User Manual

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MOTIFXFリファレンスマニュアル
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ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)
ボイスを構成するさまざまな設定項目(パラメーター )の値を変更してボイスを作り変える操作をエディットといい、ボイスモード
のサブモードであるボイスエディットで行ないます。ボイスエディットに入るには、[VOICE]ボタンを押してボイスモードに入っ
てから[EDIT]ボタンを押します。
コモンエディットとエレメントエディット
鍵盤どおりのピッチで発音する「ノーマルボイス」は、最大8
個のエレメントで構成されています。ノーマルボイスを作り
変えるボイスエディットは、すべてのエレメントに共通する
ボイスとしてのパラメーターを設定する「コモンエディット」
と、エレメントを構成するパラメーターをエレメントごとに
設定する「エレメントエディット」の2種類に分かれます。
ノーマルボイスを作り変える手順
1 [VOICE]ボタンを押してボイスプレイに入ります。
これから作り変えるノーマルボイスを選びます。
2 [EDIT]ボタンを押してボイスエディットに入ります。
3 コモンエディットとエレメントエディットを切り替え
ます。
[COMMONEDIT]ボタンを押すとコモンエディットに、
ナンバーボタン[1]〜[8]を押すとエレメントエディットに
入ります。
エレメントエディットでは、ナンバーボタン[1]〜[8]でエ
ディットするエレメントを選択できます。
4 目的のパラメーターがある画面を表示します。
ボイスエディットのパラメーターは、機能ごとに[F1]〜
[F6]ボタン、[SF1]〜[SF5]ボタンで切り替えられる画面
に分けて整理されています。このとき、[F1]〜[F6]ボタ
ンがメイン画面の切り替え、[SF1]〜[SF5]ボタンがサブ
画面の切り替えとして働きます
画面の最下段には、[F1]〜[F6]ボタンや[SF1]〜[SF6]ボ
タンに対応した表示があり、どのボタンにどんな画面が割
りあてられているかを確認できます。
n [SF6]ボタンには、インフォメーション画面や文字入力機
能(37ページ)やテンキー機能(36ページ)、リスト入力機
能(37ページ)などの機能が割り当てられます。
5 目的のパラメーターにカーソルを移動します。
6 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンやデータダイアルで
値を変更します。
7 手順3〜6を繰り返すことで、ボイスエディットを行な
います。
8 変更したボイスに名前をつけます。
コモンエディットのネーム画面(55ページ)でボイスネー
ムを入力します。
9 変更したボイスを保存します。
[STORE]ボタンを押してストア画面(54ページ)を表示
し、変更したボイスを保存します。
注記 作成されたボイスは、他のボイスを選ぶか電源を切ると、
失われてしまいます。他のボイスに切り替える前に、ま
たは電源を切る前に、[STORE]ボタンを押してボイス
データを本体に保存してください。
ボイスエディットの内容を保存するユーザーメモリーは
フラッシュ ROMで、電源を切ってもデータが消えること
はありませんが、ストアを実行することで、ストア先の
ボイスデータは書き換えられて消えてしまいます。大切
なデータは、あらかじUSB記憶装置またはネットワーク
に接されたコンピューターに保存(セーブ)しておくこと
(241ページ)を、おすすめします。
ノーマルボイスのボイスエディット
コモンエディット
すべてのエレメントに
共通するパラメーター
をエディットします。
エレメント
エディット1〜8
エレメントを構成する
パラメーターを、8個
のエレメントごとに
エディットします。
コモンエディット
エレメントエディット
エレメントを選択
[F1]〜[F6]ボタンに
対応した表示
[SF1]〜[SF6]ボタン
に対応した表示