User Manual

取扱説明書
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各ボイス/パフォーマンス/マルチには、5種類までアルペジオを登録できます。登録したアルペジオは、ボイス/パフォーマンス/マルチ演奏中に
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]ボタンで切り替えることができます。また、登録したアルペジオを消去することもできます。
ユーティリティ
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ユーティリティでは、システム全体に共通した設定を行ないます。このモードは、ボイス/パフォーマンス/マルチモードのサブモードとして位置
付けられます。3つの各モードから[UTILITY]ボタンを押してユーティリティに入り、[EXIT]ボタンを押して各モードに戻ります。
QuntStrngth
クオンタイズストレングス
クオンタイズをかける強さを設定します。100%で、前述QuntValue (クオンタイズバリュー )パラメーターで設定
した音符のタイミングにそろいます。
 0%〜100%
VelocityRt
ベロシティレート
ベロシティのレート値を設定します。ここでの設定値を元のアルペジオデータのベロシティにかけた値が、再生時の
ベロシティとなります。値を100%に設定すると、元のベロシティ値のまま変化しません。値を100%より大きく
するとベロシティは強くなり、100%より小さくすると弱くなります。
 0% 200%
n
ここでの設定によってベロシティが0になる場合、実際には1の値に置き換えられます。また、ここでの設定によって
ベロシティが128以上になる場合、実際には127の値に置き換えられます。
GateTimeRt
ゲートタイムレート
ゲートタイム(音符の長さ)のレート値を設定します。ここでの設定値を元のアルペジオデータのゲートタイムにかけ
た値が、再生時のゲートタイムとなります。値を100%に設定すると、元のゲートタイムのまま変化しません。
値を100%より大きくするとゲートタイムは長くなり、100%より小さくすると短くなります。
 0% 200%
n
ここでの設定によってゲートタイムが0になる場合、実際には1の値に置き換えられます。
OutputSw
アウトプットスイッチ
アルぺジオ再生をMIDI出力する(on)か、しない(off)かを設定します。パフォーマンス/マルチモードのみ設定でき
ます。
ボイスモードについては、ユーティリティのVoice画面のArpOutSwで設定します(90ページ )。
 off、on
TransmitCh
トランスミットチャンネル
アルペジオ再生のMIDI出力チャンネルを設定します。パフォーマンス/マルチモードのみ設定できます。ボイスモー
ドについては、ユーティリティのVoice画面のArpTransChで設定します(90ページ)。
 1-16、System TCh
n
System TChの場合、ユーティリティのTransmitChで設定されているチャンネルで送信します。
アルペジオストア
   

登録する場合
アルペジオエディットで登録したいアルペジオタイプ(Type)を選択 [SHIFT]+[MUTE/SEL/ENTER] データダイアルでアルペジオ1〜5を選択
→[ARPEGGIO] (ランプ点灯) [SHIFT]+[MUTE/SEL/ENTER]で登録できます。
消去する場合
アルペジオエディット [SHIFT]+[MUTE/SEL/ENTER] データダイアルでアルペジオ1〜5を選択 [ARPEGGIO] (ランプ消灯)
[SHIFT]+[MUTE/SEL/ENTER]で消去できます。
General (ジェネラル)
Volume
ボリューム
本体から出力されるサウンド全体のボリュームを設定します。
 0〜127
NoteShift
ノートシフト
本体の音源部で鳴るサウンド全体の音程を半音単位で調整します。
 -24 0 +24
Tune
チューン
本体音源部で鳴るサウンド全体のチューニングを調整します。ピッチをセント単位で微調整します。
 -102.4 +102.3
PowerOnMode
パワーオンモード
電源を入れたときに表示される画面を設定します。
 multi、voice (USR1)、voice (PRE1)、GM、Performance
multi ......................... 設定後、電源を切って再度入れるとマルチプレイモードになり、ユーザーマルチ001が選ばれます。
voice (USR1).........設定後、電源を切って再度入れるとボイスプレイモードになり、ユーザーボイスUSR1: 001が選ばれ
ます。
voice (PRE1) ......... 設定後、電源を切って再度入れるとボイスプレイモードになり、プリセットボイスPRE1: 001が選ばれ
ます。
GM ............................設定後、電源を切って再度入れるとボイスプレイモードになり、プリセットボイスGM: 001が選ばれ
ます。
Performance..........設定後、電源を切って再度入れるとパフォーマンスプレイモードになり、ユーザーパフォーマンス001
が選ばれます。
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