User Manual

  
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

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   ノートオンを受信するとアルペジオの再生がスタートし、ノートオフを受信するとストップする状態
(gate)と、ノートオンを受信するたびにアルペジオ再生のスタートとストップが交互に切り替わる状態
(toggle)を切り替えます。「gate」は通常のアルペジオの状態です。「toggle」は、ノートオフを受信し
てもアルペジオ再生がストップせず、ストップしたいタイミングでのノートオンを受信させると、いつで
もアルペジオ再生をストップできるので便利です。
設定値: gate (ゲート)、toggle (トグル)
n
トリガーモードが「toggle」に設定されていると、Arp Edit画面の「Arp Hold」(66ページ)が「on」に設定さ
れていても、ノートオンを受信するたびにアルペジオ再生のスタートとストップが交互に切り替わります。
  
 
プリセットされている一部のアルペジオパターンには、アクセントフレーズと呼ばれる通常は再生されな
い演奏が記憶されていて、強いベロシティーでのノートオンを受信したときにだけ再生できます。ここで
は、アクセントフレーズを再生するベロシティーの強さを設定します。
設定値: off、1〜127
  
 
一部のアルペジオタイプに用意されているアクセントフレーズが、強いベロシティーのノートオンを受信
したと同時に再生する(off)か、そのアルペジオタイプごとに設定されている音符のタイミングに合わせて
再生する(on)かを設定します。
設定値: off、on
   一部のアルペジオタイプには、たとえばノートオフを受信したときにギターのフレットノイズを再生する
など、効果音を再生する機能(ランダムSFX機能)が準備されています。ここでは、その機能を有効にする
かどうかを設定します。
設定値: off、on
  
 
ランダムSFX機能で再生される効果音のベロシティーを増減する値を設定します。この設定によってベロ
シティーが0になる場合は1に、128以上になる場合は127に置き換えられます。
設定値: -64〜+0〜+63
   
 
ランダムSFX機能で再生される効果音を、受信したノートオンのベロシティーで再生する(on)か、自動的
に決められるベロシティーで再生するか(off)を設定します。
設定値: off、on
Arp 1〜5 Type
「Arp Select」で選択しているアルペジオの設定を行ないます。
  
  
メインカテゴリーとサブカテゴリーから目的のアルペジオタイプが含まれるカテゴリーを選びます。
設定値: 「MOTIF-RACK XSのしくみ」のカテゴリー一覧表(53ページ)をご覧ください。
  カテゴリー内のアルペジオタイプを番号で選択します。画面の上から2段目には、ここで選択されたアル
ペジオタイプの「タイプ番号:タイプ名」が表示されます。MOTIF-RACK XSにプリセットされているア
ルペジオタイプ一覧については、別電子ファイル「アルペジオタイプリスト」(8ページ)をご覧ください。
n
「アルペジオタイプリスト」の読み方については、54ページをご覧ください。
 
 
アルペジオ再生のベロシティーを増減する値を設定します。この設定によってベロシティーが0になる場
合は1に、128以上になる場合は127に置き換えられます。
設定値: -100%〜+0%〜+100%
 
 
アルペジオ再生のゲートタイムを増減する値を設定します。この設定によってゲートタイムが0になる場
合は、1に置き換えられます。
設定値: -100%〜+0%〜+100%
4
Filter (フィルター )
ここでは、すべてのエレメントに共通にかかるフィルターの設定を行ないます。
  各エレメントで設定されているフィルターのカットオフ周波数(76ページ)に対して、増減する共通の値を
設定します。ノブから直接操作可能なパラメーターです。
設定値: -64〜+0〜+63
  各エレメントで設定されているフィルターのResonance (レゾナンス)/Width (ウィズ) (77ページ)に対
して、増減する共通の値を設定します。ノブから直接操作可能なパラメーターです。
設定値: -64〜+0〜+63
5
EG
アンプリチュードEGとフィルター EGを操作して、音の時間的な変化を設定します。ここでは、すべてのエレメントに共通にかかるEGの設定を行
ないます。
   
   
  
   
フィルター EGのタイムとレベルを設定します。ノートオンを受信してから音が消えるまでの、カットオ
フ周波数の時間的な変化を作ります。ここでの設定は、各エレメントで設定されているフィルター EG
(78ページ)の各設定値を、間接的に増減します。「FEG Sustain」は、ここでは設定できません。
「FEG Depth」は、ノブから直接操作可能なパラメーターです。
設定値: -64〜+0〜+63