(パ ート)という考え方です。パフォーマンス全体のエディット(たとえばイコライザーやエフェクト、ア ルペジオなどの設定)をするときには、 コモンエディットモードで行います。一方、パフォーマンスを 構成するひとつひとつの音色などの設定(たとえば音色の選択、音の鳴る範囲の設定)をするとき すべての項目にチェックが には、パートエディットモードで行います。パートエディットモードに入るには、 [ Track Select]ボ 入っていることを確認します。 SCENE SF2 SF1 F1 F2 SF3 F3 SF4 F4
Chapter 3 ■ ふたつの音色を重ねる(レイヤー) ふたつの異なる音色が同時に鳴るパフォーマンスを作ってみましょう。ここでは、 ピアノとストリングスが同時に鳴るパ 05 フォーマンスを作ります。このようにふたつの異なる音色を同時に鳴らすことをレイヤーと呼びます。 パフォーマンスを選んで演奏しよう [INC/YES]ボタンを押すか、データダイアル を回して on にします。するとこちらも< PRE1 A01>、つまりPART01と同じFull Grandが自動的に設定されます。 パート2 ストリングス パート1 ピアノ 06 カーソルを移動しPRE1を選択します。この状 態で[INC/YES]、[DEC/NO]ボタンを押すか、 Chapter 1 データダイアルを回して音色を設定すること も可能ですが、Chapter2で学んだカテゴリー C1 C2 C3 C4 C5 C6 サーチ機能を使っても、素早く音色を選択する ことができます。 Chapter 2 01 [EDIT]ボタンを押すと図のような画面に なります。 07 Chapter 3 02 [CATE
Chapter 3 09 ここで上下のカーソルボタンを使って、 <PRE3 B03 Ens パフォーマンスを選んで演奏しよう 01 パフォーマンスのイニシャライズを行います。 (本ガイドP18参照) 02 PART02に<PRE3 H11 C Flute>を選 Mix>に合わせて [ENTER]ボタンを押すと、PART02にEns Mixという音色が選択されます。この状態で鍵 盤を弾くとピアノとストリングスの音色が同時 に鳴ります。 択します。こちらもカテゴリーサーチ機能で、 音色を素早く見つけましょう。このままでは、 ピ アノとフルートの音が同時に鳴ってしまうので、 Chapter 1 左手のパートを弾いた時にはピアノ、右手のパ ートを弾いた時にはフルートの音が鳴るように それぞれの音域を設定します。ここでは中央 のド(C3)を境にして左側をピアノ、右側をフ さらにPART03、PART04にも別の音色を設定すれば、壮大なオーケストラサウンドがMOTIF ルートというように設定します。 Chapter 2 ES1台で実現できます。 03 作ったパフォーマンスを保存する
Chapter 3 04 PART02のフルートはピアノとは逆に低い音が鳴らないように NoteLimitL (ノートリミットロー)を 設定します。カーソルを移動し、[INC/YES]ボタンを押すか、 データダイアルを回して、 ここでは C3 02 パフォーマンスを選んで演奏しよう アルペジオの設定は、コモンエディットモード で行います。[COMMON]ボタンを押すと、図 の画面になります。 に設定します。 PRE 1 PRE 2 PRE 3 PRE 4 DRUM KITS PRE 5 PRE 6 USER 1 USER 2 GM FAVORITES A.
Chapter 3 07 パフォーマンスを選んで演奏しよう 入力する文字の一覧を表示したい場合には、 LIST と表示 ここでは左手のピアノだけにアルペジオ された下の[INFORMATION]ボタンを押している間だけ一 をかけるので、[TRACK SELECT]ボタ 覧が表示されるので、 データダイアルを回して文字を選択す ンを押し、点灯している状態で[1]ボタ ることもできます。 ンを押すと、パートエディットモードに入り ます。 次にファンクションボタン[F1]VOICEを 押し、続いてサブファンクションボタン SCENE SCENE SF3 SF4 SF5 F1 になります。 Chapter 1 08 SF2 SF1 [SF2]MODEを押すと図のような画面 F1 F2 F3 F4 F5 SF2 SF1 SF3 SF4 INFORMATION SF5 INFORMATION F2 F3 F4 F5 F6 F6 ■パフォーマンスの保存 カーソルをPART01のArp Switchの Off 作ったパフォーマンスを保存しましょう
Chapter 3 HINT ・トランスポーズ トランスポーズとは鍵盤自体を半音ごとに上下させる機能です。たとえば、弾く鍵盤はそのままで、曲のキーを半音上げて 演奏するようなときに使います。 ・MOTIF ESのチューニングを変更する MOTIF ESはA=440Hzに設定されています。他の楽器とのアンサンブルで、 チューニングを変更する場合の手順を紹 介します。 01 パフォーマンスを選んで演奏しよう 01 [UTILITY]ボタンを押してユーティリティ モードに入り、 ファンクションボタン[F1] ボイスあるいはパフォーマンスモードから GENERALボタンを押したあと、 サブファ [UTILITY]ボタンを押してユーティリティ ンクションボタン[SF2]KBDを押します。 モ ード に 入り、ファン クション ボ タン すると図のような画面になります。 Chapter 1 [F1]GENERALを押し、続いてサブファ ンクションボタン[SF1]TGを押します。 SCENE すると図のような画面になります。 F1 SCENE SF2 SF1 Chapter 2 F
Chapter 4 曲作りに挑戦 ひととおりの操作をマスターしたところで、今度は曲作りにチャレンジしてみましょう。MOTIF ESには、曲を作るためのシ ーケンサーが内蔵されています。このシーケンサーとは、演奏情報を記録して再生するという機能で、この機能を利用す れば、一度にたくさんの楽器(パート)を演奏させることができます。 Chapter 4 曲作りに挑戦 ■メロディをリアルタイムで入力しよう ・リアルタイム入力の準備 1 〜音色の設定〜 メロディの音色を設定します。ここではフルートの音色で解説しますが、他の音色でもかまいません。音色を選ぶことはア ■ 用語を理解しよう レンジの第一歩であるとも言えます。好みの音色を選んでください。 シーケンサーを使って曲作りを行うための用語を解説します。 ●Track 01 SEQ TRANSPORTの[ ● ](レコード)ボタ ンを押すと、図のような画面になります。 Chapter 1 Track(トラック)とは、たとえばオーケストラなどの編成では、バイオリン、 チェロ、 ティンパニーなど複数の楽器があります。 このひとつひとつの楽器の演奏情報を
Chapter 4 04 ここでは音色にフルートを選ぶので、カ 02 テゴリーボタンの中から[REED/PIPE] ボタンを押します。 曲作りに挑戦 4分音符のマークの値はテンポを表しています。 カーソルを数値に移動し[DEC/NO]ボタンを 押すか、 データダイアルで数値を 80 にします。 テンポ 次にファンクションボタン[F2]PIPEを押 すと、 <PRE3 H11 C Flute>が表示 ・リアルタイム入力の準備 3 〜メトロノームの設定〜 されます。ここでは例として<PRE3 続いてリアルタイムで演奏する際のガイドとなるメトロノームの設定です。MOTIF ESではメトロノームのことをCLICK Chapter 1 H12 Sweet Flute>を選択しますが、 (クリック)と呼んでいます。 フルートの音色もたくさん搭載されてい るので、鍵盤を弾きながら[INC/YES]、 同じくSET UPの画面で図のようなマークが表示されていればク [DEC/NO]ボタン、上下のカーソルボタ ンを押すか、データダイアルを回して好 SCENE SF2 SF1 SF3 S
Chapter 4 曲作りに挑戦 ・ いよいよ入力! 02 Q u a n t i z e の 部 分にカーソルを 合わせて、 [INC/YES]、[DEC/NO]ボタンを押すか、デ ータダイアルを回して図のように8分音符に 設定します。他の項目については、初期設定の ままでOKです。 準備ができたら、SEQ TRANSPORTの[ ( ] プレイ)ボタンを押すと、前カウントとしてクリック音が1小節分、つまり4 回鳴ります。楽譜を見ると、 この「大きな古時計」は1小節目の4拍目からメロディが始まるので、合計7回クリック音を聞 いてから落ち着いて弾いてください。入力が終わったら[ ■ ( ] ストップ)ボタンを押します。 Chapter 1 03 タイズをかけてもずれが直らず、もっとおかしなタイミングになってしまっていたら、 クオンタイズ機能 でも修正しきれないほど間違って弾いているということになります。この場合、あらたにデータを入力 ・入力したデータの確認 正しく入力されているか試聴して確認しましょう。SEQ TRANSPORTの[ に戻します。次に[ 設定ができたら[ENTER]ボタ
Chapter 4 ■ ベースパートをステップ入力しよう 04 ・ステップ入力の準備 1 〜音色の設定〜 曲作りに挑戦 カテゴリーサーチ機能を使って音色を変更し ます。[CATEGORY SEARCH]ボタンを押し て、カテゴリーボタンの中から[BASS]ボタン を押すと図の画面になります。 01 SEQ TRANSPORTの[ ● ](レコード)ボ タンを押すと、図のような画面になります。 [INC/YES]、 [DEC/NO]、 上下ボタンを押すか、 データダイアルを回して<PRE2 F07 FingerPBs>を選択します。 Chapter 1 02 これから2トラック目にベースを入力するので、 この状態で[ENTER]ボタンを押すと音色が決 [TRACK SELECT]ボタンを押して点灯さ 定されます。 せた状態で[2]ボタンを押し、Trackを 2 に 変更します。 Chapter 2 03 ベースの音色を選びます。ファンクション ボタン[F2]Voiceボタンを押して、音色 を設定する画面にします。 ・ ステップ入力の準備 2 〜入力タイプの設定〜 C
・入力する音の位置と長さを設定する 01 02 SEQ TRANSPORTの[ Chapter 4 曲作りに挑戦 SF2 SF5 ■ステップ入力の開始 ( ] プレイ)ボタン 01 を押すと図の画面になります。プレイボタンを ここでは始めの音が付点4分音符なの で、サブファンクションボタン[SF4]を 押すと、入力待機状態になるので、誤って鍵盤 押すと、 と、4分音符が反転し、図のよう を押さないように注意してください。 な画面になります。 「大きな古時計」は1小節目の4拍目からメロ SCENE Chapter 1 ディが始まりますが、ベースパートは2小節目 SF1 SF3 SF4 INFORMATION から始まるので、カーソルを入力する位置を F1 表すPointer(ポインター)を[INC/YES]ボタ F2 F3 F4 F5 F6 ンを押すか、データダイアルを回して1小節目 から2小節目、つまり「002:01:000」に移動 Chapter 2 します。すると、入力位置を示す 02 マークの ポインターも連動して移動します。 Ch
Chapter 4 05 ■入力したデータの修正法 直前に入力した音 ポインター 次に8分音符のソ(G1)を入力します。手順 04ですでに8分音符が選ばれているので、 こ 曲作りに挑戦 ・ 直前に入力した音を消すとき のままの状態で鍵盤を押します。入力位置が ファンクションボタン[F6]BACK DELボタンを押します。 自動的に8分音符の分だけ進むので、3拍目に なります。 Chapter 1 06 次は付点4分音符のレ(D2)なので、[INFORMATION]ボタンを押して音符を表示させ、サブファンク SCENE SF3 SF4 INFORMATION SF5 ションボタン[SF4]を押して4分音符に設定したあとレ(D2)の鍵盤を押して入力します。 F1 Chapter 2 07 SF2 SF1 F2 カーソルをPointerに合わせた状態で [INC/YES] 、 [DEC/NO] を選択します。 を押すか、データダイアルを回して消したい音符に移動し、 F4 消したい音 ・ 消したい音符を選んで消すとき [INFORMATION]ボタンを押して音
02 04 ファンクションボタン[F2]VOICEを押し 音色を設定します。 Chapter 4 曲作りに挑戦 SF2 SF5 次にカーソルをStepTimeに移動し、 [INFORMATION]ボタンを押して音 [CATEGORY SEARCH]ボタンを押し 符 を 表 示 さ せファンクションボタン た あ と 、カ テ ゴリ ー ボ タ ン の 中 から [F5]2分音符を選択し、[ENTER]ボタ [STRINGS]ボタンを押して音色を決め ンを押します。 ます。 ここでは<PRE3 A10 SmallSect1> を選びます。この状態で[ENTER]ボタン SCENE SCENE SF2 SF1 SF3 SF4 を押すと音色が決定されます。 Chapter 1 F1 F2 F3 F4 F5 SF1 INFORMATION SF5 F1 F6 F2 SF3 F3 SF4 F4 F5 INFORMATION F6 Chapter 2 Chapter 3 05 この状態でGのコードであるレ、 ソ、 シ(D3、 G3、 B
Chapter 4 ■曲の保存 入力したソングデータはMOTIF ESの電源を切ると消えてしまうので、 スマートメディアやUSBデバイスに保存しておきま 05 曲作りに挑戦 [INC/YES]、[DEC/NO]ボタンを押すか、デ ータダイアルを回すと、数字や記号、アルファ しょう。 ベットが現れるので、付けたいアルファベット ・スマートメディア/USB記憶装置のフォーマット が現れた時点で、左右ボタンの右側のボタン で桁を右に移動していきます。 スマートメディア/USB記憶装置メディアはそのままではご使用になれない場合があります。その場合は、取扱説明書268 ページの操作説明に従って、 フォーマット(初期化)を行ってから使用してください。 注意 06 フォーマットを行うとメディア内のすべてのデータは消去されます。 あらかじめ、データの有無をご確認ください。 このとき[INFORMATION]ボタンを押すと、 図の画面に一覧が表示されるので、データダ イアルを使ってすばやく入力できます。 Chapter 1 ・スマートメディアへの保存法 01 Chapter 2 02 SCEN
Chapter 4 ■ 曲の読み込み 05 ・スマートメディアからの読み込み 曲作りに挑戦 ここでは先ほど入力した曲のファイル名 ES にカーソルを移動して[ENTER]ボタンを押し ます。 01 曲のデータが入ったスマートメディアをスマートメディアスロットに挿入し、[FILE]ボタンを押します。 06 Chapter 1 02 読み込み中のメッセージが表示され、 データが 読み込まれます。 ファンクションボタン[F1]CONFIGを押し て か ら サ ブ フ ァン ク ション ボ タ ン [SF1]CURRENTを押し、Currentを [INC/YES]、[DEC/NO]ボタンを押すか、 ・ USBデバイスからの読み込み データダイアルを回して CARD にします。 Chapter 2 SCENE F1 Chapter 3 03 SF2 SF1 F2 SF3 F3 SF4 F4 INFORMATION SF5 F5 01 USBデバイスをMOTIF ES本体のUSB TO DEVICE端子に接続します。 02 ファンクションボタン[F1]CO