User Manual

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ソングを録音する(ソングレコード)
MOTIFXFリファレンスマニュアル
149
ソングの録音中に[●](レコード)ボタンを押すと、[●](レコー
ド)ボタンのランプが点滅してリハーサルモードになります。
これは、再生は続けたままトラックへの録音を一時的に解除
するモードで、録音前に試し弾きする場合に便利です。ソン
グの録音中は、[●](レコード)ボタンを押すことによって、録
音中とリハーサルモードを交互に切り替えられます。
[SONG]→[●](レコード)→レコードトラックを選択
→Type=overdub→[F](プレイ)
空のトラックやすでにデータの入っているトラックに対して、
重ね書きで録音を行ないます。重ね録音するため、元のデー
タは消えません。これは、あるフレーズをいくつかの部分に
分けて重ねて録音する場合に便利です。
オーバーダブの手順は、「上書き録音(リプレース)」のレコー
ドタイプをoverdubに変えれば、あとは同じ操作となります。
n レコードトラック(9)が、TempoTrack(テンポトラック)ま
たはSceneTrack(シーントラック)に指定されている場合、
overdub(オーバーダブ)は選択できません。
[SONG]→[●](レコード)→レコードトラックを選択
→Type=punch→[F](プレイ)
録音を開始する位置(パンチイン)と終了する位置(パンチアウ
ト)をあらかじめ設定し、その範囲内を自動的に上書き録音す
る方法です。すでにデータの入っているトラックの一部を、
リアルタイムで録音し直す場合に便利です。録音をスタート
するとすべてのパートの再生が始まり、パンチインの位置で
自動的に録音状態になり、パンチアウトの位置で自動的に録
音状態から抜けて再生状態になります。
パンチイン、パンチアウトの設定方法
1 [●](レコード)ボタンを押してレコードセットアップ
画面(145ページ)を表示します。
2 レコードタイプをpunchに設定します。
3
パンチイン、パンチアウトにカーソルを移動し、上書き
録音を開始する位置と終了する位置のメジャー (小節)と
ビート(拍)を設定します。
パンチインとパンチアウトの設定以外は、各トラックの「上
書き録音(リプレース)」と同じ手順です。
録音前のリハーサル
重ね録音(オーバーダブ)
指定した範囲だけを自動的に上書き録音(パンチ録音)
録音開始
パンチイン
パンチアウト
録音終了
再生状態 再生状態上書き録音