目次 ボイスエディターとは? ............................................... 2 Studio Manager とは................................................... 3 Total Recall ( トータルリコール ) とは......................... 3 Open Plug-in Technology について ............................ 4 ボイスエディターの起動 ............................................... 6 メニューバー ................................................................ 7 ライブラリーウィンドウ ............................................. 10 エディットウィンドウ ................................................
ボイスエディターとは? Voice Editor(ボイスエディター )は、本体の音色やエフェクトに関するさまざまなパラメーターを、視覚的に捉え ながら設定することができるソフトウェアです。エディットしたデータは、まとめて本体に送信したり、本体のボ イスデータをコンピューターに保存したりすることができます。 また、このボイスエディターは、 ・ Studio Manager ・ OPT対応シーケンサー のプラグインとして利用することができます。 ライブラリーウィンドウ ライブラリーの保存 エディットウィンドウ ボイスのインポート エレメントダイアログ エフェクトパラメーターの設定 ボイス バルク送信/受信 MOTIF ES6/7/8 2
Studio Manager とは Studio Managerは、ヤマハのハードウェア製品をリモートコントロールする複数のエディターソフトウェアを起 動させたり、複数のエディター設定を保存したりする共通のプラットフォームです。 詳細はインストールガイドやStudio Manager取扱説明書(PDFマニュアル)をご参照ください。 Total Recall ( トータルリコール ) とは 各エディターの設定は、Studio Manager でまとめて保存/ 呼び出しできます。す なわち、複数の機器の設定を Studio Manager からまとめて呼び出す(リコール)ことにより、システム全体の設定を簡単な操作で変更すること ができます。この機能をトータルリコールと呼びます。 また、設定ファイルを保存したり機器と同期をとったりする場合、Studio Manager から操作すれば複数の機器を まとめてリコール、各エディターで操作すればその機器だけをリコール、と使い分けることもできます。 トータルリコールする手順については、Studio Manager取扱説明書(PDFマニュアル)をご参照ください。 Stud
Open Plug-in Technology について Open Plug-in Technology( 以下OPT) は、DAW アプリケーションなどのソフトウェアからMIDI 機器をコント ロールするための新しいソフトウェアプラグインフォーマットです。たとえば、シンセサイザー、プラグインボー ドの音色エディターや、ミキサーをコントロールするエディターなどを、別々に起動させるのではなく、OPT に 対応したアプリケーションの中で動作させることができます。アプリケーションごとにMIDI ドライバーの設定な どをする必要がなくなり、音楽制作をより快適でシームレスに行なう環境を実現します。 従来のOPT に加えて、トータルリコールを実現するためのOpen Plug-in Technology Version 2( 以下OPT2) があ ります。Studio Manager は、OPT2 対応のホストアプリケーションです。 OPT のレベルと概要 OPT 対応のホストアプリケーションは、以下の3 つのレベルに分けられます。 レベル1(PANELS)のホストアプリケーションでは、 プラグインソフトウェアの基本的な
OPT2 の概要 OPT2 は、OPT のレベル1(PANELS) を発展させて、快適にトータルリ コールするための機能を付加したソフトウェアプラグインフォーマッ トです。Studio Manager をホストアプリケーションとしたトータルリ コールだけでなく、トータルリコール対応のDAW アプリケーション上 でもStudio Manager を経由してトータルリコールを実現します。 エディター ホストアプリ ケーション Studio Manager OPT2 エディター エディター 5 OPT2 対応のプラグインソフトウェ アは、 OPT2対応のホストアプリケー ション(Studio Managerなど) 経由 でトータルリコール対応DAW アプ リケーションに間接的にプラグイン されます。
ボイスエディターの起動 ボイスエディターのインストールと必要な接続を行なったあと、以下の操作でボイスエディターを起動します。 Windowsの場合 n ボイスエディターでの操作を有効にするためには、MIDI入出力ポートなどの設定が必要です(P.14)。 ● ボイスエディターをStudio Managerから起動する 1. Total Recall対応DAWのプラグインとして、 または単独のアプリケーションとしてStudio Managerを起動 します。 2.
メニューバー メニューバーには、さまざまな編集機能や設定機能が用意されています。各メニュー名をクリックするとプルダウ ンメニューが表示され、その中から必要な機能やコマンドを選択できます。選択できない機能はグレー表示され ます。 n 各メニューの中からよく使うメニューは、ツールバーにアイコンボタン化されています。 ファイル 新規作成 新たにライブラリーウィンドウを開きます。 ライブラリーファイルを開く... ツールバーの開くボタンと同じ機能です(P.12)。 ライブラリーファイルを上書き保存 ツールバーの上書き保存ボタンと同じ機能です(P.13)。 ライブラリーファイルに名前を付けて保存...
エディット ツールバーのエディットボタンと同じ機能です(P.18)。 ストア... ツールバーのストアボタンと同じ機能です(P.18)。 インポート... ツールバーのインポートボタンと同じ機能です(P.17)。 コンペア ツールバーのコンペアボタンと同じ機能です(P.19)。 設定 エディター設定... ツールバーのエディター設定ボタンと同じ機能です(P.14)。 Voiceデータのバルク送信... ツールバーのバルク送信ボタンと同じ機能です(P.15)。 Voiceデータのバルク受信... ツールバーのバルク受信ボタンと同じ機能です(P.16)。 試聴 ツールバーの試聴ボタンと同じ機能です(P.
ウィンドウ 閉じる 選択されているウィンドウを閉じます。 すべてを閉じる すべてのウィンドウを閉じます。 Library ツールバーのライブラリーボタンと同じ機能です(P.
ライブラリーウィンドウ ボイスエディターを起動すると、次のようなライブラリーウィンドウが表示されます。 ライブラリーウィンドウは、ボイスを一覧表示します。メモリー切り替えタブをクリックすることによって、リス トに表示させる各ボイスの内容を切り替えることができます。 いずれかのボイス名をダブルクリックするか、一度クリックして選んだあと、ツールバーのエディットボタンをク リックすることで、選んだボイスのエディットウィンドウを開くことができます。 n ライブラリーは、ファイル (拡張子 .
リスト表示幅の変更 リストの最上段にある表示名(VoiceName/No/Category)の境界部分にマウスポインタを移動すると、ポ インタがスプリットツールの形に変わります。 このスプリットツールで各表示名の境界線を左右にド ラッグすることにより、 表示幅を変更することができます。 n スプリットツールの状態でダブルクリックすると、それぞれの表示幅を最小限に縮めることができます。 ボイス名のみの表示 リスト上をマウス右ボタンでクリックし、 [一覧表示]を選ぶと、現在の表示がボイス名のみの一覧表示に 変わります。 選択したボイスのボイス名を一度クリックすることにより、コンピューターのキーボードから、好きな ボイス名を設定することができます。 各バンク内のすべてのボイス名を一度に表示させることができる ので、 ボイス名の編集や検索時に便利です。 n Windows このリスト上をマウス右ボタンでクリックし、[ 詳細表示 ] を選ぶと、ボイス名 / ボイスナンバー / カテゴリー 名の一覧表示に戻ります。 Macintosh このリスト上を [control] を押しながら マウスクリックし、[ 詳細表示
ツールバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 A 1 開くボタン [ファイルを開く]ダイアログを開きます。ボイス名の一覧表であるライブラリーファイルを開くことができま す。 [ファイルを開く]ダイアログ 開きたいライブラリーファイル(拡張子.W7E)を選択し、[開く]をクリックします。選んだファイルがライ ブラリーウィンドウ上に展開されます。 1 2 3 4 5 6 n Macintosh をお使いの場合、一般的な Macintosh の [ ファイルを開く ] ダイアログが表示されます。 1 ファイルの場所 ..................クリッ クすると開く ドロップダウン リストの中か ら開きたいファ イルのある フォルダーを選択します。 2 リスト ................................[ ファイルの場所 ] で選ばれているフォルダー内のファイルを一覧表示します。 3 ファイル名 .........................リスト上で現在選択されているファイル名を表示します。 4 ファイルの種類 .............
2 上書き保存ボタン 現在開いているファイルを上書き保存します。 新規作成ファイルの場合は、 [名前を付けて保存(別名で保存)] ダイアログを開きます。 [名前を付けて保存]ダイアログ 編集したボイスの一覧表を、 ライブラリーファイル(拡張子.W7E)として保存することができます。保存 する場所を指定し、 ファイル名を入力したら、[保存]をクリックします。ダイアログが閉じ、 新しいライブ ラリーファイルが保存されます。 1 2 3 4 5 6 n Macintosh をお使いの場合、一般的な [ 別名で保存 ] ダイアログが開きます。 1 保存する場所 .....................クリッ クすると開く ドロップダウン リストの中か ら保存先のフォ ルダーを選 択します。 2 リスト ................................[ 保存する場所 ] で選ばれているフォルダー内のファイルを一覧表示します。 3 ファイル名 .........................保存するファイルの名前をタイプ入力します。 4 ファイルの種類 ...............
3 エディター設定ボタン [設定]ダイアログを開きます。 [設定]ダイアログ 本体にデータを送受信できるようにセットアップします。クリック/タイプ操作で各項目を設定し、[OK] をクリックするとダイアログが閉じ、 設定が有効となります。操作を中止する場合には[キャンセル]をク リックすると、 もとの設定のままでダイアログを閉じます。 1 2 3 4 5 6 1 入力ポート ........................................... ボックスをクリックす ると表示されるドロッ プダウンリストの中 から入力用ポートを 選択します。ここで設定し たポートに対応し た MIDI 音源からのデータが受信できます。 2 出力ポート ........................................... ボックスをクリックす ると表示されるドロッ プダウンリストの中 から出力用ポートを 選択します。ここで設定し たポートに対応し た MIDI 音源に対して、ボイスエディターでのコントロールが有効 になります。 3 MIDI Ch(MIDI チャンネル ) .......
4 バルク送信ボタン [バルク送信]ダイアログを開きます。 [バルク送信]ダイアログ ライブラリーウィンドウ上のボイスのデータをまとめて本体の音源部に送信することができます。[ス タート]をクリックするとバルク送信が始まります。バルク送信中は、バー表示でデータの送信状態を確 認することができます。 バー表示が終わるとバルク送信は終了します。[終了]をクリックするとダイアロ グが閉じ、 バルク送信操作を終了します。 1 2 3 4 1 バルク設定 .........................送信するバルクダンプデータの種類を表示します。 Normal User 1 .....................すべての Normal User 1 ボイス Normal User 2 .....................すべての Normal User 2 ボイス Normal User 1+2 .................すべての Normal User 1、2 ボイス Drum User ...........................
5 バルク受信ボタン [バルク受信]ダイアログを開きます。 [バルク受信]ダイアログ 本体のボイスデータをまとめてバルク受信し、 ボイスエディター上に読み込むことができます。まず、 [バ ルク設定 ] のボックスで受信するバルクダンプデータを指定します。続けて [ スタート ] をクリックする と、(バルクダンプリクエストが本体に送信され、 これによって ) バルク受信が始まります。 バルク受信中 は、バー表示でデータの受信状態を確認することができます。 バー表示が終わるとバルク受信は終了し ます。 [終了]をクリックするとダイアログが閉じ、バルク受信操作を終了します。 1 2 3 4 1 バルク設定 .........................受信するバルクダンプデータの種類を指定します。 Normal User 1 .....................すべての Normal User 1 ボイス Normal User 2 .....................すべての Normal User 2 ボイス Normal User 1+2 .................
7 インポート(読み込み)ボタン [インポート]ダイアログを開きます。 [インポート]ダイアログ 既存のライブラリーファイルの中から特定のボイスを指定して、現在開かれているライブラリー上にイ ンポートする(読み込む)ことができます。 インポートしたいボイスが含まれているライブラリーファイルを開き、このダイアログ上のボイスリス トに展開します。ボイスリストの中からインポートしたいボイス(複数ボイスも可能)を選び、 ドラッグ& ドロップ操作でライブラリーウィンドウ上の特定のボイスにインポート(上書き)することができます。 n インポートダイアログは、複数開くことができます。 1 2 3 4 5 6 1 File Name( ファイル名 ) ............ 現在、このダイアログ上に開かれている、インポート元のライブラリー ファイル名が表示されます。 2 Open File( ファイルを開く ) ..... [ ファイルを開く ] ダイアログを開きます (P.
n プラグインボイスのライブラリーファイルから、プラグインボード用のプリセットボイスをインポート できます。プラグインボイスのライブラリーファイルは、デフォルトでは以下の場所にインストールさ れています。 Windows C:¥Pogram Files¥YAMAHA¥Studio Manager¥MOTIF ES6 Voice Editor¥Library Macintosh アプリケーション →「YAMAHA」→「Studio Manager」→「MOTIFES6 Voice Editor」→「Library」 5 試聴 ....................................このボックスをチェックしておくと、ボイスが切り替わるたびに、選択された ボイスのバルクデータがコンピューターから本体に送信されます。本体の鍵盤 を弾くことにより、試聴することができます。 n 試聴をするためには、MIDI 出力ポートなどの設定が正しく行なわれている必要があります。詳しくは前述 P.14をご参照ください。 6 閉じる ................................
2. コンピューターのキーボードから、ボイスネームを入力します。 n ボイスネームは、10文字以内、半角英数字で指定してください。 3. Memoryのボックスで、ストア先のメモリーバンクを設定します。 4. リストの中からストア先のボイスをクリックして選択します。 ライブラリーにストアしたあと、ライブラリーファイルを上書き保存することで、 ストア先のボイスは 失われてしまいます。大切なデータはあらかじめバックアップされることをおすすめします。 5.
エディットウィンドウ 本体の各パラメーターを視覚的に配置したユニークなインターフェースを持ったウィンドウです。本体の音色やエ フェクトに関するさまざまなパラメーターを簡単に設定することができます。エディットウィンドウには、ノーマ ルボイスをエディットする「ノーマルボイスエディットウィンドウ」と、ドラムボイスをエディットする「ドラム ボイスエディットウィンドウ」プラグインボイスをエディットする「プラグインボイスエディットウィンドウ」が あります。 • エディットウィンドウでの設定は、MIDIを通じてリアルタイムで本体に送信されます。 • エディットウィンドウでの設定は、ライブラリーにストアすることができます。 • 各パラメーターについての詳細は、本体の取扱説明書および別冊のデータリストをご参照ください。 n シーケンサーのエコーバック(MIDIスルー)機能を使っている場合、キーボードからコンピューターをスルーして本体に送 信されるMIDIチャンネルは、通常、シーケンサー側で選択しているトラックの設定に従います。 ボイスエディットウィンドウ 1 3 4 5 2 6 7 9 8 A B
5 ARPEGGIO(アルペジオ)ユニット アルペジオのオン/オフ、タイプ/バンク、テンポ、ホールドのオン/オフを設定します。DETAIL(ディテール: 詳細)をクリックするとArpeggioダイアログを開きます。より細かいエディットができるようになります。 6 CTRL(コントロール) CtrlSet(コントローラーセット)/ComLFO(コモンLFO)ダイアログを開きます。(ComLFOはノーマルボイスの み) コントローラーセット/コモンLFOダイアログ 1 2 3 5 6 7 8 9 0 H 4 F C G C G C G D E A B CONTROLLER SET(コントローラーセット) ピッチベンドホイールを始めとする、 パネル上の各種コントローラーに、いろいろな機能を割り当てて 使用することができます。たとえば、 ノーマルボイスではモジュレーションホイール1を使ってレゾナン スをかけたり、 アフタータッチを使ってビブラートをかけたりなど、演奏する音楽のタイプや目的に応 じて自由にコントロール機能を変更することができます。これらのコントローラーの割り当てをコント ローラーセッ
3 DESTINATION ( デスティネーション ) ......現在エ ディット中の ボイスに設定さ れているデス ティネーション が表示され ます。ボックスをクリックするとデスティネーションリストが表示され、使用 したいデスティネーションタイプを選択することができます。 4 エレメントオン / オフ .......コント ローラーセッ トを特定のエレ メントに対し て有効にするこ とができま す ( ノーマルボイスのみ )。 コモンLFO(ローフリケンシーオシレーター)(ノーマルボイスのみ) 5 LFO WAVE (LFO ウェーブ ) .................LFO の波形を選択します。ここで選んだウェーブを使って変調を行ない、さ まざまな音の揺れ方を作り出すことができます。 6 LFO SPEED (LFO スピード ) .................LFO の周波数を設定します。値が大きいほどスピードが上がります。 7 LFO PHASE (LFO フェイズ ) .................
ユーザーLFOダイアログ 最大16ステップ(段階)で、 LFO波形を作成することができます。 1 2 4 5 3 6 1 TOTAL STEP ( トータルステップ ) ......................現在表示されている波形グラフのステップ数が表示されます。 2 SLOPE( スロープ ) ........................現在表示されている波形グラフの傾斜を変更 / 設定します。 OFF( 傾斜なし )、UP( 上昇の傾斜 )、DOWN( 下降の傾斜 )、UP & DOWN( 上昇して下降する傾斜 ) の中から選ぶことができます。 3 TEMPLATE( テンプレート ) .........あら かじめ用意されたテンプレートの中から使用したいものを選びま す。選んだ基本波形が波形グラフ上に表示されます。以下のテンプレー トが用意されてます。 random .........選ぶたびに異なる波形が表示されます。 all0................ すべてのステップのバリューが0になります。 all64..............
0 鍵盤ボタン クリックまたはドラッグすることで、エディットの結果を聴くことができます。 A KEY ASSIGN(モード/アサイン)(ドラムボイス以外) 発音方式(MONO/POLY)とキーアサインの方式(SINGLE/MULTI)を設定します。 B MICRO TUNE(マイクロチューニング)(ノーマルボイスのみ) ボイスで使用するマイクロチューニング(音律)を設定します。平均律をはじめ、さまざまな音律が用意されて います。 C アサイナブル 1/2 アサイナブル1/2コントローラーの値を設定します。 D MEQ GAIN CONTROL(MEQゲインコントロール) 4 BandのEQ GAINの値を設定します。 ELEMENT( エレメント ) ユニット 1 2 3 4 1 EL(エレメント)1〜4 エレメントダイアログを開きます。 n ドラムボイスの場合、以下のような画面が表示されます。[Key CO...C6]ボタンをクリックすると、DrumKey (ドラムキー )ダイアログが開きます(P.
n プラグインボイスの場合、以下のような画面が表示されます。DETAILボタンをクリックするとプラグインボイス ディテールダイアログが開きます。 1 2 3 4 1 VOICE BANK ....................プラグインボイスバンクを設定します。 2 VOICE NUMBER ..............プラグインボイス番号を設定します。 3 LFO ....................................LFO の SPEED、PMOD、DELAY を設定します。 4 NOTE SHIFT .....................
●エレメント1〜4ダイアログ 5 6 7 8 1 2 3 4 1 LFO WAVE LFOの波形を選択します。ここで選んだウェーブを使って変調を行ない、さまざまな音の揺れ方を作り出すこ とができます。 2 LFO SPEED LFOの周波数を設定します。値が大きいほどスピードが上がります。 3 KEY SYNC(キーシンク) Onにするとノートオン時にLFOウェーブにリセットがかかります。 4 KEY ON DELAY(キーオンディレイ) ノートオンを受信してからLFOの効果が始まるまでの時間を設定します。 5 LFO PITCH(ピッチモジュレーションデプス) LFOで音程を周期的に変化させます。 6 LFO FILTER(フィルターモジュレーションデプス) LFOでフィルターのカットオフ周波数を周期的に変化させます。 7 LFO AMPLITUDE(アンプリチュードモジュレーションデプス) LFOで音量を周期的に変化させます。 8 DETAIL クリックするとEL Detail(エレメントディテール)ダイアログを開きます。EL Detailダイアログでは、エレメン トに関するパラメ
エディットの方法 グラフ上でのパラメーターの設定は、表示画面内の四角いマーカー(■)を、表示される矢印の方向にドラッグして 行ないます。マウスポインタをマーカー (■)に重ねると、設定中のパラメーターの設定値を表示します。 n ■は重なっている場合があります。詳細は、DETAILボタンをクリックすると開くEL Detail(エレメントディテール) ダイアログで確認することができます。 OSCILLATOR(オシレーター ) ボイスを構成するエレメントの波形の選択、VEL LIMIT(ベロシティリミット)、NOTELIMIT(ノートリミット)の設 定をします。一方の■はVEL LIMIT LOWとNOTE LIMIT LOWの設定です。■を左右にドラッグすると発音鍵域の 最低音を、上下にドラッグすると、ノートオンを受信したときに音が出る最低のベロシティを設定できます。もう 一方の■はVEL LIMIT HIGHとNOTE LIMIT HIGH の設定です。■を左右にドラッグすると発音鍵域の最高音を、 上下にドラッグするとノートオンを受信したときに音が出る最高のベロシティを設定できます。発音する領域が緑 色で表
PITCH EG(ピッチエンベロープジェネレーター ) 音の立ち上がりから、減衰までの音程の時間的な変化のしかたを5つのTime(タイム:変化の速さ)と5つのLevel (レベル:変化の量)を用いて設定します。 ■を左右にドラッグすることによりタイムを、■を上下にドラッグすることによりレベルを設定できます。1番左 の■はHold Time/Level(ホールドタイム/レベル)、左 から2 番目の■はAttack Time/Level、左から3番目の■は Decay1Time/Level、左から4番目の■はDecay2Time/Sustain Level、1番右の■はRelease Time/Levelの設定で す。 n EL DetailダイアログのPITCHシートで、値を直接設定することもできます。 FILTER EG(フィルターエンベロープジェネレーター ) ノートオンを受信した瞬間から、音が消えるまでの音色の時間的な変化のしかたを5つのTime(タイム:変化の速 さ)と5つのLevel(レベル:変化の量)を用いて設定します。 ■を左右にドラッグすることによりタイムを、■を上下にドラッグすることによりレ
DrumKey(ドラムキー )ダイアログ エレメント/ボイスを割り当てたいキー(音名)を選択し、 各鍵盤ごとの設定を行ないます。 6 7 8 9 0 A B 1 2 C 3 4 5 H R D E F G I J K L M N O P Q 1 キー ................................................エディットの対象となっているノートが表示されます。 2 鍵盤 ................................................各 鍵盤を クリッ クする と、クリッ クした 鍵盤に 割り当 てられ ている ウェーブ / ボイスがエディットの対象として選ばれます。 3 TYPE( タイプ ) ...............................PRESET/USER ウェーブか VOICE かを設定します。 4 WAVE ( オシレーターウェーブ ) ...............TYPE で PRESET WAVE を割り当てた場合に種類を選択します。 5 VOICE .........
F ALTERNATE GROUP ( オルタネートグループ ) ...............本来 ドラムキットの中で同時に発音すると不自然になってしまうもの を、同時に発音させないようにするための設定です。 G FILTER...........................................音 の明るさやキャラクターを設定します。グラフの使い方は、エレメ ントダイアログの各パラメーターと同様です。 n DrumKey DetailダイアログのOSCILLATORシートで、値を直接設定することもできます。 H AMPLITUDE EG ...........................音の出かた ( 立ち上がりから減衰までの変化のしかた ) を設定します。 グ ラフの 使い方 は、エレメ ントエ ディッ トウィ ンドウ の各パ ラメー ターと同様です。 n DrumKey DetailダイアログのPARAMETERシートで、値を直接設定することもできます。 I EQ ..................................................
INSERTION EFFECT( インサーションエフェクト ) ● インサーションエフェクトAユニット 1 3 4 2 3 4 1 CONNECT(コネクト) 2つのユニットの接続方法(直列/並列)を選ぶことができます。 2 インディケーター 点灯している場合、エフェクトが各エレメント(上から1〜4)に割り当てられていることを示しています (ノーマルボイスのみ)。 3 DETAIL(ディテール:詳細)ボタン Insertion EF(インサーションエフェクト)ダイアログを開きます、より細かい設定ができるようになります。 4 エフェクトタイプ 現在エディット中のボイスに設定されているインサーションエフェクトが表示されます。ボックスをクリック するとエフェクトタイプリストが表示され、使用したいエフェクトタイプを選択することができます。 ● インサーションエフェクトBユニット インサーションエフェクトBに関する設定をします。インサーションエフェクトBの機能や操作は、インサー ションエフェクトAと同様です。前述をご参照ください。 SYSTEM EFFECT( システムエフェクト ) リバーブ/コー
3 PAN(リバーブパン) リバーブエフェクトで処理された信号の左右のアウトプットヘのパンニングを設定します。 4 RTN(リバーブリターン) リバーブエフェクトで処理された信号のリターンレベルを設定します。 5 DETAIL(ディテール:詳細) リバーブダイアログを開きます。より細かい設定をすることができます。 ● コーラスユニット 2 5 63 4 1 1 SEND(コーラスセンド) インサーションエフェクトA/Bで処理された信号(またはバイパス信号)のコーラスエフェクトヘのセンドレベ ルを設定します。 2 コーラスエフェクトタイプ コーラスエフェクトで使用するコーラスエフェクトタイプを選択します。 3 PAN(コーラスパン) コーラスエフェクトで処理された信号の左右のアウトプットヘのパンニングを設定します。 4 RTN(コーラスリターン) コーラスエフェクトで処理された信号のリターンレベルを設定します。 5 DETAIL(ディテール:詳細) コーラスダイアログを開きます。より細かい設定をすることができます。 6 コーラス→リバーブ コーラスエフェクトで処理された信号のリバーブエフェ
ボイスエディターの操作の流れ さまざまなユニットから構成されるボイスエディターの使い方には、絶対的な操作手順というものはありません。 どのユニットから操作しても構いませんが、つぎのような操作の流れを参考に、目的にあった設定を行なってくだ さい。ここでの説明は、ボイスエディターを起動すると開くライブラリーウィンドウから始めます。 n 必要に応じて、エディットの対象となるボイスを含む既存のライブラリーファイルをライブラリーウィンドウ上に読み込 んだり、特定のボイスをライブラリーウィンドウ上にインポートすることができます。 1. ライブラリーウィンドウのツールバーにあるエディター設定ボタンをクリックして、エディター設定ダイアロ グを開きます。ここでボイスエディターでの操作を有効にするために、入出力用ポートやデバイスナンバーを 設定します(前述のエディター設定ダイアログ参照)。 2. 次の手順で本体のUSERボイスをボイスエディターに読み込みます。 1 [設定]メニューP.8からVoiceデータのバルク受信...を選択します。 2 バルク設定P.
トラブルシューティング 「音が出ない」、 「正常に動作しない」などといった場合には、まずMOTIF ES6/7/8との接続を確認したあと、以下 の項目をチェックしてください。 スライダーやノブを操作しても音色 ( 音の聞こえ方 ) が変わらない。 • エディター設定の出力ポート(MIDI Out)やDevice No.が正しく設定されていますか?(P.14) エディットウインドウ上のキーボードをクリックしても発音しない。 • エディター設定のMIDI Chが正しく設定されていますか? (P.14) 試聴ボタンを押していても音色が切り替わらない。 • エディター設定の出力ポート(MIDI Out)やDevice No.が正しく設定されていますか? (P.14) Bulk データの送信ができない。 • エディター設定の出力ポート(MIDI Out)やDevice No.が正しく設定されていますか? (P.14) • エディター設定のダンプインターバルの設定を短くしすぎていませんか。ダンプインターバルの設定を調節 してください。 Bulk データの受信ができない。 • エディター設定のDevice No.