User Manual

Table Of Contents
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット)
MOTIFXFリファレンスマニュアル
113
7 テンポ★
アルペジオのテンポを設定します。
設定値: 5.0〜300.0
n アルペジオのテンポを外部MIDI機器のテンポと同期させるに
は、ユーティリティーモードのMIDI画面(228ページ)のMIDI
シンク(5)を「MIDI」/「auto」に設定します。その場合、
ここのテンポの設定値が「MIDI」/「auto」となり、変更で
きません。
8 KeyMode(キーモード)
鍵盤を弾いたときのアルペジオ再生の仕方を設定します
設定値: sort、thru、direct、sort+direct、thru+direct
sort(ソート)
複数の鍵盤を弾いたとき、鍵盤を弾いた順番に関係なく常に同じアル
ペジオが鳴ります。
thru(スルー )
複数の鍵盤を弾いたとき、鍵盤を弾いた順番によってアルペジオの再
生の仕方が変わります。
direct(ダイレクト)
アルペジオによる演奏は再生されず、鍵盤を弾いた音がそのまま鳴り
ます。ただし、アルペジオによって、パンやブライトネスなどのコン
トロールチェンジデータによる音色変化の効果が得られます。した
がって、アルペジオデータ内にコントロールチェンジデータが入って
いるアルペジオタイプや、カテゴリー Cntr(コントロール)に含まれる
アルペジオタイプを選択している場合に有効な設定です。
sort+direct(ソート+ダイレクト)
sort(ソート)の設定でアルペジオが鳴り、同時に鍵盤を弾いた音も鳴
ります。
thru+direct(スルー +ダイレクト)
thru(スルー )の設定でアルペジオが鳴り、同時に鍵盤を弾いた音も鳴
ります。
n
カテゴリーがCntr(コントロール)のアルペジオタイプにはノー
トオン/オフを含まないアルペジオがあります(18ページ)。
このようなアルペジオタイプを選んでいる場合、KeyMode
(キーモード)をsort(ソート)やthru(スルー )に設定すると、鍵
盤を弾いても音が出ません。
9 VelocityMode(ベロシティーモード)
鍵盤を弾いたときのアルペジオ再生のベロシティーについて
設定します。
設定値: original、thru
original(オリジナル)
アルペジオタイプに設定されているベロシティーで再生されます。
thru(スルー )
実際に鍵盤を弾いたときのベロシティーで再生されます。
) OutputOctaveShift
(アウトプットオクターブシフト)
アルペジオの音程をオクターブ単位で上下に移動します
設定値: -10〜+10
!
[SF1]ARP1〜[SF5]ARP5(アルペジオ1〜5)
選択
アルペジオメイン画面の下半分にあたる6つのパラメーター
(バンク(@)〜ゲートタイムレート(&))については、[SF1]〜
[SF5]ボタンに対応する5つの画面を切り替えながら、5種類
の設定を入力することができる仕組みになっています。そこ
で、ここでは[SF1]〜[SF5]ボタンをを押して、画面の下半分
を切り替えます。
なお、[SF1]〜[SF5]の5つの画面のうち、タイプ(%)が
「off」以外に設定されている画面には、[SF1]〜[SF5]ボタン
にアルペジオタイプが設定されていることを示す[♪](音符)
マークが表示されます。
設定値: [SF1]〜[SF5]ボタン
@ Bank(バンク)★
アルペジオタイプのバンクを選びます。本体にプリセットさ
れているアルペジオタイプを選択する場合はPRE(プリセッ
ト)、自分で作成したアルペジオタイプを選択する場合はUSR
(ユーザー )に設定します。
設定値: PRE(プリセット)、USR(ユーザー )
n オリジナルのアルペジオタイプの作成方法については、20
ページをご覧ください。
# Category(カテゴリー )★
$ SubCategory(サブカテゴリー )★
バンクでPREを選択した場合に、カテゴリーとサブカテ
リーから目的のアルペジオタイプが含まれるカテゴリーを選
びます。
設定値: カテゴリー一覧表(55ページ)をご覧ください。
n [SF6]LISTボタンを押してリストを表示させ、その中から選
ぶこともできます。リスト入力について詳しくは、37ページ
をご覧ください。
n 別電子ファイル「データリスト」のアルペジオタイプリスト
の読み方については、本書の16ページをご覧ください。
% Type(タイプ)★
カテゴリー内のアルペジオタイプを番号で選択します。選択
されたアルペジオタイプはアルペジオタイプ名に表示されま
す。MOTIFXFにプリセットされているアルペジオタイプ一
覧については、別電子ファイル「データリスト」をご覧くだ
さい。
^ VelocityRate(ベロシティーレート)
アルペジオ再生のベロシティーを増減する値を設定します。
この設定によってベロシティーが0になる場合は1に、128以
上になる場合は127に置き換えられます。
ノブから操作可能なパラメーターです。
設定値: -100%〜+0%〜+100%
& GateTimeRate(ゲートタイムレート)
アルペジオ再生のゲートタイムを増減する値を設定します。
この設定によってゲートタイムが0になる場合は、1に置き換
えられます。
ノブから操作可能なパラメーターです。
設定値: -100%〜+0%〜+100%