User Manual

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ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)
MOTIFXFリファレンスマニュアル
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EQで音を補正する
[F6]EQ
エレメントごとに装備されているEQを設定して音を補正しま
す。EQでは、特定の周波数の音を増幅(ブースト)したり減衰
(カット)したりして周波数ごとの音量バランスを調整できま
す。
1 Type(EQタイプ)
EQのタイプを選びます。EQのタイプによって、パラメー
ターの構成が大きく変わります。
設定値: 2Band(2バンドEQ)、P.EQ(パラメトリックEQ)、Boost
6(ブースト+6dB)、Boost12(ブースト+12dB)、Boost
18(ブースト+18dB)、thru(スルー )
2Band、P.EQ
下記で説明します。
Boost6、Boost12、Boost18
エレメントの出力全体を、それぞれ+6dB、+12dB、+18dBブース
トするEQです。設定できるパラメーターはありません。
thru
EQを通さず信号をそのまま通過させます。
ローフリケンシー (2)とハイフリケンシ (3)で設定された
周波数を基準にそれより上、もしくは下の周波数帯域すべて
を、ローゲイン(4)とハイゲイン(5)の設定に従ってブースト
/カットします。
2 LowFrequency(ローフリケンシー )
低音側の基準周波数を設定します。
設定値: 50.1Hz〜2.00kHz
3 HighFrequency(ハイフリケンシー )
高音側の基準周波数を設定します。
設定値: 503.8Hz〜10.1kHz
4 LowGain(ローゲイン)
ローフリケンシー (2)より下の周波数帯域をブースト/カット
するレベルを設定します。
設定値: -12.00dB〜+0.00dB〜+12.00dB
5 HighGain(ハイゲイン)
ハイフリケンシー (3)より上の周波数帯域をブースト/カット
するレベルを設定します。
設定値: -12.00dB〜+0.00dB〜+12.00dB
ローフリケンシー (2)付近の信号レベルをローゲイン(4)の設
定に従ってブースト/カットします。また、ブースト/カット
する帯域の広さをQ(6)で設定できます。
2 LowFrequency(ローフリケンシー )
中心周波数を設定します。
設定値: 139.7Hz〜12.9kHz
4 LowGain(ローゲイン)
中心周波数付近の信号をブースト/カットするレベルを設定し
ます。
設定値: -12.00dB〜+0.00dB〜+12.00dB
6 Q(キュー )
ブースト/カットする帯域の幅を設定します。設定値が小さい
ほど帯域の幅が広くなり、音の変化はなだらかなになります。
設定値が大きいほど帯域が狭くなり、特徴的な音の変化とな
ります。
設定値: 0.7〜10.3
EQタイプ=「2Band」の場合
1EQタ
23
45
EQタイプ=「P.EQ」の場合
1EQタ
2
4
6