TONE GENERATOR ml ation ation 1A0 pan
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製 品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々 への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 ■ 「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをする と生じることが想定される内容を、危害や損害の大き さと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。 この製品の内部には、お客様が修理 / 交換できる部品はありません。点検
警告 電源 / 電源アダプター 水に注意 電源は必ず交流 100V を使用する。 エアコンの電源など交流200Vのものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 必ず実行 禁止 電源ア ダプ ターは、必 ず指 定のも の(PA-300) を使 用する。 (異なった電源アダプターを使用すると)故障、発熱、 必ず実行 火災などの原因になります。 電源プラグにほ こりが付着し ている場合は、ほこ り をきれいに拭き取る。 感電やショートのおそれがあります。 濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 禁止 火に注意 必ず実行 禁止 電源アダプター コードをストー ブなどの熱器具 に近 づけたり、無理 に曲げたり、傷つ けたりしな い。ま た、電源コードに重いものをのせない。 電源アダプターコードが破損し、感電や火災の原因に なります。 禁止 禁止 (3)-10 本体 の上 にろ う そく など 火気 のあ るも のを 置か な い。 ろうそくな どが倒れたり して、火災の原因に なりま す。 異常に気づいたら 分解禁止 この製品の内部 を開けた
注意 電源 / 電源アダプター 必ず実行 不安定な場所に置かない。 本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけが をしたりする原因になります。 電源プラグを抜 くときは、電源ア ダプターコード を 持たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 電源アダプターコードが破損して、感電や火災の原因 になることがあります。 長期 間使 用し ない とき や落 雷の おそ れ があ ると き は、必ずコンセントから電源プラグを抜く。 感電や火災、故障の原因になることがあります。 必ず実行 禁止 必ず実行 本体を移動 するときは、必ず 電源アダプター コード などの接続ケーブルをすべて外した上で行なう。 コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したり するおそれがあります。 必ず実行 指定のラックを使用する。また、付属のネジがある場 合は必ずそれを使用する。 本体が転倒し破損したり、内部の部品を傷つけたりす る原因になります。 接続 たこ足配線をしない。 音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災 の原因になることがあります。 禁止 必ず実行 他の機器と 接続する場合 は、すべての機器
使用時の注意 データの保存 本体のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 作成したデータの保存とバックアップ 禁止 必ず実行 禁止 パネルのすき間 から金属や紙片 などの異物を入 れな い。 感電、ショート、火災 や故障の原因 になることが あ ります。入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、 電源プラグをコ ンセントから 抜いた上で、お買い 上 げの楽器店また は巻末のヤマハ 電気音響製品サ ービ ス拠点に点検をご依頼ください。 また、保存した データは故障 や誤操作などの ために 失われる ことがありま す。大切なデータ は、ヤマハ MIDI データファイラー MDF3 などの外部メディア に保存してください。 ユーティリティモード、エフェクトバイパスモード、 フェーバリ ットカテゴリ ー機能の設定は、そ れらの モード / 機能から抜けたときに保存されます。抜け ずに電源を切ると、変更した内容は失われます。 本体上にビニー ル製品やプラ スチック製品、ゴム 製 品などを置かない。 本体のパネルが変色/変質する原因になります。 禁止 禁止 本体の上にのっ たり
はじめに このたびはヤマハトーンジェネレーター MOTIF-RACKをお買い上げいただきまして、まことにありがとうございます。 MOTIF-RACKの優れた機能を使いこなしていただくために、ぜひこの取扱説明書をご活用いただきますようご案内申しあ げます。 また、ご一読いただいたあとも不明な点が生じた場合に備えて、大切に保管いただきますようお願い申しあげます。 同梱品 □ □ □ □ 電源アダプター : PA-300 取扱説明書 Data List ( データリスト) インストールガイド □ CD-ROM □ ユーザー登録カード □ シリアルNo.
この取扱説明書について この取扱説明書は、以下のセクションから構成されています。 ■ 準備編(12ページ) 各部の名称やご使用前の準備について説明しています。 ■ 基礎編(18ページ) MOTIF-RACKの全体構成、基本操作などを紹介しています。 ■ クイックガイド(34ページ) MOTIF-RACKを使ってできることを、具体的な操作方法を交えて説明します。 ■ リファレンス編: 機能一覧(64ページ) 各モードにおける機能を説明しています(辞書を引くようにしてお使いいただけます)。 ■ 資料編(77ページ) MIDIについてや、オプション機器の取り付け方法、ディスプレイメッセージ、トラブルシューティング、仕様を掲載し ています。 ■ インストールガイド(別冊) 同梱のCD-ROMに入っている専用ソフトウェアのインストール方法を書いたガイドです。 ■ データリスト(別冊) ボイス、ウェーブ、マルチなどのプリセットデータのリストやMIDIに関する資料を掲載してあります。 78ページからの「MIDIについて」と合わせてご利用ください。 本文中で「No.○○」と表記してある数字は、リファレンス編の説明No.
目的別目次 目的に応じた説明ページを見つけるのにご利用ください。No.は、60ページからのリファレンス編の説明No.に対応しています。 聞く/演奏する • デモソングを聞く ................................................................................................................................................................................... 34ページ • ボイス(楽器音)を選んで外部キーボードなどで演奏する................................................................................................................... 35ページ • 選んだ音を試聴する(オーディション機能) .................................................................
音の定位(聞こえてくる方向)を変える • 音の聞こえてくる方向を変える ...........................................................................................................................No.34 .................... 65ページ • 左右交互に音の定位を移動させる ....................................................................................................................No.112.................... 68ページ • ランダム(無作為)に音の定位を移動させる ......................................................................................................No.113....................
初期化する • ボイス/マルチを初期化する(イニシャライズ) .................................................................................................................................... 56ページ • MOTIF-RACKを工場出荷時の状態に戻す(ファクトリーセット) .................................................................................................... 57ページ ほかの機器と接続する • コンピューターと接続する ....................................................................................................................................................................
目次 はじめに ................................................................................... 6 アルペジオ機能を使う ....................................................53 同梱品 ....................................................................................... 6 MOTIF-RACK の特長 ............................................................ 6 アルペジオとは..................................................................... 53 アルペジオ演奏..................................................................... 54 この取扱説明書について ....
準備編 各部の名称 準 備 編 フロントパネル 1 2 4 5 3 6 7 9 8 # ) ! @ $ 1 [VOLUME](ボリューム)つまみ(14ページ) 8 [MUTE/SEL](ミュート/セレクト)ボタン( 39ページ) 2 PHONES(ヘッドフォン)端子(15ページ) 9 パート/エレメントボタン(39、45ページ) 3 LCD(液晶ディスプレイ)(32ページ) ) BANK(バンク)[ E][F]ボタン(35ページ) 4 データダイアル(33ページ) ! [SHIFT](シフト)ボタン(下記参照) 5 カーソル[∧][∨]ボタン(33ページ) @ [CATEGORY](カテゴリー )ボタン(36ページ) 6 [EXIT](エグジット)ボタン(32ページ) # モードボタン(31ページ) 7 PAGE(ページ)[E][F]ボタン(33ページ) $ [STANDBY/ON](スタンバイ/オン)スイッチ(14ページ) 2つの機能を持つボタン 本文中での表記一覧 ボタンの上下に文字や記号が印刷されているボタンは、2つ の機能を持っているボタンで
リアパネル MODEL MOTIF-RACK THIS DEVICE COMPLIES WITH PART 15 OF THE FCC RULES. OPERATION IS SUBJECT TO THE FOLLOWING TWO CONDITIONS: (1) THIS DEVICE MAY NOT CAUSE HARMFUL INTERFERENCE, AND (2) THIS DEVICE MUST ACCEPT ANY INTERFERENCE RECEIVED, INCLUDING INTERFERENCE THAT MAY CAUSE UNDESIRED OPERATION. USB THRU MIDI OUT IN DIGITAL OUTPUT OPTICAL OUTPUT 4 ASSIGNABLE OUTPUT 3 2 1 R OUTPUT L/MONO N89 SER NO. THIS CLASS B DIGITAL APPARATUS COMPLIES WITH CANADIAN ICES-003.
ご使用前の準備 電源の準備 準 備 編 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER Integrated Sampling Sequencer Real-time External Control Sur face Modular Synthesis Plug-in System 電源アダプターを接続する前に、MOTIF-RACKの電源 ([STANDBY/ON]スイッチ)がSTANDBY(オフ)になっている ことを確認してください。 MIDI送信側の機器 POWER ON!! 1 ACケーブルの一方の端を電源アダプター (PA-300)に接続 します。 2 電源アダプター (PA-300)のプラグをMOTIF-RACKリア パネルのDC IN端子に接続します。 3 ACケーブルを電源コンセント(AC100V)に接続します。 リアパネル MOTIF-RACK (MIDI受信側の機器) コンセント MODEL MOTIF-RACK 1 2 3 4 3 DC IN端子 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 L R 外部
外部機器との接続 外部オーディオ機器との接続 MOTIF-RACKにはスピーカーが内蔵されていません。音を出す ためには、外部オーディオ機器(アンプ内蔵スピーカーなど)との 接続が必要となります。ヘッドフォンをお使いになれば、直接音 を聞くこともできます。 ここでは、一般的な接続の方法をいくつかご紹介します。 次のイラストを参照して外部のオーディオシステムと接続しま しょう。 n MOTIF-RACKを演奏するためには、MIDIキーボードなどのコントロー ラーが別に必要となります。 MIDI機器との接続に関しては、このあとの説明をご参照ください。 ミキサーを使う場合 レコーディングやライブパフォーマンスでは、ミキサーを接続し て使用することが一般的です。MOTIF-RACKには、OUTPUT L/MONO端子やOUTPUT R端子とは別系統で出力することがで きるASSIGNABLE OUTPUT 1〜4端子が標準装備されていま すので、ミキサーを使用すると、マルチモード時( 31、44ペー ジ)には最大6つのパートを独立してコントロールすることができ ます。各パートの出力先の設定は、マルチエディットモード
外部MIDIシーケンサー (QYシリーズなど)を使っ て、MOTIF-RACKを音源として鳴らす場合 外部MIDI機器との接続 市販のMIDIケーブルを使って、MOTIF-RACKのMIDI IN/OUT/ THRU端子と外部MIDI機器のMIDI端子を接続すると、外部MIDI キーボードやシーケンサーでMOTIF-RACKの音源を鳴らすこと ができます。ここでは、用途別にいくつかの例をご紹介します。 準 備 編 n 以下の接続を行なう場合は、ユーティリティモードのMIDI画面で"MIDI IN/OUT"のパラメーターを「MIDI」に設定します。この設定がされて いないと、MOTIF-RACKの演奏情報はMIDI OUT端子から出力されま せん。 QY/QXシリーズなどの 外部MIDIシーケンサー MIDI OUT端子 MIDI IN端子 MIDI IN端子 MIDI OUT端子 MOTIF-RACK 外部MIDIキーボードやシンセサイザー (MOTIF、 Sシリーズなど)でMOTIF-RACKをコントロール する場合 外部MIDIキーボードやシンセサイザーなど n 必要に応じて、シーケン
n MOTIF-RACKとコンピューターをUSBケーブルで接続する場合は、 ハブを経由せずに直接接続してください。 n 送受信できるデータはMIDIデータのみです。オーディオデータは送受 信しません。 2. MIDIインターフェースを通じて接続する場合 MOTIF-RACKのMIDI端子を使うときは、ユーティリティモード のMIDI画面で、"MIDI IN/OUT"パラメーターを「MIDI」に設定 します。 コンピューターと接続しているときのMIDIキー ボードやシンセサイザーとの接続 MIDIキーボードやシンセサイザーを、MOTIF-RACKを 通じて、コンピューター上のアプリケーション( シーケン サーなど )と接続することができます。コンピューター上 のアプリケーションの設定にもよりますが、一般的には 以下のように接続します。 準 備 編 n MIDI IN/OUT(No.
基礎編 MOTIF-RACKの構成 MOTIF-RACKは、次の図のように音源部とエフェクト部から構成されます。 エフェクト部 音源部 AWM2 プラグインボード コンピューター (シーケンスソフト) MIDI IN 基 礎 編 リバーブ インサーション1 コーラス インサーション2 ヘッドフォン パートイコライザー マスターイコライザー アンプ内蔵 スピーカーなど キーボード MIDI出力機器 MOTIF-RACK オーディオ出力(発音) 音源部 音源部は、MIDI受信した演奏情報によって、実際に音を出す部分です。ボイスモードのあるエレメントを例に取ると、音源部での信号の 流れは次のようになっています(25ページ)。 音の素材となるエレメントを構成する ウェーブ(波形)を出力します。 ピッチのユニットを通過したあとの 信号にフィルターをかけ、音色を変化 させます。 音源部 OSC (オシレーター) PITCH (ピッチ) FILTER (フィルター) 音の高さをコントロールします。 18 MOTIF-RACKの構成 AMP (アンプリチュード) エフェクト部
内蔵AWM2音源とプラグインボード MOTIF-RACKの音源は、内蔵のAWM2音源と別売のプラグインボードとの、2つのユニットに分けられます。 内蔵AWM2音源 プラグインボード ● AWM2 (Advanced Wave Memory 2)とウェーブ(波形) ヤマハの多くのシンセサイザーに用いられている音源方式で、あらかじめサンプリングされたリアルなウェーブ(音の素材)を元にさまざま な音を作り出します。生の楽器が持つ複雑な波形をそっくりそのまま持ち、音の要素として有効に活用できるように加工されているので、 ピアノや管楽器などをはじめとする高品位なサウンドを再現できます。また、リアルな再現性にとどまらず、フィルターやエンベロープ ジェネレーターなどの機能を使って、積極的に新しい音作りを試みることも可能です。 n 一般的な楽器音(ノーマルボイス)だけでなく、リズム楽器(ドラムボイス)に関してもこのAWM2音源の中のウェーブ(サンプル)から作られるようになっていま す。ノーマルボイスとドラムボイスについて詳しくは、25ページをご参照ください。 ● プラグインボード 別売のプラグインボードを装着すること
● マルチパートプラグインボード ・ XGプラグインボード(PLG100-XG) 16パートのXG音源を搭載するプラグインボードです。市販のXG/GMマークのついたソングデータを多彩な音色やエフェクト による豊かな表現力を用いて演奏させたり、ソングデータを再生させながらMOTIF-RACKを演奏したりすることができます。ま た、コンピューターと組み合わせることで、既存のデータを有効に活用できます。 モジュラーシンセシスプラグインシステム シンセサイザーや音源の可能性を大きく広げていく拡張システムのことです。拡張可能なシンセサイザーや音源本体(モジュラーシ ンセシスプラグインプラットフォーム)や拡張ツールのモジュラーシンセシスプラグインボードなどを総称して「モジュラーシンセ シスプラグインシステム」と呼びます。「モジュラーシンセシスプラグインシステム」により、最新のテクノロジーをシンセサイ ザーや音源に付加し、高度化/多様化していく音楽制作環境に応えることが可能になります。 基 礎 編 最大同時発音数 MOTIF-RACKの最大同時発音数は、内蔵AWM2音源の128音とプラグインボードからのポリ数となりま
モード別に見る音源のパート構成 ● ボイスモード 音源部 (内蔵/プラグイン) 外部キーボード ボイスモード用パート ポート1 ポート2 ポート3 パート1 パート17 パート33 パート2 パート18 パート34 1〜48は使われません。 パート3 出力 パート4 パート5 外部シーケンサー パート16 パート30 パート46 パート31 パート47 パート32 パート48 n ボイスモードでは、MIDIポートは1で固定です。 基 礎 編 n ボイスモードでは、マルチパートプラグインボードは使えません。 ● マルチモード 音源部(例) マルチパートプラグインボードと1枚のシングルパートプラグインボードを 装着した場合 外部シーケンサー 外部キーボード MIDIケーブルではポート信号を扱うことは できません。MIDIケーブルで外部シーケ ンサーからデータを送った場合には、 ポート1のパートを鳴らすことになります。 コンピューター(シーケンスソフト)から ポート信号を送る場合は、USBケーブルを ご使用ください。 ポート1 ポート2 ポート3 (マルチ
エフェクト部 音源部から出力された信号波形に残響、広がり、厚みなど、さまざまな効果をかけ、音を加工する装置です。DSP(デジタルシグナルプロ セッサー )と呼ばれる回路を用いてエフェクトの処理を行ないます。音作りの最終段階でエフェクトを活用することによって、さらに表現 力を加えることができます。 エフェクト部は、システムエフェクト、インサーションエフェクト、パートイコライザー、マスターイコライザーの4つの部分で構成され ています。 ● システムエフェクト(リバーブ、コーラス) システムエフェクトは、すべてのパートに対して共通の効果をかけるタイプのエフェクトです。 システムエフェクトを使用する場合は、パートごとに設定したエフェクトセンドレベルに従ってエフェクトへ信号を送ります。エフェク トで加工された信号(ウェット音)はリターンレベルに従ってミキサーに戻り、ドライ音(エフェクトがかかっていない音)とミックスされて アウトプットから出力されます。この接続方法をとることで、すべてのパートに対して、エフェクトセンドに応じた深さのエフェクト音 を付加することができます。 基 礎 編 リバーブ コンサートホールやラ
エフェクトの接続 ● ボイスモードの場合 インサーションエフェクトの接続方式により3種類に分けられます。 音源部 システムエフェクト エレメント1 インサーション エフェクト センドレベル リバーブ リターンレベル コーラス エレメント2 1 エレメント3 エレメント4 マスターイコライザー 2 出力 3種類の接続方法から選びます。 エレメントごとに(ドラムボイスの 場合はドラムキーごとに)、イン サーションのどちらの系統(1、2) に入力するかを設定します。また、 インサーションエフェクトを通さな いように設定することもできます。 1 to 2 2 to 1 parallel 1 1 1 2 2 2 基 礎 編 n 「parallel」は、プラグインボイスに対しては設定できません。 ● マルチモードの場合 下記は、PLG2にマルチパートプラグインボード(PLG100-XG)を取り付けた場合の図です。 システム エフェクト 音源部 インサーションエフェクトを かけるパート センドレベル (4つまで) パート1 パート2 パート イコライザー リバーブ リ
ボイスとマルチ ボイスの構成 バンク(メモリー )構成 ボイスとは、さまざまなパラメーターの設定によって作られたMOTIF-RACKの音色(楽器音)のことを意味します。ボイスプレイモード (35ページ)では、いずれか1つのボイスを選択し、演奏します。MOTIF-RACKのボイスは以下のようになっています。 ボイス ノーマルボイス 基 礎 編 プリセットボイス ノーマルボイス: 640 ドラムボイス: 48 1 1 ドラムボイス プリセット1 プリセット4 プリセットドラム (128ボイス) (128ボイス) (48ボイス) 2 ...... 128 1 2 ...... 128 プリセット2 プリセット5 (128ボイス) (128ボイス) 2 ...... 128 1 2 1 2 ...... 48 ...... 128 プリセット3 (128ボイス) 1 GMボイス ノーマルボイス: 128 ドラムボイス: 1 1 ユーザーボイス ノーマルボイス: 256 ドラムボイス: 32 プラグインボイス 1 2 ......
ノーマルボイスとドラムボイス 本体内のボイスは、ノーマルボイスとドラムボイスの2つのタイプに分けられます。ノーマルボイスは、通常のキーボード演奏を行なうた めに使用する音色のことです。また、ドラムボイスは、リズムセクションを演奏するために用意された、打楽器音を中心としたさまざま な音色のことです。各キーにいろいろな打楽器が割り当てられたものを1つのボイス(キット)としてまとめて扱います。 ノーマルボイス ボイス エレメント1〜4 ドラムボイス 鍵盤ごとに 異なる音色 (C0〜C6) キー1 キー2 キー3 キー4 キー5 キー73 基 礎 編 GMボイス GMとは、メーカーや機種が異なった音源でも、ほぼ同じ系統の音色で演奏が再現されることを目的に設けられた、音源の音色配列や MIDI機能に関する一定の基準のことです。MOTIF-RACKのGMボイスバンクは、GM対応のソングデータがほぼ正常に再生できることを 目的にしており、GMに完全に対応しているわけではありません。 ノーマルボイスとエレメント 1つのノーマルボイスは、最大4つのエレメントを組み合わせて作ります。エレメントはウェーブを基
ボイスエディットの基礎知識 1つのボイスは、25ページで示したように、オシレーター、ピッチ、フィルター、アンプリチュード、LFOをはじめ、さまざまなパラ メーターから構成されます。これら5つのパラメーターを設定することにより、ボイスの基本構造を作ることができます。 ● オシレーター 基 礎 編 アタック ディケイ1 ディケイ2 レベル (サステイン) レベル レベル ピッチ 音の素材となるエレメント波形を出力するユニットです。 MOTIF-RACKでは、各エレメントのノートリミット(鍵盤のどの 範囲で発音されるか)とベロシティリミット(鍵盤を弾く強弱の範 囲)を設定することができます。 たとえば、あるエレメントは、高音域で鳴るように設定し、別の エレメントは、低音域で鳴るように設定すると、同じボイスでも 鍵盤の位置(ノートナンバー )によって異なった音色が鳴るような 効果を演出することができます。また、2つの異なる音色のエレ メントの発音域が重なるように設定しておき、1つのエレメント のベロシティを低めの範囲(弱い範囲)で設定し、別のエレメント のベロシティを高めの範囲(強い範囲)で設定しておけば、
● LFO(ローフリケンシーオシレーター ) FEG(フィルターエンベロープジェネレーター ) FEGによって、ノートオンを受信した瞬間から、音が消えるまで の音色の時間的な変化を作ることができます。下のグラフに見ら れるように5つのTime(タイム変化の速さ)と5つのLevel(レベル 変動量)のパラメーターにそれぞれ値を設定し、フィルターエン ベロープを作ります。ノートオンを受信すると、ここで設定した エンベロープによってボイスのカットオフ周波数が変化します。 たとえば、自動的に音色が変化するオートワウの効果などを簡単 に演出することができます。なお、FEGはエレメントごとに設定 することができます。 アタック ディケイ1 ディケイ2 レベル (サステイン) レベル レベル カットオフ 周波数 キーオフ LFOは低周波を発振するユニットです。 このLFOの信号波形によって各エレメント波形のピッチ、フィル ター、アンプリチュードを変調し(周期的な揺れを与え)、ビブ ラートなどの効果を作ることができます。LFOは、エレメント別 のものと4エレメント共通のものとの2つあり、基本的には、 ピッチの変調によ
LPF12(ローパスフィルター 12dB/oct) 2ポール(−12dB/oct)のLPFです。HPF(ハイパスフィ ルター )との組み合わせで使用するように設計されていま す。 レゾナンス バンドパスフィルター 特定の周波数(カットオフ周波数)付近の周波数帯域の信号 を通過させ、それ以外の周波数帯域の信号をカットする フィルターです。バンド幅 (ウィズ)の設定で、通過させる 帯域の幅を調節することができます。 MOTIF-RACKには以下の4種類のバンドパスフィルター が内蔵されています。 BPF12D(バンドパスフィルター 12dB/oct デジタル) 音量 カットされる部分 LPF6(ローパスフィルター 6dB/oct) 1ポール(−6dB/oct)のLPFです。レゾナンスはありませ ん。HPF(ハイパスフィルター )との組み合わせで使用す るように設計されています。 カットされる部分 –12db/oct 周波数 そのまま通過する部分 基 礎 編 BPF12s(バンドパスフィルター 12dB/oct スタガー ) BPF12Dよりも周波数カーブがなだらかです。 BPF6(バンドパスフィルター
バンドエリミネートフィルター 特定の周波数(カットオフ周波数)付近の周波数帯域の信号 をカットし、それ以外の周波数帯域の信号を通過させる フィルターです。 MOTIF-RACKには以下の2種類のバンドエリミネート フィルターが内蔵されています。 Dual BEF −6dB/octのBEFを2つ直列に組み合わせたフィルター です。 音量 BEF12(バンドエリミネートフィルター 12dB/oct) BEF6(バンドエリミネートフィルター 6dB/oct) 音量 周波数 Distance(ディスタンス) カットされる部分 カットオフ周波数は、低い方の周波数を 画面上で設定します。 周波数 中心周波数 そのまま通過する部分 LPF12(ローパスフィルター 12dB/oct)+HPF12(ハイ パスフィルター ) LPFとHPFを組み合わせたフィルターです。 基 礎 編 そのまま通過する部分 Distance (ディスタンス) 音量 その他のフィルター MOTIF-RACKには、2つのフィルターを組み合わせて 作ったフィルターや、フィルターの効果をかけないよう 設定するためのthru(スルー )
マルチの構成 1つのマルチは、ノーマルボイスやドラムボイスのパート(パート1〜16)を1つの音色セットとしてまとめたものです。各パートに別々の ボイスとMIDIチャンネルを設定することにより、シーケンサーやコンピューターなどを使って、複数パートを使ったアンサンブル演奏が 行なえます。また、2つのパートのボイスを重ねて鳴らしたり、発音鍵域の設定によっては鍵盤をスプリットして右手と左手で別々のボイ スを鳴らすなど、マルチを使って外部キーボードによる鍵盤演奏も行なえます。 1マルチ(最大16パート+プラグインパート1、2) プラグインパート2 プラグインパート1 パート16 + ボイス パートエディットパラメーター + コモンエディット パラメーター パート1 基 礎 編 ボイス + パートエディットパラメーター パートごとに別々のボイスを演奏 プラグインパート(PLG1、PLG2) PLG1パート、PLG2パートは、シングルパートプラグインボードをMOTIF-RACKに装着したときに、プラグインボードの音色(ボード ボイスまたはプラグインボイス)を割り当てることのできるパートです。詳しくは2
基本操作 ここでは、モードの構成と画面の見かた、基本操作方法などを説明します。 モード一覧 [VOICE]ボタン [UTILITY]ボタン [MULTI]ボタン [EFFECT]ボタン 基 礎 編 [ARPEGGIO]ボタン [EDIT]ボタン 各モード ボイスモード マルチモード その他のモード モードの入り方 画面の見方(32ページ) プレイ ボイスの演奏 [VOICE] (A) エディット ボイスの作成/編集 [VOICE]→[EDIT] (B) エフェクトエディット エフェクトの設定 [VOICE]→[EFFECT] (G) アルペジオエディット アルペジオの設定 [VOICE]→[SHIFT]+[ARPEGGIO] (H) プレイ マルチの演奏 [MULTI] (C) マルチライブラリー マルチライブラリーを使う [SHIFT]+[MULTI] (D) ミキシングエディット パートパラメーターの編集 [MULTI](→[MULTI]) (E) エディット マルチの作成/編集 [MULTI]→[EDIT] (F)
各モードの選択と画面の見方 (A) ボイスプレイ 1 (B) ボイスエディット 2 コモンエディット([SHIFT]+[COMMON]) ドラムキーエディット([SHIFT]+PART[E][F]) [EDIT] 3 1 4 8 & 4 ) [EXIT] 5 7 ! @ エレメントエディット ([1/5/9/13]〜[4/8/12/16]) 基 礎 編 1 (C) マルチプレイ 7 8 & 4 ) ! @ * (D) マルチライブラリー 1 [SHIFT]+[LIBRARY] 3 4 % [EXIT] 6 # [EDIT] [MULTI] [EDIT] [EXIT] (E) ミキシングエディット 1 ! 7 (F) マルチエディット 8 & コモンエディット([SHIFT]+[COMMON]) 4 ) 1 7 8 & [EDIT] 4 ) @ [EXIT] ! @ * パートエディット ([1/5/9/13]〜[4/8/12/16]) 1 7 8 32 基本操作 4 ) ! @ *
1 モード (G) エフェクトエディット [EFFECT] 2 ボイスの種類:NORMAL/DRUM & エフェクトコネクト 3 バンク/ナンバー 4 ) ! $ % 9 エフェクトエディット 5 ASSIGN A/B/1/2に割り当てられている機能 6 ライブラリーバンク: Perf/Multi(BANK[ E][F]ボタンで 変更 ) 7 エディットの種類 : COMMON/ELEM1-4/KEY/ PART01-16 [EFFECT] [EXIT] 4 カテゴリー /ネーム 8 エディット画面名( PAGE[E][F]ボタンで変更) & 9 エディット中のエフェクト( PAGE[E][F]ボタンで変更) 4 ^ ) パラメーター名(カーソル[∧][∨] ボタンで変更) ! 設定値(データダイアルで変更) @ @ パラメーターリスト(カーソル[∧][∨] ボタンでスクロール) # ライブラリーリスト(カーソル[∧][∨] ボタンでスクロール) $ インサーションエフェクト [SHIFT]+[ARP EDIT] % システムエフェクト [EFFECT]
クイックガイド デモソングを聞いてみよう MOTIF-RACKには、あらかじめデモンストレーション用のソングが内蔵されています。次の手順で再生してみましょう。 n 14ページの「ご使用前の準備」を参照して接続などのセットアップを行ない、MOTIF-RACKの音が出る状態にしてください。 1, 4 3 2 1, 3 ク イ ッ ク ガ イ ド 1 [SHIFT]ボタンを押しながら[DEMO]ボタンを押します。デモソングプレイ画面が表示されます。 デモソングリスト 2 カーソル[∧][∨]ボタンで、聞きたい曲を選びます。 3 [SHIFT]ボタンを押しながら[ENTER]ボタンを押します。デモソングの演奏が始まります。 4 [EXIT]ボタンを押すと演奏が停止します。もう一度[EXIT]ボタンを押すと、前回表示されていたモードに戻ります。 34 デモソングを聞いてみよう
ボイス(=楽器音)を選んで演奏する ボイスプレイモードでは、さまざまなボイスプログラム(プリセット1〜5/GM/ユーザー /プラグイン)の中から好きなものを選んで演奏す ることができます。 n ボイスについては、24ページをご参照ください。ボイスの一覧は、別冊データリストをご参照ください。 n ボイスは本体内のUSERメモリーにノーマルボイスは256種類、ドラムボイスは32種類ストア(保存)することができます(58ページ)。これらのボイスに関す る設定は、ボイスエディットモードで行ないます(38ページ)。 外部キーボードを接続した場合を例にとって、いくつかのボイスの音を試してみましょう。 ボイスの選択 2 ボイスバンクを選ぶ BANK[ E][F]ボタンでボイスバンクを選びます。 1 ボイスプレイモードに入る プログラムナンバー [VOICE]ボタンを押します。[VOICE]ボタンのランプが緑に点 灯し、ボイスプレイモードに入ります。 ドラムボイスを選択する場合は[SHIFT]を押しながら[DRUM] ボタンを押します。ボタンのランプはオレンジに点灯します。 ノーマルボイス ドラムボイス
カテゴリーサーチを使う MOTIF-RACKのボイスは、16種類のカテゴリーに分類されてい ます。カテゴリーは、ボイスをピアノ、オルガンといった楽器の 種類や音のキャラクター別に分けたものです。 カテゴリーサーチは、特定のカテゴリーを指定して、その中から 使いたいボイスをすばやく探すことができる便利な機能です。 1 カテゴリーサーチのボイスリスト上で、気に入ったボイ スにカーソルを合わせて[MUTE/SEL]ボタンを押しま す。ボックスに×マークが表示され、フェーバリットカ テゴリーに登録されたことを示します。また、×マーク 付きのボイスで[MUTE/SEL]ボタンを押すと登録が解 除されます。 カテゴリーサーチ機能をONにする [CATEGORY]ボタンを押します。ランプが点灯し、カテゴ リーサーチ機能がオンになります。 [SHIFT]ボタンを押しながら[FAVORITES]ボタンを押 すと、×マークを付けたボイスだけが画面上に表示され ます。 [CATEGORY]ボタンを押すと、フェーバリットカテゴ リーから通常のカテゴリーに戻ります。 [EXIT]ボタンを 押すと、ボイスプレイモードに戻ります
プリセットボイス from MOTIF アーティスト MOTIF-RACKのプリセットボイスには、MOTIFシリーズを 使って音楽シーンで活躍する5人の国内アーティストが、実 際にライブや音楽制作現場で使用している10音色が含まれて います。 ここでは、それらのボイスを、作成した本人からのコメント とともにご紹介します。 ■ 三国 義貴(みくに よしたか) キーボーディスト/アレンジャー 70年代ブリティッシュブルースを基本にしたロックキーボー ディストとして、またアレンジャーとして評価され、1998年に セカンド・アルバム「霧人」をファンハウスよりリリース。その 他、主な参加アルバムは、RED WORRIORS、THE YELLOW MONKEYなど。 ボイス名 コメント Mikuni’sFI (PRE4, No.41) 8フィートを基本にしたオルガン。アフタータッ チでもロータリースピーカーがコントロールでき る。ケルトミュージック系、70'sブリティッシュ ロックオルガンサウンド。 Yoshi Perc (PRE4, No.
ボイスエディット ここでは、ボイス作成/エディットの操作を、流れに沿ってご説 明します。ボイスの作成/エディットは、ボイスエディットモー ドで行ないます。 ノーマルボイスは最大4つのエレメントから構成されますが、そ の全エレメントに共通した設定を行なうコモンエディットと、各 エレメントの設定を行なうエレメントエディットがあります。 3 コモンエディットの設定を行なう [SHIFT]ボタンを押しながら[COMMON]ボタンを押します。 コモンエディットのエディット画面が表示されます。 コモンエディットであることを示します n ドラムボイスの場合、ドラムキット全体に共通の設定を行なうコモン エディットと、各キーの設定を行なうキーエディットがあります。 ここで紹介する手順はあくまでもエディットの一例です。 各パラメーターの内容を把握したら、ご自分の目的に合わせて好 きなパラメーターから設定することができます。また、詳しいパ ラメーターの内容についてはリファレンス編(60ページ)でご確認 ください。 n すべてのパラメーターは、ボイス単位で設定、ストアできます。 コモンエディットは次のような画面から構成さ
コンペア機能について ドラムボイスの場合、 [SHIFT]ボタンを押しながらPART[ E] [ F]ボタンを押すことで、エディットするキーを選択します。 エディットの最中に、エディット前の設定とエディット 中の設定とを聞き比べることができます。 1 2 エディット中に[SHIFT]ボタンを押しながら [COMPARE]ボタンを押します。 [EDIT]ボタンのランプが点滅に変わり、エディット 前の音が出る状態(コンペアモード)になります。 選択したキー [SHIFT]ボタンを押しながら[COMPARE]ボタン を押すとコンペアモードから抜け、エディットモード に戻ります。 n コンペア機能はマルチエディットモードでも使うことができ ます。 n キーの選択は、[SHIFT]ボタンを押しながらNote OnをMIDI受信する ことでも行なえます。 4 エレメント/キーエディットの設定を行なう パート/エレメントボタン[1/5/9/13]〜[4/8/12/16]で、 エディットしたいエレメントを選択します。 たとえば、エレメント1をエディットする場合は、[1/5/9/13] ボタンを押します。
エレメント/キーエディットは次のような画面から構成されてい ます。 n エディット中のボイスの種類によって、選択できる画面は異なります。 PAGE[ E][ F]ボタンでエディットしたい画面を選びます。 カーソル[∧][∨] ボタンでエディットしたいパラメーターを選択 し、データダイアルでパラメーターの値を設定します。 n ここで設定するパラメーターについては、ボイスエディットの基礎知識 (26ページ)、リファレンス編(60ページ) もあわせてご参照ください。 ● OSC(オシレーター ) エレメントのウェーブ選択をはじめ、音量や発音域などを設 定します。ボイスの作成でもっとも基本となる、波形に関す る設定が中心となります。 エディット画面名 n ドラムボイスの場合、ここでOutputSelを設定すると、各キーを 異なるASSIGNABLE OUTPUT端子から出力できます(No.
コントローラーセット MOTIF-RACKには鍵盤やホイール、スイッチなどのコン トローラーはありませんが、外部機器のコントローラー でMOTIF-RACKを操作することができます。たとえば、 モジュレーションホイールを使ってレゾナンスをかけた り、鍵盤のアフタータッチでビブラートをかけたりなど、 演奏する音楽のタイプや目的に応じて自由にコントロー ル機能を変更することができます。 これらのコントローラーの割り当てをコントローラー セットと呼びます。1つのボイスに対して最大6種類の コントローラーセットを設定できます。 コントローラーセット6 コントローラーセット5 コントローラーセット4 コントローラーセット3 コントローラーセット2 n ここで設 定できるコントローラ ーの種類には、次のようなも の があります。 AS1/AS2( アサイナブル1、2)、PB(ピッチベンドホイール )、 MW(モジュレーションホイール)、AT(アフタータッチ)、FC1/ FC2(フットコントローラー 1、2)、FS(フットスイッチ)、 BC(ブレスコントローラー ) 2 Set1Destで "ELM-Pan" (エレ
ボイスのエフェクトを設定 音作りの最終段階でエフェクトを活用し、音に広がりや厚み、歪 み感などの表現力を加えることができます。ボイスモードではボ イスごとにエフェクトを設定することができます。 n エフェクトの構成については、22ページをご参照ください。 ここでは、ボイスのエフェクト設定手順の一例を紹介します。 1 ボイスモードで対象のボイスを選ぶ (35ページ) 3 インサーションエフェクトの設定を行なう インサーションエフェクトに関するパラメーターには、以下のも のがあります。 カーソル[∧][∨] ボタンでパラメーターを選択し、データダイア ルで値を設定します。 ● EL1InsEFOut〜EL4InsEFOut (インサーションエフェクトアウト) エレメント1〜4をインサーション1、2のどちらに入力する かを選択します。インサーションエフェクトをかけない ( thru)こともできます。 n ドラムボイスの場合は、"InsEFOutKey"でキーを選択してから "InsEFOut"でキーごとにインサーションエフェクトへの入力方法 を設定します。 n ドラムキーの選択は、[SHIFT]ボタン
システムエフェクトに関するパラメーターには、以下のものがあ ります。 カーソル[∧][∨]ボタンでパラメーターを選択し、データダイア ルで値を設定します。 n リバーブタイプやコーラスタイプについては、別冊データリストをご参 照ください。 ● ReverbType(リバーブタイプ) ReverbSend(リバーブセンド) ReverbRtn(リバーブリターン) ReverbPan(リバーブパン) 6 設定を保存する エフェクトの設定は、ボイスエディットパラメーターと一緒に、 ボイスごとに保存できます。 設定を保存したい場合は、ボイスモードを抜ける前にストア操作 (58ページ)を行ないます。 続けてボイスエディットモードに入る場合は、[EDIT]ボタンを 押します。 ストア操作を行なわずにほかのボイスを選んだり、ほかのモードに 入ったりすると、エフェクトの設定は消えてしまう場合がありますの で、ご注意ください。 リバーブエフェクトに関する設定を行なうパラメーターです。 ● ChoCtgry(コーラスカテゴリー ) ChoType(コーラスタイプ) ChoSend(コーラスセンド) ChoRtn(コー
マルチ音源として活用する マルチモードは、MOTIF-RACKをコンピューターミュージック用(シーケンサー用)のマルチ音源として活用するための優れた機能を備え ています。ソングファイルの各トラックのデータに合わせて、マルチの各パートに別々のMIDIチャンネルと任意のボイスを設定しておけ ば、外部シーケンサーでそのソングファイルを再生させるだけで、MOTIF-RACKは同時に複数の異なるボイスを使ったアンサンブル演奏 を行なうマルチ音源として機能します。 マルチプレイモードでの演奏 2 データダイアルでマルチナンバーを選ぶ マルチプレイモードでは、あらかじめ作成したマルチプログラム の中から好きなものを選んで、発音させることができます。 n マルチについては、30ページをご参照ください。 n マルチは本体内のUSERメモリーに128種類ストアすることができま す。これらのマルチに関する設定は、ミキシングエディットモード (45ページ)およびマルチエディットモード(46ページ)で行ないます。 ク イ ッ ク ガ イ ド 1 マルチプレイモードに入る [MULTI]ボタンを押します。[MULTI]ボ
簡単なエディット操作 (ミキシングエディット) ミキシングエディットモードでは、各パートの設定を視覚的に確 認しながらエディットが行なえます。外部シーケンサーでソング ファイルを再生させながら各パートの設定を変更する場合に便利 です。 ミキシングエディットモードでは、マルチのエディットのうち、 各パートの音色やエフェクトなどの簡単な設定を行ないます。細 かい設定はマルチエディットモード(46ページ)で行ないます。 1 3 各画面のパラメーターをエディットする ミキシングエディットモードには、 Voice、Output、Effectの 3つの画面があります。PAGE[ E][F]ボタンで画面を選びま す。 ● Voice(ボイス) 各パートのボイスを選択します。BankMSB/BankLSBでバ ンクを選び、VoiceNo.
4 (必要に応じて)変更を保存する エディットしたマルチは、本体内のユーザーメモリーに128種類 ストア(保存)することができます。 ストアの手順については58ページをご参照ください。 n [MULTI]ボタンを押すとマルチプレイモードに戻ります。 本格的なエディット (マルチエディット) マルチエディットモードは、本格的なミキサー機能としてはたら き、ミキシングエディットモードよりも細かくマルチのエディッ トが行なえます。ボイスエディットモードと同じ要領でマルチの エディットが行なえます。 n [EDIT]ボタンを押すと、マルチエディットモードに入ります。 マルチエディットにはコモンエディットとパートエディットの2種 類があります。マルチの全パートに共通の設定はコモンエディッ トで、パートごとの設定はパートエディットで行ないます。 全パート共通(コモン)のエディット画面であることを示しています マルチモードでのプラグインボイスの演奏 マルチモードでプラグインボイス/ボードボイスを演奏す る場合は、以下の設定を確認してください。 • プラグインパートにプラグインボイスを割り当てます。 ミキシングエ
マルチのコモンエディットは次のような画面から構成されていま す。PAGE[E][ F]ボタンで画面を切り替えます。 パートエディットは次の5つの画面から構成されています。 PAGE[ E][ F]ボタンで画面を切り替えます。 ● General(ジェネラル) ● Voice(ボイス) コモンエディットのうち、マルチのネームなどのジェネラル (一般)パラメーターを設定します。 各パートのボイスに関する設定です。 n カテゴリーサーチ機能(36ページ)を使って、各パートに割り当て るボイスを選択することもできます。 ● MEQ(マスター EQ) マスターイコライザーに関する設定を行ないます(22ページ)。 ● Output(アウトプット) 音量やパンなど、各パートの出力に関する設定を行ないます。 ● CtrlAsn(コントロールアサイン) MOTIF-RACKがあるコントロールチェンジを受信したとき にどのように機能するかを設定します。 n ここでOutSelを設定すると、各パートを異なるASSIGNABLE OUTPUT端子から出力できます(No.
マルチライブラリーを使う マルチライブラリーには、複数のボイスを重ねて外部キーボード などで演奏できるように設定されたマルチ(=パフォーマンス)や、 アンサンブル演奏用にそれぞれのパートがバランスよく設定され たマルチが124種類用意されています。新しいマルチを作成する ときに、すべてのパートを一から作るのではなく、作成したいマ ルチのイメージに近いものをマルチライブラリーからコピーし て、それをエディットすれば、簡単なエディット操作で目的の ユーザーマルチを作成することができます。 n マルチライブラリーの一覧については、別冊データリストをご参照く ださい。 ここではマルチライブラリーの使い方をご説明します。 ● Multi(マルチ)バンク Multiバンクのマルチは、それぞれ異なるMIDI受信チャンネ ルが設定された16までのパートで構成されています。外部 シーケンサーでソングファイルを再生すると、各トラックの データに合わせて、それぞれのパートでアンサンブル演奏が 行なえます。 n MIDI受信チャンネルについては78ページをご参照ください。 3 使用するマルチを選択する カーソル[∧][∨]
5 選択したマルチをエディットする 手順1〜4で選択したマルチをエディットしてユーザーマルチを 作成できます。以下のことができます。 • マルチエディットモードでコモンパラメーターやパートパラ メーターの値を変更する(46ページ) • エフェクトエディットモードでエフェクトの設定を変える (50ページ) • アルペジオエディットモードでアルペジオの設定を変える (54ページ) ここでは例として、パート1に割り当てられたボイスPower Grandを、JazzGrandに変更する手順を示します。 1 [EDIT]ボタンを押してマルチエディットモードに入る 2 [1/5/9/13]〜[4/8/12/16]ボタンで、エディットした いパート(ここではパート1)のパートエディット画面を選択 する(47ページ) 3 PAGE[E][F]ボタンでVoice画面を選び、カーソル[∧] [∨]ボタンで"Number"を選ぶ 4 [CATEGORY]ボタンを押して、カテゴリーサーチ機能をオ ンにする(36ページ) 同じカテゴリー ( ピアノ、ギター、オルガンなど)の中で別の 音色を選びたいときには、カテゴリ
マルチのエフェクトを設定 音作りの最終段階でエフェクトを活用し、さらに表現力を加えることができます。全体にリバーブを深くかけて残響効果を出したり、各 パートにエフェクトをかける量のバランスを調節することで奥行きを表現したりなど、エフェクトの設定によってさまざまな効果が得ら れます。 マルチモードでは、パートごとに行なう設定と、全パート共通で行なう設定があります。 パートごとに行なう設定 C パートイコライザー ( マルチパートエディットモード) A インサーションエフェクトのオン/オフ、システムエフェクトへのセンドレベル/ドライレベル( ミキシングエディットモード) 全パート共通で行なう設定 B システムエフェクトのエフェクトタイプやリターンレベルなど(エフェクトエディットモード) D マスターイコライザー (マルチコモンエディットモード) マルチモードでのエフェクト設定の流れ システム エフェクト B ReverbType 音源部 ク イ ッ ク ガ イ ド パート1 パート2 ChoToRev インサーション エフェクトを かけるパート (4つまで) C EQ RevSen
ここでは、マルチのエフェクト設定手順の一例を紹介します。 4 1 マルチモードで対象のマルチを選ぶ (44ページ) 2 ミキシングエディットモードに入る (45ページ) [MULTI]ボタンを押してミキシングエディットモードに入りま す。ミキシングエディットモードでは、パートごとのエフェクト の設定を行ないます。 3 インサーションエフェクトをかけるパート を4つまで選択する(50ページ A ) PAGE[E][ F]ボタンでEFFECT画面を選択し、カーソル [∧] [∨]ボタンで"InsEF"を選択します。 パートごとのリバーブ、コーラスエフェク トの深さを設定する(50ページ A ) 各パートにリバーブ、コーラスエフェクトをかけるレベルを設定 します。RevSend(リバーブセンド)、ChoSend(コーラスセン ド)、 DryLevel(ドライレベル)の3つのパラメーターがあります。 カーソル[∧][∨] ボタンでパラメーターを選択し、パート/エレメ ントボタンでパートを選んで、データダイアルで各パートのセン ドレベルを調節します。 たとえば、パート7のリバーブを深くかけたい場合
6 システムエフェクト(リバーブ、コーラス) に関する設定を行なう(50ページ B ) システムエフェクトに関するパラメーターには、以下のものがあ ります。 まずリバーブ、コーラスのエフェクトタイプを選び、つぎにリ ターンレベルやパンを設定してリバーブ、コーラスエフェクトの かかり具合を調節します。 8 イコライザーの設定を行なう(50ページ C D) MOTIF-RACKは、パートごとの音質バランスを調節するための 3バンド(帯域)のパートイコライザーと、全パート共通で音質補 正を行なう5バンドのマスターイコライザーを備えています。そ れぞれマルチエディットモード( 46ページ)で設定を行ないます。 n イコライザーについては22ページをご参照ください。 n リバーブタイプやコーラスタイプについては、別冊データリストをご 参照ください。 ● ReverbType(リバーブタイプ) ReverbRtn(リバーブリターン) ReverbPan(リバーブパン) まず、パートイコライザーの設定をパートエディット( 46ページ) のEQ画面で行ないます。 リバーブエフェクトに関する設定を行なうパラメ
アルペジオ機能を使う アルペジオとは アルペジオ再生の4つのカテゴリー 鍵盤演奏に応じて、アルペジオ(分散和音)を自動演奏する機能です。 アルペジオ演奏は、特にダンス系やテクノ系を中心とした音楽に は欠かせない要素となっています。あらかじめ、音色やフレーズ に合わせてボイス/マルチパートごとに好きなアルペジオタイプ やテンポを設定しておくことができます。 また、アルペジオ再生させるノートリミット(キーの範囲)やベロ シティリミット(鍵盤を押す強さの範囲)を設定したり、アルペジ オ再生の仕方やプレイエフェクトを設定することもできます。 アルペジオは外部にMIDI出力することもできます。 n アルペジオを外部にMIDI出力するには、以下のパラメーターで設定し ます。 • ボイスのアルペジオ:ArpOutSw(ユーティリティモード) • マルチのアルペジオ:OutputSw(アルペジオエディットモード) アルペジオには4つのカテゴリーがあり、カテゴリーごとに再生 方法が違います。 シーケンス: Sq 演奏するキー (鍵盤)に応じて、フレーズがオクターブ単位でアッ プ/ダウンするタイプが中心です。 フレーズ
アルペジオ演奏 1 アルペジオ演奏したいボイス/マルチを選ぶ (35、44ページ) 2 アルペジオ機能をオンにする アルペジオの設定を変更する さまざまなアルペジオタイプがプリセットされています。また、 演奏する曲や目的に合わせてアルペジオの演奏スピード(テンポ) などを自由に設定することができます。 アルペジオに関する基本的な設定は、アルペジオエディットモー ドで行ないます。アルペジオエディットモードは、ボイス/マル チモードから入れます。 以下の説明では、マルチモードの画面を使用します。 [ARPEGGIO]ボタンを押します。 1 ARP(アルペジオ)画面を開く ボイス/マルチモードで、[SHIFT]ボタンを押しながら [ARP EDIT]ボタンを押します。 [ARPEGGIO]ボタンのランプが点灯し、アルペジオ機能がオン になったことを示します。 ク イ ッ ク ガ イ ド n 現在選ばれているボイス/マルチで、アルペジオ機能があらかじめオン に設定されている場合は、そのボイス/マルチを選んだ時点で [ARPEGGIO]ボタンのランプが点灯します。 n アルペジオ機能のオン/オフは
3 アルペジオタイプを選ぶ カーソル[∧][∨]ボタンで "Type" を選び、データダイアルで アルペジオタイプを選びます。 アルペジオタイプは4つのカテゴリーに分かれており、オーソ ドックスなものからコードバッキング、ベースライン、ドラムパ ターンに使えるようなものまで、さまざまなタイプがあります。 4 6 アルペジオスイッチを設定する(マルチ モードの場合のみ) パートごとにアルペジオ機能をオン/オフすることができます。 アルペジオスイッチの設定はマルチパートエディットモードで行 ないます。マルチパートエディットモードに入り( 47ページ)、 Voice画面で "ArpSw" を選択します。各パートのアルペジオオ ン/オフをデータダイアルで切り替えます。ここでonに設定した パートでアルペジオ演奏が行なわれます。 テンポを設定する カーソル[∧][∨]ボタンで "Tempo" を選び、データダイアルで 値を設定します。ここで設定したテンポでアルペジオ演奏が行な われます。 7 アルペジオの設定を保存する アルペジオの設定は、ボイス/マルチの一部として、ボイス/マル チごとにストア(
ジョブ(便利な補助機能)を活用する ユーティリティモードの中には、イニシャライズ、コピー、バルクダンプ、プラグインセーブ、プラグインロード、ファクトリーセット の6つのジョブがあります。 エディットモードで作成した(または作成中の)ボイスやマルチをイニシャライズ(初期化)したり、コピーしたりできる便利な機能です。 ジョブの実行手順 ク イ ッ ク ガ イ ド イニシャライズ ( ボイスやマルチの初期 設定データを呼び出す) 1 ボイス/マルチモードで、ジョブを実行したいボイス/マルチ を選択します。 すでに作成されているデータを元にするのではなく、最初からボ イスやマルチを作る場合などに、エディット前にイニシャライズ を実行します。 2 [UTILITY]ボタンを押して、ユーティリティモードに入りま す。 イニシャライズするデータの種類をカーソル [∧][∨]ボタンで選 択し、データダイアルで決定します(ボックスに×マークを付け ます)。 3 PAGE[E][F]ボタンで "JobSel" を選び、カーソル[∧] [∨]ボタンで実行したいジョブを選択します。 イニシャライズする データの
コピー あるボイス/マルチのエレメント/キー /パートなどのデータを、 現在エディット中のボイス/マルチにコピーすることができます。 マルチモードの場合、エフェクトの設定をコピーすることもでき ます。 n 1つのボイス/マルチ全体をコピーしたい場合は、ストア操作(58ペー ジ)で行なってください。 コピー元のボイス/マルチのナンバーやコピーするデータタイプ を、カーソル[∧][∨]ボタンで選択し、データダイアルで値を設 定します。また、コピー先のデータタイプについてもデータダイ アルで決定します。 プラグインセーブ (ボードボイスを保存する) コンピューター上でエディットしたボードボイス (ボードカスタ ムボイス) をMOTIF-RACK本体に保存します。 プラグインボード上にはバックアップメモリーが搭載されていな いため、電源を切るとエディットした内容が失われ、ボードボイ スが初期化されます。そこで、プラグインセーブ操作を行なって ボードカスタムボイスを保存します。 n ボードボイスについては30ページをご参照ください。 カーソル[∧][∨] ボタンで保存先(PLG1/PLG2)を選択し、デー タダイ
設定を本体に保存する(ストア) エディットしたボイス/マルチは、次の手順で本体内のユーザー メモリーにストア(保存)することができます。 ストアを実行すると、ストア先のデータは失われてしまいます。大切 なデータはあらかじめコンピューター (MIDIシーケンスソフト)や、 ヤマハMIDIデータファイラー MDF3などに保存してください (57ページ)。 4 ストアを実行する [SHIFT]ボタンを押しながら[ENTER]ボタンを押します。実行 確認の画面が表示されます。 名前を変更する場合は、ストアを行なう前に設定します。 59ページの説明をご参照ください。 1 ストアモードに入る エディットしたあと、[SHIFT]ボタンを押しながら[STORE] ボタンを押します。 ストア画面が表示されます。 ノーマルボイスの例 [SHIFT]ボタンを押しながら[ENTER]ボタンを押すとストアが 実行されます。画面に「Completed.
ボイス/マルチネームの設定(文字入力) MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8の音色 ボイス/マルチのコモンエディットモード時のGeneral画 面に、ボイス/マルチ名を設定する"Name(ネーム)"パラ メーターがあります。文字入力の手順は以下のとおりで す。 MOTIF-RACKにMOTIF6/MOTIF7/MOTIF8を接続し て、MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8からのバルクデータを 受信することができます。受信できるデータは次のとお りです。 1 ・ユーザーボイス ・ユーザーパフォーマンス ・ソングミキシングテンプレート ボイス/マルチコモンエディットで、"Name" を選択 します(38、46ページ)。 MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER Integrated Sampling Sequencer Real-time External Control Sur face Modular Synthesis Plug-in System 2 BANK[E][ F]ボタンを使ってカーソル(反転表示 部分)を移動し、
リファレンス編 これより、 各画面で設定できるパラメーターを説明します。以下の機能ツリー図で各モードの機能(パラメーター)名を確認して、64ページの 機能一覧でそれぞれの機能について調べることができます。 n 具体的な操作の手順については、32ページの「各モードの選択と画面の見方」およびクイックガイドをご参照ください。 機能ツリー図 説明No.は、機能一覧(64ページ)の各項目に対応しています。 ボイスモード 画面名 パラメーター (LCD表示) PAGE[E][F] ボタンで変更 カーソル[∧][∨]ボタンで 選択 説明 No. 参照 ページ ■ボイスプレイ (BANK) - 35 (Program No.
画面名 パラメーター (LCD表示) PAGE[E][F] ボタンで変更 カーソル[∧][∨]ボタンで 選択 Dcy2Lv LFO EQ 説明 No. 参照 ページ 画面名 パラメーター (LCD表示) PAGE[E][F] ボタンで変更 カーソル[∧][∨]ボタンで 選択 CtrlSet 25 65 ([SHIFT]+[ARP EDIT] ボタンで選択) Type 説明 No.
マルチモード その他のモード 画面名 パラメーター (LCD表示) PAGE[E][F] ボタンで変更 カーソル[∧][∨]ボタンで 選択 説明 No. 参照 ページ 画面名 パラメーター (LCD表示) PAGE[E][F] ボタンで変更 カーソル[∧][∨]ボタンで 選択 パート Voice ■マルチプレイ (Multi No.
パラメーターと画面名の対応 表の見方 各パラメーターが、どの画面/モードで設定できるかを示しています。 モード名は以下のように省略しています。 VC: ボイスコモンエディット VE: ボイスエレメント/キーエディット パラメーター名 A B C D E F A.PhraseNo. MC: マルチコモンエディット MP: マルチパートエディット 画面名(モード) General (VC) パラメーター名 F ME: ミキシングエディット U: ユーティリティ 画面名(モード) FlwSns (PEG) PEG (VE) パラメーター名 P PortaMode 画面名(モード) General (VC), Voice (MP) A.PhraseSft General (VC) FlwSns (Filter) Filter (VE) PortaSwitch General (VC), Voice (MP) AC Source CtrlSet (VC) FlwSns (Pitch) Pitch (VE) PortaT.
機能一覧 この一覧では、すべてのエディットパラメーターを説明しています。* の付いた項目には、表のあとに補足があります。関連ページでは、操 作例や詳細、他の機能との関係などが説明されています。 説明No.は機能を説明するうえで便宜的につけたものです。機能ツリー図(60ページ)の各項目と対応していますので、目的の機能を探すの にご利用ください。 「WEB用語集」の欄に○の付いている項目は、以下のURLに用語説明(電子楽器用語集)があり、理解を深めることができます(「読み」によ る検索ができます)。 http://www2.yamaha.co.jp/manual/japan/emi/word/ (URL および見出し語は変更されることがあります) n 画面の見かたについては32ページ、各モードの選択については31ページをご参照ください。プレイモードについては35、44ページをご参照ください。 説明 No.
説明 No. 20 機能名 読み パラメーター(LCD表示) WvNo./WvCtgr/Number Wave Number/Wave Category/ Voice Number ウェーブナンバー/ウェーブカテゴリー/ ボイスナンバー 説明 関連 ページ 補足 – *7 WEB 用語集 Normal Element Edit時 ...各エレメントのウェーブ/ カテゴリー (39ページ)を選択。 Drum Key Edit 時...各キーのウェーブ / ボイスナンバー / カテゴリーを選択。 Multi Part Edit 時...各パートのボイスナンバーを選択。 別冊データリスト参照。 Plug-in Element Edit時...
説明 No.
説明 No.
説明 No.
説明 No.
説明 No.
説明 No.
*1 *4 *13 カテゴリーリスト ドラムパートでは、ポルタメントの設定はできません。 ノーマルボイスをドラムキーに割り当てたとき、 ドラムキーのノートナンバーにかかわりなく、その ドラムキーは元のボイスのC3のピッチ(音の高さ)で 発音します。Coarseの設定は、そのC3のピッチを 基準に移調します。 表示 カテゴリーネーム 表示 カテゴリーネーム -- 指定なし Ld シンセリード Ap アコースティックピアノ Pd シンセパッド *5 Kb キーボード Sc シンセコンプ プラグインパートでは、Modeの設定はありません。 Or オルガン Cp クロマティックパーカッション Gt ギター Dr ドラム Ba ベース Se サウンドエフェクト St ストリングス/オーケストラ Me ミュージカルFx Br ブラス Co コンビネーション Rp リード/パイプ パワーオンモードの設定で呼び出される内容 設定 multi voice (USER) voice (PRE1) GM *2 *14 *6 モード マルチ
Freq(フリケンシー ) *15 インサーションエフェクト1/2を通ったドラムキー の、 リバーブ/コーラスエフェクトへのセンドレベル は、 キーごとには設定できません。また、これら2つ のセンドレベルのノーマルボイスでの値は127で固 定されています。 ブースト/カットしたい中心周波数を設定します。 Gain(ゲイン) Freqで設定された中心周波数帯域の信号レベルを 設定します。 Q(周波数特性) *16 C(中央)に設定すると、各エレメント/パートで設定 したパンがそのまま再生されます(コモンエディット 時)。 *22 弾く鍵盤の位置によるエレメントのコント ロール(PEGタイム=PEGの変化の速さの例) Freqで設定した周波数付近の信号レベルを増減させ て、さまざまな周波数特性カーブを作ることができ ます。 プラスの値 マイナスの値 +63 +30 低音 0.1 + 速い 高音 −40 12.
*26 *33 *36 sort、thruのどちらの場合も、実際に発音されるノー トの順番は、 アルペジオのシーケンスデータによって 影響を受けます。 Typeで選ばれているフィルターの種類によって ResonanceかWidthかの機能が切り替わります。 Resonance...LPF、HPF、BPF(BPFwを除く)、 BEF Width...
*39 *47 Destのパラメーターがエレメントに関するものでな いとき(00〜33のとき)は機能しません。 LFO Speed on(エレメントエディット) each-on(イーチオン)(コモンエディット) MIDIノートオンを受信するたびに位相の初期設定値 に基づいて信号波形が始まります。 大きい値(スピード=速い) *40 PB MW AT FC1/2 FS BC AS1/2 時間 ピッチベンドホイール モジュレーションホイール アフタータッチ フットコントローラー 1/2 フットスイッチ ブレスコントローラー ASSIGN1/2 小さい値(スピード=遅い) キーオン (1音め) 時間 キーオン (2音め) 1st-on(ファーストオン)(コモンエディット) MIDIノートオンを受信したときに1音めは必ずLFO の発振がリセットされます。 1音めをノートオフせずに2音めを弾いた場合、2音 めはリセットされません。 *41 ASSIGN A/Bについては、ボイスごとではなくボイ スモード全体で1つの機能を割り当てることができ ます。 ユーティリティモードのASA/ASBで設定し
FadeOut *51 P.
資料編 ディスプレイメッセージ LCD表示 説明 Are you sure? 実行しますか?(最終確認) Bulk proteced. バルクデータ受信のプロテクト(No.158、70ページ)がかかってます。 Completed. 完了しました(操作が完了したときに表示されます)。 Device number is off. デバイスナンバーがオフに設定されているため、バルクデータを送受信できません。 Device number mismatch. デバイスナンバーが異なっているため、バルクデータを送受信できません。 Effect plug-in is not supported. エフェクトプラグインボード(PLG100-VH)はサポートされていません。 Executing. . . 実行中です(コマンドの実行中に表示されます)。表示中は絶対に電源を切らないでください。 MIDI buffer full. 一度に大量のMIDIデータを受信したので処理できませんでした。 MIDI checksum error.
MIDIについて MIDI(ミディ )は、Musical Instrument Digital Interfaceの頭文字をとったもので、楽器同士を接続して演奏情報や音色情報などをやり とりするために作られた世界統一の規格です。世界統一規格ですからメーカーや楽器の種類が違ってもデータをやりとりすることができ ます。 MIDIでは、 「鍵盤を弾く」、「音色を選ぶ」といった演奏に関する情報以外に、画面を切り替えるための情報や、テンポをコントロールする ための情報など、さまざまな情報をやりとりすることができます。これらの情報をフルに活用すると、鍵盤やコントローラーを使って演 奏するだけではなく、パートごとのパンやリバーブの深さを変えたり、エフェクトの設定を変更するなど、本体パネルで設定するパラ メーターのほとんどを外部MIDI機器からMIDIを通してコントロールすることができます。 「MIDIについて」では、データ/値を10進数や2進数、16進数で 表現しています。16進数の場合は数値 の後(または列の頭)にH (Hexadecimal)が付いています。 また、"n"は任意の整数を表します。データ/値を入力する場合
本体で送受信できるMIDI情報 (MIDIメッセージ) MIDI情報は、大きく分けてチャンネルメッセージとシステムメッ セージの2つのタイプがあります。それぞれのタイプには以下の ようなメッセージがあります。別冊「データリスト」のMIDIデー タフォーマットとあわせてお読みください。 n レシーブ(Rcv *** 、Receive ****。***はパラメーター名)の設定がoff のとき、指定されたパートは該当するメッセージを受信しません(別冊 データリストのMIDI Data Table参照)。 モジュレーションホイール(コントロールナンバー 001) モジュレーションホイールを操作したときに出力されるMIDIメッ セージです。値が0のときモジュレーションはかからず、 127のとき 最大にかかります。 ビブラートの深さ以外にも以下のパラメーターの効果のかかり具合 (深さ)をコントロールします。 ポルタメントタイム(コントロールナンバー 005) ポルタメントのかかり方を調節するMIDIメッセージです。0のときポ ルタメント効果はなく、127のとき効果は最大になります。 ポルタメントスイッチ(コントロール
ソステヌートペダル(コントロールナンバー 066) データインクリメント(コントロールナンバー 096) ピアノのソステヌートペダルのオン/オフを設定するMIDIメッセージ です。値が0〜63のときソステヌートがオフ、64〜127のときオン になり、ソステヌート効果がかかります。 データデクリメント(コントロールナンバー 097) 特定の音(ノートナンバー )の発音中にオンにすると、オフするまでそ の音が持続します。 ハーモニックコンテンツ(コントロールナンバー 071) ボイスやパートごとのフィルターのレゾナンスを調節するMIDIメッ セージです。0〜127の値を−64〜+63に置き換えて元の音色デー タに加減され、レゾナンスが変更されます。 リリースタイム(コントロールナンバー 072) パートごとのAEGリリースタイムを調節するMIDIメッセージです。 0〜127の値を−64〜+63に置き換えて元のボイスデータに加減さ れ、リリースタイムが変更されます。 アタックタイム(コントロールナンバー 073) パートごとのAEGアタックタイムを調節するMIDIメッセージです。 0〜127の値を−6
■ チャンネルモードメッセージ ■ プログラムチェンジ 2nd BYTE 3rd BYTE MESSAGE 120 0 All Sounds Off 121 0 Reset All Controllers 123 0 All Notes Off 126 0-16 127 0 Mono ボイスを選択するためのMIDIメッセージです。バンクセレクトと組 み合わせて使用すると、すべてのバンクのボイスをMIDIで選択でき るようになります。 ボイスリストについては、別冊の「データリスト」 をご参照くださ い。 Poly オールサウンドオフ(コントロールナンバー 120) n プログラムチェンジを0〜127で設定する場合は、データリストのNo. から1を引いた数で指定します。たとえば、No.
GMシステムオン 本体をGMシステムレベル1に準拠した音源として機能させるための MIDIシステムエクスクルーシブメッセージです。GMに定義されたす べてのMIDIメッセージを受信可能な状態にします(シーケンスプレイ モード)。 そのため、NRPNとバンクセレクトについては受信できなくなります。 F0 7E 7F 09 01 F7 (16進数) n このメッセージのあと、最初のノートオンまでの間隔は、4分音符程度 以上空けてください。 MIDIマスターボリューム 用語 意味 Available 使用可能な cent(s) セント(1セント=100分の1半音) DEC 10進数 Default 初期値 depend(s) on *** *** による Depending on the installed Plug-in Board.
MIDIデータフォーマット 「MIDIデータフォーマット」は、データ/値を10進数や2進数、 16進数で表現しています。16進数の場合は数値 の後(または列 の頭)にH (Hexadecimal)が付いています。 また、"n"は任意の整数を表します。データ/値を入力する場合は、 78ページのテーブルをご参照ください。 ・ aaH (16進数)/Oaaaaaaa (2進数)はデータのアドレスを示します。 アドレスは、High、MidとLowがあります。 ・ bbH/0bbbbbbbはバイトカウントを示します。 ・ ccH/0cccccccはチェックサムを示します。 ・ ddH/0dddddddはデータ/値を示します。 (1) TRANSMIT FLOW MIDI <-+-[SW1]--+--------OUT | | | +--[SW5]-| | | | | +--[SW6]-| +-[SW2]-----------| | +-----------------| +-[SW3]--+--[SW4]-| | | | | | | +--[SW4]-| | +------------------ [SW1] [S
(3) TRANSMIT/RECEIVE DATA (3-1-4) PROGRAM CHANGE STATUS PROGRAM NUMBER (3-1) CHANNEL VOICE MESSAGES 1100nnnn(CnH) 0ppppppp (3-1-5) CHANNEL AFTER TOUCH STATUS VALUE 1101nnnn(DnH) 0vvvvvvv n = 0 〜 15 CHANNEL NUMBER v = 0 〜 127 AFTER TOUCH VALUE 1110nnnn(EnH) 0vvvvvvv 0vvvvvvv n = 0 〜 15 CHANNEL NUMBER PITCH BEND CHANGE LSB PITCH BEND CHANGE MSB (3-1-1) NOTE OFF 1000nnnn(8nH) 0kkkkkkk 0vvvvvvv n = 0 〜 15 CHANNEL NUMBER k = 0 (C-2) 〜 127 (G8) v は無視 1001nnnn(9nH) 0kkkkkkk NOTE ON 0vvvvvvv(v ≠0) NOTE O
(3-4) NON-REGISTERED PARAMETER NUMBER 制御できるパラメータはなし。ただし、プラグインボードに対しては、そのまま送信される。 (3-5) SYSTEM REAL TIME MESSAGES (3-5-1) ACTIVE SENSING (3-6-5) DUMP REQUEST 11110000 01000011 0010nnnn 01101111 0aaaaaaa 0aaaaaaa 0aaaaaaa 11110111 F0 43 2n 6F aaaaaaa aaaaaaa aaaaaaa F7 Exclusive status YAMAHA ID Device Number Model ID Address High Address Mid Address Low End of Exclusive Address( アドレス)およびByte Count(バイトカウント) は、別冊データリストのMIDI Data Table STATUS 11111110(FEH) 約 200msecごとに送信する。 このコードを一度受信すると、センシングを開始する。約 35
プラグインボード(別売)の取り付け 別売のプラグインボードを使ってボイスを拡張することができま す。 MOTIF-RACKに装着できるプラグインボードは以下のとおりで す(19ページ参照)。 ・PLG150-AN ・PLG150-PF ・PLG150-DX ・PLG150-VL ・PLG150-DR ・PLG150-PC ・PLG100-XG MOTIF-RACKにはプラグインボード用に2つのコネクターが用 意されており、トップパネルに2枚まで取り付けることができま す。 拡張部品取り付けに関する注意 取り付け作業に入る前に、+(プラス)ドライバーを準備してくだ さい。 警告 ・取り付け作業は、必ずMOTIF-RACK本体および周辺機器の電源を 切った状態で行なってください。そして、MOTIF-RACK本体の電 源コードのプラグをコンセントから抜き取り、さらに、MOTIFRACK本体と周辺機器を接続しているケーブルを抜き取ってから 行なってください。 ・ネジ類を本体内部に落とさないように注意してください。これを 防ぐため、拡張部品を取り付けている間、外したネジやカバーを MOTIF-RACKから離れた場所
プラグインボードの取り付け 手順 4 プラグインボードを静電気防止袋から取り出します。 取り付けるときは、コネクターやIC が付いているほうを上に します。 1 本体の電源を切り、電源アダプターを抜きます。また、本体 に接続している機器がある場合は、それらの機器との接続も 外します。 5 ケーブルのコネクターをプラグインボードのコネクターに接 続します。このとき、コネクターの向きを間違えないように ご注意ください。 コネクターは左右のツメがロックされるまで差し込んでくだ さい。 2 フロントパネル側を手前にして、取り付け口のふたのネジを +(プラス)ドライバーを使って外します。 6 プラグインボードを以下の手順でプレートに固定します。 n 外したネジ 6本は固定時に使用しますので、なくさないようご注意 ください。 ふたを外します。 プラグインボード用取り付けプレートが現れます。プラグイ ンボードは、取り付けプレートの左右(2カ所)に取り付けるこ とができます。 6-1フック1 にプラグインボード(コネクターが付いている ほう)をしっかりと差し込みます。ケーブルがプラグイ ンボードの上
6-2 プラグインボードを倒し、フック2 にはめ込みます。 しっかりと固定されるまで(左右のフックにひっかかる まで)押さえつけます。 プラグインボードの外し方 1 フック2 を外側に押して、プラグインボードを上に持 ち上げ、フック2から抜きます。 PL G2 フック2 PL G2 フック2 PL G2 2 フック1を外側に押し広げながら、プラグインボード をフック1から引き抜きます。 PL G2 6-3 ケーブルを本体のすきまに入れます。 フック1 資 料 編 3 7 手順2で外したネジを使って、ふたを固定します。 88 プラグインボード(別売)の取り付け ケーブル全体を持ってゆっくりとケーブルを抜き ます。
トラブルシューティング 故障かな? と思ったら 「音が出ない」「音色がおかしい」などといった場合は、まず以下 の項目をチェックしてください。また、バルクダンプ機能 (57ページ)でデータのバックアップをしてから、ファクトリー セット(57ページ)をすることで解決できることもあります。 それでも直らないときは、お買い上げのお店、または巻末のヤマ ハデジタルインフォメーションセンター、ヤマハ電気音響製品 サービス拠点にご連絡ください。 特に音が出ない場合など、次の手順で、トラブルの原因がどこに あるか、見当をつけてから、それぞれの設定を確認するとよいで しょう。 1 2 本体にヘッドフォンを差し込み、MOTIF-RACKと外部MIDI 機器(キーボードなど)を接続して、各機器の電源を入れ(14 ページ)、正常に音が出るかを確認します。 外部オーディオ機器(スピーカーなど)からは音が出なくても、 ヘッドフォンから音が出る場合は、外部オーディオ機器や接 続に使用しているコードなどに原因があります。 ヘッドフォンから音が出ない場合、ボイスやマルチのプログ ラムを切り替えて、他のプログラムでも同じ症状が出るかを 確
音が歪む ドラムボイスが見つからない ● 不要なエフェクトが設定されていませんか? ............... 42、50ページ ● ドラムボイスはノーマルボイスと選択方法が異なります..... 35ページ ● 音量(マスターボリューム)を上げすぎていませんか? ........................................................................................... 12、14ページ 音が小さい ● MIDIコントロールによって、MIDIボリュームやエクスプレッション が下がっていませんか? ● フィルターのカットオフ周波数の設定が下がりすぎていませんか? ..................................................................................... No.76、67ページ 弾いた鍵盤(受信したノートナンバー )の ピッチ(音の高さ)が出ない ● ユーティリティのTuneは正しく設定されていますか? .....................
仕様 音源部 ボイス マルチ エフェクト アルペジエーター 音源方式 AWM2 (Modular Synthesis Plug-in System対応) 最大同時発音数 128音+プラグインボードの最大同時発音数 波形メモリー 84MB相当(16bitリニア換算) 音色数 プリセット:640ノーマルボイス+48ドラムキット GM:128ノーマルボイス+1ドラムキット ユーザー:256ノーマルボイスエリア+32ドラムキットエリア (工場出荷時128ノーマルボイス+10ドラムキットを含む) プラグインボイス数 PLG150-AN/DX/PF/DR/PC用プリセット:各64音色 PLG150-VL用プリセット:192音色 ユーザー:PLG1、2それぞれ64音色 マルチ数 ユーザー:128 マルチライブラリー パフォーマンス:59 マルチ:65 リバーブ 20タイプ コーラス 44タイプ インサーション1 107タイプ インサーション2 107タイプ マスターイコライザー 5バンド(High/HighMid/Mid/LowMid/Low) パートイコライザー
索引 A F ACソース...................................................................................................................................... 68 [FAVORITES]ボタン ................................................................................................................ 12 AEG(アンプリチュードエンベロープジェネレーター ) ......................................................... 27 FC1/FC2(フットコントローラー 1、2) ...............................................................................
M T MEQ(マスター EQ)(マルチコモン)........................................................................................... 47 Tone(トーン)(マルチ) ............................................................................................................... 47 MIDI.............................................................................................................................................. 78 MIDI IN/OUT(MIDIイン/アウト) .....................................................................................
エ シ エグジットボタン ........................................................................................................................ 12 システムエクスクルーシブメッセージ..................................................................................... 81 エクスプレッション(コントロールナンバー 011) ................................................................. 79 システムエフェクト ................................................................................................................... 22 エコーバック.................................
ハ ホ パート/エレメントボタン........................................................................................................... 12 ボイス........................................................................................................................................... 24 パートイコライザー .................................................................................................................... 22 ボイスエディットモード ............................................................................................
リ リセットオールコントローラー (コントロールナンバー 121)............................................. 81 リターンレベル............................................................................................................................ 23 リバーブ........................................................................................................................................ 22 リバーブセンド................................................................................................................... 65, 71 リバーブタイプ..............
ユーザーサポートサービスのご案内 ■ 営業窓口 ヤマハデジタル製品は、常に新技術/ 高機能を搭載し技術革新を進める 一方、お使いになる方々の負担とわずらわしさを軽減できるような製品 づくりを進めております。また取扱説明書の記載内容も、よりわかりや すく使いやすいものにするため、研究/ 改善いたしております。 EM営業部 しかし、一部高機能デジタル製品では、取扱説明書だけでは説明しきれ ないほどのいろいろな知識や経験を必要としてしまうものがあります。 実際の操作に関して、基本項目は取扱説明書に解説いたしております が、 「記載内容が理解できない」 、「手順通りに動作しない」、「記載が見 つからない」といったさまざまな問題が起こる場合があります。 そのようなお客様への一助となるよう、弊社ではデジタルインフォメー ションセンターを開設いたしております。 お気軽にご利用いただきますようご案内申し上げます。 お問い合わせの際には、 「製品名」 、「製造番号」 、「ご住所」、「お名前」 、 「電話番号」をお知らせください。 企画推進室 〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11 TEL.
保証とアフターサービス ■ ヤマハ電気音響製品サービス拠点 (修理受付および修理品お持込み窓口) サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはお近くの ヤマハ電気音響製品サービス拠点にご連絡ください。 ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買い上げ 日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してください ● 保証期間 お買い上げ日から1年間です。 北海道サービスステーション 〒064-8543 札幌市中央区南10条西1丁目1-50 ヤマハセンター内 TEL (011) 512-6108 仙台サービスステーション 〒984-0015 仙台市若林区卸町5-7 仙台卸商共同配送センター 3F TEL (022) 236-0249 首都圏サービスセンター ● 保証期間中の修理 〒143-0006 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書をご覧く ださい。 東京都大田区平和島2丁目1番1号 京浜トラックターミナル内14号棟A-5F TEL (03) 5762-2121 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる
Super Plug-in Board! 拡張せよ。音源システムを、そして創造力を。 Virtual Analog Real Piano PLG150-AN PLG150-PF Virtual Acoustic Advanced DX PLG150-VL PLG150-DX ●ボード1枚で高品質シンセ音源を増設!最強の拡張性を提示するヤマハの<モジュラーシンセシス・プラグインシステム>。 ●勢揃いした音源ボードはプロユース完全対応のクオリティ。各ボードのポリ数の追加、 専用音色エディターによるPC上でのフルエディットも可能と新次元の威力を発揮。 ● Drums Plug-in Board「PLG150-DR」 メーカー希望小売価格31,290円(本体価格29,800円) モジュラーシンセシスプラグインシステム対応のシンセサイザーなどに装着することで、最高級のドラムサウンドを実現。 ● Percussion Plug-in Board「PLG150-PC」 メーカー希望小売価格31,290円(本体価格29,800円) サンプリングCDの定番「Latin Groove Factory」の
ヤマハデジタル楽器・DTM製品ホームページ http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/ ヤマハマニュアルライブラリー http://www2.yamaha.co.jp/manual/japan/ 「音楽する人、音楽したい人のための頼れるポータルサイト」 ミュージックイークラブ・ドットコム http://www.music-eclub.com/ よくあるご質問(Q&A/FAQ) http://www.yamaha.co.jp/supportandservice/index.html U.R.G., Pro Audio & Digital Musical Instrument Division, Yamaha Corporation © 2003 Yamaha Corporation この取扱説明書は再生紙を使用しています。 WA24880 406MWAP5.