User Manual

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パターンを再生する(パターンプレイ)
MOTIFXFリファレンスマニュアル
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5 作成したパターンチェーンを保存します。
[STORE]ボタンを押して表示されるストア画面では、作
成したパターンチェーンが選択中のパターンデータの中の
一つの情報として、まとめて保存されます。パターンデー
タを保存すると、電源を切っても保存されたパターンが持
つパターンチェーンのデータは消えません。
1 チェーンエディットから[SF4]Insertボタンを押し
てインサート画面を表示します。
2 挿入するイベントの種類、挿入する位置(メジャー、
ビート、クロック)、イベントの設定値を設定します。
3 [F6]Setボタンを押してイベントを入力します。
画面は閉じないので、続けてイベントを挿入できます。
[ENTER]ボタンを押すとイベントが入力され、インサ
ト画面が閉じます。
4 [EXIT]ボタンを押して、チェーンエディット画面に戻
します。
パターンを細かく分割して新しい演奏に変える
[F6]Remix(リミックス)
リミックスは、選択したトラックに記録されている演奏デー
タ(MIDIデータ)を、設定した音符長で分割してその一部分を
並べ替え、新しい演奏に変える機能です。リミックスを使う
と、1つのパターンから、異なったリズムの多彩なバリエー
ションパターンを簡単な操作で作成できます。
n リミックスは、スライスされたサンプルボイスを使っている
トラックに対して実行すると、スライスされた個々のサンプ
ルの発音タイミングが並べ替えられて効果的です。スライス
されたサンプリングボイスとは、サンプリングタイプ
=SLICE+SEQでサンプリングしたり、サンプルジョブのス
ライスを実行したウェーブフォームを使用しているサンプリ
ングボイスのことです。
n この画面は、選択中のセクションのうち、データが存在する
トラックにカーソルがあるときのみ、表示できます。
1 Type(タイプ)
1小節をどのように分割するかを設定します。タイプの設定に
よって、分割するタイミングや分割数が異なります。タイプ
ごとの分割の仕方については、タイプ図(4)をご覧ください。
設定値: 1〜16
2 Variation(バリエーション)
設定したタイプ(1)で分割された小節を、どのように並べ替え
るかを設定します。バリエーションの設定によって、分割さ
れたトラックを並べ替えるルールが異なります。
設定値: normal01〜16、reverse01〜16、break01〜16、
pitch01〜16、roll01〜16、fill01〜48
normal01〜16(ノーマル01〜16)
分割された演奏データの並べ替えだけを行ないます。16種類のバリ
エーションがあります。
reverse01〜16(リバース01〜16)
分割された演奏データの並べ替えに加え、部分的にサンプルをリバー
ス再生します。16種類のバリエーションがあります。
break01〜16(ブレーク01〜16)
分割された演奏データの並べ替えに加え、部分的にデータを削除して
無音部分を作ったり、ゲートタイムを変化させたりします。16種類の
バリエーションがあります。
pitch01〜16(ピッチ01〜16)
分割された演奏データの並べ替えに加え、部分的にサンプルのピッチ
を変えて再生します。16種類のバリエーションがあります。
roll01〜16(ロール01〜16)
分割された演奏データの並べ替えに加え、部分的にロール再生を付加
します。16種類のバリエーションがあります。
新しいイベントの挿入手順
1
2
2
4
5
76