User Manual

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本体を、USB TO HOST端子を通してMIDIを送受信す
る状態に切り替えます。
[UTILITY]ボタンを押して、ユーティリティーセレクト画面で
「MIDI」を選択し、[ENTER]ボタンまたはエンコーダーノブ
を押し、MIDI画面(99ページ)を表示します。「MIDI In/Out」
を「USB」に設定します。
4.
[STORE]ボタンを押して、設定を本体に保存します。
MIDIインターフェースを使って、本体のMIDI端子とコンピュー
ターを接続してください。
n
本体のMIDI端子を使ってコンピューターと接続した場合、本体とコン
ピューター上のMOTIF-RACK XSエディターとの通信はできません。
本体のmLAN端子とコンピューターのIEEE1394端子を、
IEEE1394ケーブルで接続する方法です。送受信できるデータは、
MIDIデータとオーディオデータです。
n
別売のmLAN16E2をMOTIF-RACK XSに取り付けた場合にこの接続方
法が可能になります。取り付け方については、「mLAN16E2の取り付け」
(108ページ)をご覧ください。
n
MOTIF-RACK XSでは、転送できるオーディオチャンネル、MIDIポート
数は最大でオーディオ3 Stereo In、14 Mono Out + 1 Stereo Out (8
Stereo Out)、MIDI 2 In 2 Outです。
1.
以下のURLから、最新のAI Driverをダウンロードします。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/dl/
n
動作環境については、上記URLをご覧ください。
n
AI Driverは、改良のため予告なしにバージョンアップすることがあり
ます。詳細および最新情報については、上記URLをご確認ください。
USB TO HOST端子ご使用時の注意
USB TO HOST端子でコンピューターと接続するときは、以下の
ことを行なってください。以下のことを行なわないと、コンピュー
ターや本体が停止(ハングアップ)して、データが壊れたり、失われ
たりするおそれがあります。
コンピューターや本体が停止したときは、アプリケーションやコン
ピューターを再起動したり、本体の電源を入れなおしてください。
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MIDIチャンネルとMIDIポート
MIDIチャンネルは「16」までしか規定されていませんが、16チャ
ンネルを超えるソングデータを扱えるようにするための概念として
「MIDIポート」があり、1ポートあたり16チャンネルを扱えるよう
になっています。MIDIケーブルでは同時に1ポート分(16チャンネ
ル分)のデータしか通信できませんが、USBケーブル/IEEE1394
ケーブルでは最大8ポート分(16×8=128チャンネル分)のMIDI
データを扱えます。
MOTIF-RACK XSでは、USB端子やmLAN端子を使って接続する
場合、扱えるポートが2つの用途によって、下記のとおり固定され
ています。
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MOTIF-RACK XSの音源部が扱えるポートです。外部MIDI機器やコ
ンピューターからMOTIF-RACK XSの音源部を鳴らしたい場合は、
部MIDI機器やコンピューター側でポート1に設定する必要があります。
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MOTIF-RACK XSが受信したMIDIデータを、外部MIDI機器やDAW
ソフトウェアにそのまま転送する(スルーさせる)場合に使われるポー
トです。MOTIF-RACK XSでは、USB TO HOST/mLAN端子経由
で受信したMIDIポート3のデータはMIDI OUT端子からスルーされ、
MIDI IN端子経由で受信したMIDIデータは、MIDIポート3のデータと
してUSB TO HOST端子/mLAN端子にスルーされます。
n
ポート2は、使用しません。またポート4は、MOTIF-RACK XSとコ
ンピューターとをUSB TO HOST端子経由で接続したときに、
MOTIF-RACK XSエディターと通信するために使用するポートです。
MOTIF-RACK XSエディター以外のソフトウェアではポート4を使
用しないことをお勧めします。
MOTIF-RACK XSとコンピューター間で、USBケーブル/
IEEE1394ケーブルを使ってMIDI送受信をする場合、MIDIチャン
ネルだけでなく、MIDIポートも送信側と受信側で合わせる必要があ
ります。上記用途に合わせて、外部機器側のポートの設定を行なっ
てください。
スルーポートを使う
MIDIポートは16チャンネルを超えるMIDIデータを扱うためだけで
なく、音源を鳴らし分けるための手段としても使えます。たとえば
下記の接続例の場合、コンピューターから送られてきたポート3の
MIDIデータだけを本体とは別の音源で鳴らすことができます。
また、外部MIDI機器から送られてきたMIDIデータをそのままUSB
TO HOST端子のポート3に出力して、本体をMIDIインターフェー
スのように使用できます。下記の接続の場合、本体側を、
[UTILITY]→ユーティリティーセレクト画面で「MIDI」を選択して
[ENTER]→MIDI画面の「MIDI In/Out」を「USB」/「mLAN」
に設定します。また、コンピューター上のDAWソフトウェア側で、
受信したMIDIデータおよび用意されていたMIDIデータを本体の音
源で鳴らす場合は、MIDI出力ポートをUSB/mLANのポート1に設
定します。
MIDI端子を使って接続する場合
mLAN端子を使って接続する場合
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