User Manual

Table Of Contents
取扱説明書
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37
4.
データダイアルまたはカーソル[∧][∨]ボタンでマルチを選び
ます。
目的のソングに合わせて、マルチの各パートに割り当てるボイス、
各パートのMIDI受信チャンネル、エフェクトなどの設定を行ない
ます。37ページの「簡単なエディットをする (ミキシングエ
ディット)、39ページの「本格的なエディットをする (マルチエ
ディット)」をご参照ください。
n
工場出荷時には、ユーザーバンクにはあらかじめプログラムされた
32種類のマルチが入っています。
5.
シーケンサーのソングファイルに曲データを打ち込みます。
シーケンサーの取扱説明書をご参照ください。
6.
シーケンサーのソングを再生し、MOTIF-RACK ESをマル
チ音源として鳴らします。
外部からMIDI情報を受信すると、受信したデータと同じMIDI受信
チャンネルに設定されているパートが発音します。たとえばシー
ケンサーを再生させると、シーケンサーの各トラックのMIDI送信
チャンネルと同じMIDI受信チャンネルに設定されているパートの
音が出ます。複数のパートが同じMIDI受信チャンネルになってい
る場合、それらのパートは重なって発音します。
チャンネル設定については、16ページをご参照ください。
簡単なエディットをする
( ミキシングエディット)
ミキシングエディットモードでは、各パートの設定を視覚的に確認し
ながらエディットが行なえます。外部シーケンサーでソングファイル
を再生させながら各パートの設定を変更する場合に便利です。
ミキシングエディットモードでは、マルチのエディットのうち、
パートの音色やエフェクトなどの簡単な設定を行ないます。細かい設
定はマルチエディットモード(39ページ)で行ないます。
1.
[MULTI]ボタンを1回または2回押して、[MULTI]ボタンの
ランプを緑に点灯させます。次にエディットの対象とするマ
ルチを選びます。
はじめから新しいマルチを作りたい場合は、エディット前に
[UTILITY]のJobSel (ジョブセレクト)画面のInitialize (イニシャ
ライズ)の機能を使って、特定のマルチの設定内容だけをクリアし
ておくと便利です(47ページ)。
2.
もう一度[MULTI]ボタンを押して、ミキシングエディット
モードに入ります。
[MULTI]ボタンのランプが緑から赤に変わり、ミキシングエ
ディットモードに入ったことを示します。
3.
[MUTE/SEL/ENTER]ボタンを押してランプを消灯させ、
パート/エレメントボタンを使って、エディットしたいパート
を選びます。
パート/エレメントボタンは、押すたびにパートが4つずつ移動し
ます。たとえば、[1/5/9/13]ボタンを押すたびに、1→5→9→
13の順でパートが選択できます。
また、[SHIFT]ボタンを押しながらPART[
E
][
F
]ボタンを押
すと、1つずつパートを移動できます。
n
プラグインボードをお使いの場合は、[1/5/9/13]、[2/6/10/
14]ボタンを何度か押すことで、プラグインパート1、2も選択で
きます。
コンピューターからMIDIメッセージでマルチを
選ぶ
ボイスと同様に、コンピューター上のシーケンサーからでも、
MIDIメッセージで本体のマルチを選択できます(24ページ)。ただ
しマルチを切り替えるバンクセレクトMSB/LSBの値は以下のと
おりです。
・バンクセレクトMSB (コントロールナンバー 000) = 63
・バンクセレクトLSB (コントロールナンバー 032) = 65
n
ボイスモードからマルチモードに移動する場合など、モードを切り
替えるときは、バンクセレクトMSBの前にシステムエクスクルー
シブメッセージのモードチェンジ(95ページ)を送信する必要があ
ります。
n
マルチのプログラムナンバーを選択するには、バンクセレクト
MSB/LSBのあとにプログラムチェンジを送信する必要がありま
す。
TIP






パート
ボイス
12345 678 16

