User Manual

取扱説明書
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ボイスモード
ここでは、MOTIF-RACK ESの基本となるボイスモードについて説明します。
ボイス( =楽器音) を選んで演奏する
ボイスプレイモードでは、さまざまなボイスから好きなものを選んで
演奏できます。
ボイスには、以下の3種類があります。
ノーマルボイス
ピアノ、オルガン、ギター、シンセサイザーなどさまざまな楽器の音
色のボイスです。鍵盤どおりのピッチで発音します。
ドラムボイス
リズムパートを演奏する場合に使う音色のボイスです。各ノートナン
バーにいろいろな打楽器が割り当てられています。
シングルパートプラグインボードのボイス
プラグインボードを取り付けることによって、ボードボイスとプラグ
インボイスの2種類のボイスを鳴らすことができます。ボードボイス
とは、プラグインボードだけで作られたボードオリジナルのボイスで
す。プラグインボイスとは、ボードボイスに本体機器のエフェクトな
どで加工した音色です(52ページ)。
n
マルチパートプラグインボードは、マルチモードでのみお使いいただけ
ます。
ボイスプレイモードでは、さまざまなボイスバンクの中から好きなも
のを選んで演奏できます。
プリセットバンク
あらかじめ本体に内蔵されたボイスが入っています。
プリセットバンクには、ボイスを保存することはできません。
ユーザーバンク
ボイスエディットで作ったボイスを保存(ストア)しておくバンクです。
GMバンク
GMボイスとして規定されたボイスが入っています(55ページ)。
プラグインバンク
プラグインボードを取り付けたときだけ利用できます(52ページ)。
n
ボイスについては、53ページをご参照ください。ボイスの一覧は、別
冊データリストをご参照ください。
n
ボイスは本体内のユーザーバンクにノーマルボイスは384種類、ドラム
ボイスは32種類ストア(保存)できます(49ページ)。これらのボイスに
関する設定は、ボイスエディットモードで行ないます(25ページ)。
外部キーボードを接続した場合を例にとって、いくつかのボイスの音
を試してみましょう。
n
演奏の前に、外部キーボードの送信チャンネルとMOTIF-RACK ESの
受信チャンネルを合わせる必要があります(16ページ)。
ボイスを選ぶ
1.
ボイスプレイモードに入ります。
[VOICE]ボタンを押します。[VOICE]ボタンのランプが緑に点灯
し、ボイスプレイモードに入ります。
ドラムボイスを選択する場合は[SHIFT]ボタンを押しながら
[DRUM]ボタンを押します。ボタンのランプはオレンジに点灯し
ます。
2.
BANK[
E
][
F
]ボタンでボイスバンクを選びます。
この時点で、外部キーボードの鍵盤を弾くと現在画面上に表示さ
れているボイスの音が出ます。
また、ボイスプレイモード画面に表示されている各項目は以下の
とおりです。
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PRE1〜PRE6 (プリセットバンク)、GM (GMバンク)、USR1〜
3 (ユーザーバンク)の10のバンクがあります。
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PRE (プリセットバンク)、GM (GMバンク)、USR (ユーザーバ
ンク)の3つのバンクがあります。
ユーザーバンクについて
工場出荷時のユーザーバンクには、あらかじめさまざまなボイス
が用意されています。
ユーザーバンク1、3 (USR1、3): ユーザーバンク用のオリジ
ナルなボイスです。
ユーザーバンク2 (USR2): プリセットバンクからピックアップ
したボイスを集めたバンクです。
これらのユーザーバンクのボイス(ユーザーボイス)は、上書きす
ると消えてしまいます。
エディットしたボイスを保存する場合は、大事なユーザーボイス
に上書き保存しないようご注意ください。
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(2)
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・ノーマルボイス
・プラグインボードのボイス(PLG150-AN/DX/PF/VL)
・ドラムボイス
・プラグインボードのボイス(PLG150-DR/PC)
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