User Manual

取扱説明書
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70
Gain
フィルターゲイン
ゲイン(フィルターユニットへの信号の通過量)を設定します。
 0〜255
Cutoff
フィルターカットオフ
カットオフ周波数を設定します。ここで設定した周波数が、上記Typeで設定したフィルターを信号が通過するとき
の基準となります。
 0〜255
Resonance (Reso)
フィルターレゾナンス
このパラメーターは、現在Typeで選ばれているフィルターの種類によって効果が変わります。LPF、HPF、BPF
(BPFwを除く)、BEFが選ばれている場合は、レゾナンス効果の強さを設定します。ここでの設定により、Cutoffで
設定したカットオフ周波数近くの信号を持ち上げ、音にクセをつけることができます。BPFwの場合は、BPFwに
よって通過させる周波数帯域の幅を設定します。
 0〜127
Distance (Dstnce)
フィルターディスタンス
デュアルタイプのフィルター (同じタイプのフィルターを並列に接続したもの)、およびLPF12+BPF6の、2つの
カットオフ周波数の距離(差)を設定します。
 0〜255
CutofVelSns (CtofVl)
フィルターカットオフベロシティ
センシティビティ
ベロシティに対するカットオフ周波数の感度を設定します。値をプラスに設定すると、ベロシティが大きいときほど
カットオフ周波数が高いほうへ移動し、大きな音色変化が得られます。 マイナスに設定した場合はその逆になります。
 -64 0 +63
ResoVelSns (ResoVl)
フィルターレゾナンスベロシティ
センシティビティ
ベロシティに対するレゾナンス効果の感度を設定します。値をプラスに設定すると、ベロシティが大きいときほど
レゾナンス効果が大きくなり、大きな音色変化が得られます。マイナスに設定した場合はその逆になります。
 -64 0 +63
FlwFltSns (FlwSns)
フィルターカットオフキーフォロー
センシティビティ
各エレメントのフィルターキーフォローの感度(ノートナンバーによってフィルターのカットオフを増減させる割合)
を調節します。ノートナンバー C3のカットオフが基準となります。値をプラスに設定すると、低音部のノートほど
カットオフが低く、高音部のノートほどカットオフが高くなります。マイナスに設定した場合はその逆になります。
 -200 0 +200
ScaleBP1-4 (BP1-4)
フィルターカットオフスケーリング
ブレイクポイント
フィルタースケーリングとは、ノートナンバー高低によって、フィルターのカットオフ周波数をコントロールする
機能です。キーボードを4つのブレイクポイント(ノートナンバー )で分割し、各ブレイクポイントにカットオフ周波
数のオフセット値を設定します。設定例については、78ページをご参照ください。
 BP (ブレイクポイント)1〜4: C -2 G8
 Ofst (オフセット)1〜4: -128 0 +127
ScaleOfst1-4 (Ofst1-4)
フィルターカットオフスケーリング
オフセット
HPF Cutoff (HPCtof)
ハイパスフィルターカットオフ
ハイパスフィルターのキーフォロー (ノートナンバーによって、フィルターのカットオフやFEGの音色変化の速さを
コントロールする機能)の中心周波数を設定します。ここで設定した周波数がキーフォローの基準となります。
フィルタータイプがLPF12、LPF6の場合にのみ、このパラメーターは有効です。
 0〜255
HPF FlwSns (HP Flw)
ハイパスフィルターカットオフキー
フォローセンシティビティ
上記HPCtofで設定された周波数のキーフォローを設定します。このキーフォローは、ノートナンバーによって中心
周波数を補正する機能です。値をプラスにすると、ノートナンバーが高いほど、中心周波数が上がります。値をマイ
ナスにすると、ノートナンバーが低いほど中心周波数が上がります。フィルタータイプがLPF12、LPF6の場合に
のみ、このパラメーターは有効です。
 -200 0 +200
FEG (フィルターエンベロープジェネレーター )
HoldTime (HoldTm)
FEGホールドタイム
FEG (フィルターエンベロープジェネレーター )のタイムとレベル(カットオフ周波数の変化量)の設定を行ないます。
ノートオンを受信した瞬間から、音が消えるまでの音色の時間的な変化を作ることができます。

HoldTm、AtkTm、Dcy1Tm、Dcy2Tm、RelTm: 0 127
HoldLv、AtkLv、Dcy1Lv、Dcy2Lv、RelLv: -128 0 +127
Depth: -64 0 +63
n
FEGの詳細については、56ページをご参照ください。
AttackTime (AtkTm)
FEGアタックタイム
Decay1/2Time
(Dcy1/2Tm)
FEGディケイタイム
ReleaseTime (RelTm)
FEGリリースタイム
HoldLvl (HoldLv)
FEGホールドレベル
AttackLvl (AtkLv)
FEGアタックレベル
Decay1/2Lvl
(Dcy1/2Lv)
FEGディケイレベル
ReleaseLvl (RelLv)
FEGリリースレベル
Depth
FEGデプス
EGTmVelSns (TmVel)
FEGタイムベロシティ
センシティビティ
ベロシティに対するFEGのタイムの感度(FEG変化の速さ)を設定します。まずSegmnt (時間区分)を選び、次に
TmVelの値(ベロシティの感度)を設定します。TmVelの値をプラスに設定すると、ベロシティが大きいほど、
Segmntで指定した時間区分に対して速い変化が得られます。マイナスに設定した場合はその逆になります。
 TmVel: -64 0 +63
 Segmnt: atk、atk+dcy、dcy、atk+ rls、all
atk (アタック) ............................... アタックタイムに対してTmVelの値が影響します。
atk+dcy (アタック+ディケイ)....アタックタイム/ディケイ1タイムに対してTmVelの値が影響します。
dcy (ディケイ)...............................ディケイタイムに対してTmVelの値が影響します。
atk+rls (アタック+リリース)...... アタックタイム/リリースタイムに対してTmVelの値が影響します。
all (オール).....................................フィルターエンベロープジェネレーターのすべてのタイム設定に対してTmVelの値が影響し
ます。
SgmntVelSns
(Segmnt)
FEGタイムベロシティ
センシティビティセグメント
EGLvVelSns (LvlVel)
FEGベロシティレベル
センシティビティ
ベロシティに対するFEGレベル(FEGの周波数変化の幅)の感度を設定します。LvlVelをプラスに設定すると、ベロシ
ティが大きいほど大きな音色変化が得られ、マイナスに設定した場合はその逆になります。また、CrvVelはベロシ
ティに応じたLvlVelの変化のしかたを示しており、5種類が用意されています。
 LvlVel: -64 0 +63
 CrvVel: 0 4
CurvVelSns (CrvVel)
FEGベロシティレベル
センシティビティカーブ