User Manual

     
  
45
󰺙
󰹴
󰹴
󰹴
󰺚
󰺚
󰹴
󰺠
󰹴
󰹴
󰺞


たとえば、機能割り当てが可能な外部コントローラーでボイスのパ
ンをコントロールするには、本体に外部コントローラーを接続した
上で以下の手順を行なってください。
1.
Control画面の「Ctrl Set 1 Src」を「Assign 1」に
設定し、コントロールナンバーを確認します。
コントロールナンバーは、「Assign 1 」のうしろに続く括弧
の中に表示されます。
n
ここで設定できるコントローラーの種類については、71ページ
「Ctrl Set 1〜6 Src (コントローラーセット 1〜6 ソース)」をご覧
ください。
n
コントロールナンバーの割り当ては変更することもできます(右記参照)。
2.
本体に接続した外部機器のコントローラーを操作したとき
に発生するコントロールナンバーを、「Assign 1」と同
じ値に設定します。
設定方法に関しては、外部コントローラーの取扱説明書をご参
照ください。
3.
「Ctrl Set 1 Dest」で「E-pan (エレメントパン)」を選
択します。
n
選択できる機能については、別冊データリストのコントロールリス
トをご覧ください。
4.
「Ctrl Set 1 Depth」で、機能をコントロールする深さ
を調節します。
5.
同様の手順で、Ctrl Set 2〜6にもコントローラーセット
を設定します。
6.
外部コントローラーを操作すると、割り当てた機能が効果
します。
n
「Assign 1/2」は、MOTIF-RACK XSのノブ3/4からもコント
ロールできます。
n
MOTIF-RACK XSエディター上の「LFO Set 1〜3 Element Sw」
が1つでもオフに設定されている場合、「Ctrl Set 1〜6 Dest」を
エレメントに関するパラメーターに設定すると、「Ctrl Set 1〜6
Src」と「Ctrl Set 1〜6 Dest」と「Ctrl Set 1〜6 Depth」の設
定値の先頭に「!」が表示されます。これは、すべてのエレメントに
効果しないことを示しています。
n
ボイスモードで設定されたコントローラーセットは、マルチモードでボイ
スを選んだ場合でも有効です。
n
本体と外部機器のMIDI送受信チャンネルを合わせる必要があります。ボイ
スモードの場合は、外部機器の送信チャンネルをユーティリティーの
「Receive Ch」(102ページ)と同じ値に設定します。マルチモードでは、
同様に外部機器の送信チャンネルを本体のコントロールしたいパートに設
定されている「Receive Ch」(94ページ)と同じ値に設定します。
コントロールナンバーの割り当て
外部コントローラーには、それぞれ固有の(または割り当てられてい
る)コントロールナンバーがあります。外部コントローラーを操作す
ると、それぞれのコントローラーに割り当てられたコントロールナ
ンバーがMOTIF-RACK XSに送信され、そのコントロールナン
バーに対応するデスティネーション(=機能)が働きます。
MOTIF-RACK XSで扱えるコントローラーに割り当てるコント
ロールナンバーは、ユーティリティー Controller画面(101ページ)
で設定します。
n
「AfterTch (アフタータッチ)」「PitchBend (ピッチベンド)」
「ModWheel (モジュレーションホイール)」は、コントロールナンバーを
変更できません。
n
コントロールチェンジを受信した場合、「Ctrl Set 1〜6 Src」のコント
ロールナンバーによっては、コントローラーセットの機能だけが効果し、
一般的なコントロールチェンジとしては効果しなくなることがあります。
ソース(Src)とデスティネーション(Dest)
コントローラーセットの中では、コントローラーのことをソース
(Src)、コントローラーでコントロールされる機能をデスティネー
ション(Dest)と呼びます。Dest (デスティネーション)として、前
ページの図の例以外にもさまざまな機能が用意されています。詳細
は、別冊データリストのコントロールリストをご参照ください。

1つのソースで複数のデスティネーションをコン
トロールする
たとえば、コントローラーセット1をSrc (ソース)= 「ModWheel
(モジュレーションホイール)」、Dest (デスティネーション)= 「E-
LFO PMD (エレメントLFOピッチモジュレーションデプス)」に設
定し、コントロールセット2をSrc (ソース)= 「ModWheel (モ
ジュレーションホイール)」、Dest (デスティネーション)=「E-pan
(エレメントパン)」に設定したとします。
この場合、モジュレーションホイールを手前から奥に回していくほ
ど、ピッチモジュレーション効果が強くなると同時に、左から右へ
のパンニング効果も得られます。
このように、複数のコントローラーセットを使えば、1つのソース
(=コントローラー )操作で複数のデスティネーション(=機能)を、コ
ントロールできます。
複数のソースで1つのデスティネーションをコン
トロールする
たとえば、コントローラーセット1をSrc (ソース)= 「ModWheel
(モジュレーションホイール)」、Dest (デスティネーション)= 「E-
LFO PMD (エレメントLFOピッチモジュレーションデプス)」に設
定し、コントロールセット2をSrc (ソース)= 「Ribbon (リボンコ
ントローラー )」、Dest (デスティネーション)= 「E-LFO PMD (エ
レメントLFOピッチモジュレーションデプス)」に設定したとしま
す。
この場合、演奏状況によって、ピッチモジュレーション効果のコン
トロールをモジュレーションホイールで行なったり、リボンコント
ローラーで行なったりと、2つのコントローラーを使い分けること
ができます。
このように、複数のコントローラーセットを使えば、複数のソース
(=コントローラー )操作で1つのデスティネーション(=機能)を、コ
ントロールできます。