User Manual

取扱説明書
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外部MIDI機器でMOTIF-RACK ESをコントロールする
MOTIF-RACK ESを演奏するには、鍵盤(キーボード)、ピッチベンドホイール、モジュレーションホイールなどがついた外部キーボード、 コント
ローラーや、ソングを制作できるシーケンサーソフトなどが必要です。鍵盤演奏やシーケンサーによる情報は、MIDIメッセージとして本体の音源
部に送られ、実際に音が鳴ります。
MOTIF-RACK ES で使えるコントローラー
MOTIF-RACK ESのMIDI IN端子に、シンセサイザーなどのMIDI機器を接続することで、MIDI機器の鍵盤やピッチベンド/モジュ
レーションホイール、リボンコントローラー、ノブ、スライダーなどでMOTIF-RACK ESを演奏することができます。また、
MOTIF-RACK ESに接続した外部MIDI機器に、別売のブレスコントローラー (BC3など)やフットスイッチ(FC4/FC5)、フットコ
ントローラー (FC7)などを取り付けることにより、これらのコントローラーでMOTIF-RACK ESを操作することもできます。
コントローラーセットでボイスをコントロールする
MOTIF-RACK ESでは、外部機器の各種コントローラーにいろいろな機能を割り当てて使用できます。たとえば、モジュレーショ
ンホイールを使ってレゾナンスをかけたり、鍵盤のアフタータッチによってビブラートをかけたりなど、演奏する音楽のタイプや
目的に応じて、自由に機能を変更できます。これらのコントローラーの割り当てを「コントローラーセット」と呼びます。
下図のように、1つのボイスに対して最大6種類のコントローラーセットを設定できます。
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ノーマルボイスについてのみ、エレメントスイッチON/OFF (オン/オフ)設定により、 コントローラー操作の働きを有効にするかどうかをエレ
メント別に設定できます。
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デスティネーションとしてエレメントに関する機能が設定された場合だけ、エレメントスイッチを設定できます。
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ソース (Source)とデスティネーション (Dest)
コントローラーセットの中では、コントローラーのことをソース (Source)、コントローラーでコントロールされる機能をデス
ティネーション(Dest)と呼びます。Dest (デスティネーション)として、上図の例以外にもさまざまな機能が用意されていま
す。詳細は、別冊データリストのコントロールリストをご参照ください。
MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER
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システム全体をコントロール
ASA、ASB(アサイナブルA、B)
ボイス
コンラーセット
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LOW
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1
LOW MID
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2
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1
ON/OFF ON/OFF ON/OFF ON/OFF
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