User Manual

取扱説明書

16
デジタル出力を使う場合
DIGITAL OUTPUTやOPTICAL OUTPUT端子を使うことで、本体
リアパネルのOUTPUT L/R端子から出力されるサウンドと同じサウ
ンドを、デジタルで出力できます。
オプティカル端子とコアキシャル端子から同時に同じ音声を出力でき
ます。
下図のような接続により音質劣化のないデジタル出力ができるので、
高音質で外部メディアに録音できます。
n
[VOLUME]ノブでDIGITAL OUTPUT端子、OPTICAL OUTPUT端子
からの出力を調節することはできません。
外部 MIDI機器との接続
市販のMIDIケーブルを使って、MOTIF-RACK ESのMIDI IN/OUT/
THRU端子と外部MIDI機器のMIDI端子を接続します。外部MIDIキー
ボードやシーケンサーでMOTIF-RACK ESの音源を鳴らすことができ
ます。ここでは、用途別にいくつかの例をご紹介します。
n
以下の接続を行なう場合は、[UTILITY] MIDI画面のMIDI IN/OUTを
「MIDI」に設定します。
n
MIDIについては、93ページの「MIDIについて」をご参照ください。
外部 MIDIキーボードやシンセサイザーで
MOTIF-RACK ESをコントロールする場合
外部MIDIキーボードの鍵盤演奏で、本体のボイス(音色)を鳴らしたり
ボイス変更などをコントロールできます。

DAT DAT









MIDI送信チャンネルと受信チャンネル
この接続で本体の音を鳴らすために、外部MIDIキーボードのMIDI
送信チャンネルとMOTIF-RACK ES本体のMIDI受信チャンネル
を合わせる必要があります。
外部MIDIキーボードのMIDI送信チャンネルについては、外部
MIDIキーボードの取扱説明書でご確認ください。
MOTIF-RACK ES本体のMIDI受信チャンネルについては、電源
を入れたあとで以下の確認をしてください。


ユーティリティでベーシック受信チャンネルを確認します。
[UTILITY] MIDI画面のBasicRcvCh (ベーシックレシーブ
チャンネル)の設定を確認し、必要に応じて外部キーボードの送信
チャンネルと同じチャンネルに変更します。
 

音を鳴らしたいパートの受信チャンネル設定を、外部キーボード
の送信チャンネルに合わせます。
[MULTI] [EDIT] [MUTE/SEL/ENTER](ランプ消灯)
パート選択 Voice画面のRcvCh (レシーブチャンネル)の設定
を確認し、必要に応じて変更します。受信チャンネルが外部キー
ボードの送信チャンネルと同じ数字に設定されているパートは、
外部キーボードの演奏によってすべて同時に鳴ります。鳴らした
いパートの受信チャンネルだけを、外部キーボードの送信チャン
ネルに合わせましょう。
n
本体の音源機能については、51ページをご参照ください。




MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER