User Manual
取扱説明書
94
ポルタメントのかかり方を調節するMIDIメッセージです。0のときポ
ルタメント効果はなく、127のとき効果は最大になります。
ポルタメントスイッチ(コントロールナンバー 065)をオンにしないと
効果はありません。
RPN MSB、RPN LSB (94ページ)や、NRPN MSB、NRPN LSB
(94ページ)で指定したパラメーターの値を設定するMIDIメッセージ
です。MSBとLSBの2つのコントロールチェンジの組み合わせでパラ
メーターの値が設定されます。
パートごとのボリューム(音量バランス)を調節するMIDIメッセージで
す。値が0のとき音が出ず、127のとき音量が最大になります。パー
トごとの音量のバランスを調節するときに使います。
パートごとのパン(ステレオ再生したときの音の定位)を調節するMIDI
メッセージです。値が0のときいちばん左に、64のときに中央に、
127のときいちばん右に移動します。
パートごとのエクスプレッションを設定するMIDIメッセージです。値
が0のとき音が出ず、127のとき音量が最大になります。曲中での音
量変化(抑揚)をつけるときに使用します。
サステインペダルのオン/オフを設定するMIDIメッセージです。ペダ
ルを踏んだときに発音していた音を持続します。値が0〜63のときサ
ステインペダルがオフ(離した状態)、64〜127のときオン(踏んだ状
態)になります。オンのときはノートオフを受信しても発音している音
が持続します。
ポルタメント効果のオン/オフを設定するMIDIメッセージです。値が
0〜63のときポルタメントがオフ、64〜127のときオンになり、ポ
ルタメント効果がかかります。
また、Mono/Polyの設定がmonoのときにONにすると、前に弾いた
鍵盤を離さずに次の鍵盤を弾くことで、前の鍵盤を弾いたときからの
PEG/FEG/AEGを引き継ぎ、音色(ねいろ)をなめらかにつなげて演奏
することができます(レガート)。
ポルタメントタイム(コントロールナンバー 005)でかかり方を調節す
る必要があります。
ピアノのソステヌートペダルのオン/オフを設定するMIDIメッセージ
です。値が0〜63のときソステヌートがオフ、64〜127のときオン
になり、ソステヌート効果がかかります。
特定の音(ノートナンバー )の発音中にオンにすると、オフするまでそ
の音が持続します。
ボイスやパートごとのフィルターのレゾナンスを調節するMIDIメッ
セージです。0〜127の値を−64〜+63に置き換えて元の音色デー
タに加減され、レゾナンスが変更されます。
パートごとのAEGリリースタイムを調節するMIDIメッセージです。
0〜127の値を−64〜+63に置き換えて元のボイスデータに加減さ
れ、リリースタイムが変更されます。
パートごとのAEGアタックタイムを調節するMIDIメッセージです。
0〜127の値を−64〜+63に置き換えて元のボイスデータに加減さ
れ、アタックタイムが変更されます。
パートごとのフィルターカットオフ周波数を調節するMIDIメッセージ
です。0〜127の値を−64〜+63に置き換えて元のボイスデータに
加減され、カットオフ周波数が変更されます。
パートごとのAEGディケイタイムを調節するMIDIメッセージです。
0〜127の値を−64〜+63に置き換えて元のボイスデータに加算さ
れ、ディケイタイムが変更されます。値を大きくすると立ちあがり後
の余韻が長くなります。
リバーブエフェクトに対するセンドレベルを設定するMIDIメッセージ
です。
コーラスエフェクトに対するセンドレベルを設定するMIDIメッセージ
です。
外部機器のRPN (下記参照)でピッチベンドセンシティビティ、ファイ
ンチューン、コースチューンを指定した後、それぞれのパラメーター
の値を1ずつ増減するMIDIメッセージです。
外部機器から、ビブラートやフィルター、EG、ドラムセットアップ
など、ボイスの設定をオフセット値で変更するためのMIDIメッセージ
です。
NRPN MSB、NRPN LSBで変更したいパラメーターを指定したあ
と、データエントリー (94ページ)でパラメーターの値を設定します。
いったんNRPNが設定されると、その後同じチャンネルで受信する
データエントリーは、設定したNRPNの値として処理されます。この
メッセージを使ってコントロールした後は、いったんパラメーターナ
ンバーをNull (7FH, 7FH)に設定し直して誤操作を防止してください。
詳しくはプラグインボードに付属の取扱説明書をご参照ください。
外部機器から、ピッチベンドセンシティビティやチューニングなど、
パートの設定をオフセット値で変更するためのMIDIメッセージです。
RPN MSB、RPN LSBで変更したいパラメーターを指定したあと、
前述のデータインクリメント/デクリメントでパラメーターの値を設
定します。
RPNが設定されると、その後同じチャンネルで受信するデータエント
リーは、設定したRPNの値として処理されます。このメッセージを
使ってコントロールした後は、一旦パラメーターナンバーをNull
(7FH, 7FH)に設定し直して誤操作を防止してください。
以下のパラメーターをコントロールできます。
00H 00H ピッチベンドセンシティビティ
00H 01H ファインチューニング
00H 02H コースチューニング
7FH 7FH RPNヌル