User Manual

Table Of Contents
MOTIFXFリファレンスマニュアル
12
MOTIFXFのしくみ
基礎編
MOTIF
XF
しくみ
基本操作
外部機器
接続
サンプリング部
A/DINPUT端子、IEEE1394端子(別売のFireWire拡張ボードFW16E装着時)から入力されたオーディオ信号や、本体のオー
ディオ出力をサンプリングして、サンプルとウェーブフォームを作成するブロックです。最大16bit、44.1kHzのクオリティー
サンプリングが可能です。サンプリングしたサンプルやウェーブフォームは、ボイス/パフォーマンスモードでエレメントとして
使用したり、ソング/パターンモードでオーディオトラックやフレーズとして使用したりできます
ボイス/パフォーマンスモードからサンプリングモードに入った場合と、ソング/パターンからサンプリングモードに入った場合と
で、サンプリングの結果、作成されるデータが違います。それぞれ、119ページ、201ページをご覧ください。
オーディオ入力部
A/DINPUT端子やIEEE1394端子(別売のFireWire拡張ボードFW16E装着時)からのオーディオ信号に対して、リュームやパ
ン、エフェクトへ送る量などをコントロールするブロックです。エフェクトへ送られた信号は、本体のオーディオ信号とミックス
されて、エフェクトに送られなかった信号とともにアウトプット端子から出力されます。ADインプット端子からの信号は、イン
サーションエフェクトにも送ることが可能です。
オーディオ入力部のボリュームやパン、エフェクトへ送る量の設定は、下記で設定します。
A/DINPUT端子のゲインの調節は、本体リアパネルのゲインノブで行ないます。
シーケンサー部
コントローラー部や外部MIDI機器からのMIDI情報をトラックに録音し、ソングやパターンを作成するブロックです。
ソングモードでのシーケンサー部のしくみ
ソングは、鍵盤やコントローラーによる演奏をMIDIイベント
として各トラックに録音した、MIDIシーケンスデータです。
ソングは、シーケンストラック×16とシーントラック、テ
ポトラックで構成されています。
シーケンストラック1〜16
MIDIデータを録音するためのトラックです。リアルタイム録
音(144ページ)でデータを録音できます。ソングエディット
(150ページ)でデータを挿入/修正できます。
シーントラック
シーンを切り替えるためのトラックです。シーンとは、ト
ラックのミュート/ソロなどの状態を記憶するメモリーで、ソ
ングプレイ(136ページ)で記録や呼び出しができます。シー
ントラックにシーンを入力することで、トラックのミュート/
ソロを自動的に切り替えることができます。リアルタイム録
音(144ページ)でデータを録音できます。ソングエディット
(150ページ)でデータを挿入/修正できます。
最大同時発音数について
シンセサイザーや音源モジュールなど、電子楽器の音源部で同時に発音可能な最大数を「最大同時発音数」といいます。
本体内蔵AWM2音源では最大で128音まで同時に発音できます。この音数を超える演奏データを本体音源部が受信すると、発音中
の音が消えて音切れが起きてしまいます。減衰の遅いボイスを使う場合には、最大同時発音数を超えないようにしてください。
また、最大同時発音数はボイス単位ではなくエレメント単位またはドラムキー単位で計算されます。ノーマルボイスでは最大8エレ
メントを重ねられるので、その場合は最大同時発音数は128音よりも少なくなります。
モード 画面 参照ページ
ボイスモード ユーティリティーモードの[F4]VoiceAudio 226ページ
パフォーマンスモード パフォーマンスコモンエディットの[F4]AudioIn 106ページ
ソング/パターンモード ミキシングコモンエディットの[F4]AudioIn 193ページ
ソングについて
ソングのトラック構成