User Manual

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MOTIFXFのしく
MOTIFXFリファレンスマニュアル
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初期状態でユーザー 1〜4バンクにメモリーされているパ
フォーマンスのアルペジオを再生してみましょう。パフォー
マンスモードでは、MOTIFXFの搭載している4基のアルペジ
エーターが最大4つのパートに割り当てられ、4種類の異なっ
たアルペジオを同時に再生させることができます。この機能
をフルに活かしたパフォーマンスも多数用意されているので、
下記の手順で確認してみましょう。
1 パフォーマンスを選択したときに[ARPEGGIOON/OFF]
ボタンのランプが点灯する場合は、特にアルペジオが有効
なパフォーマンスです。さっそく鍵盤を押してアルペジオ
を再生してみましょう。
「ボイスモードでアルペジオを再生する」の手順2〜4と同じ
手順でアルペジオを再生してください。
ここまで、パフォーマンスの各パートに割り当てられたボイ
スに設定されているアルペジオを再生してみました。
続いて、アルペジオタイプを変更してみましょう。
5 [F4]を押してアルペジオ画面を表示し、アルペジオを再生
しながらパートごとにアルペジオタイプを変更します。あ
らかじめ、そのパートのボイスにあったカテゴリー /サブ
カテゴリーを選んでおくといいでしょう。
気に入ったアルペジオタイプがあれば、その設定は残し、
[SF1]〜[SF5]を押してアルペジオ設定画面を切り替えて
から、引き続きアルペジオタイプを再生します。
6 気に入った設定ができたら、そのパフォーマンスを保存
(ストア)しておきましょう。ストアの手順については
101ページをご覧ください
MOTIFXFには、パフォーマンスモードの演奏をソングやパ
ターンに録音できるパフォーマンスレコードという機能が搭載
されています。この機能を使ってパフォーマンスモードでのア
ルペジオ演奏を、ソングやパターンに録音してみましょう。
パフォーマンスレコードの手順については、98ページをご覧
ください。
n MOTIFXFでは、アルペジオ演奏は常にMIDIデータとしてソ
ング/パターンに録音される状態になっています。また、アル
ペジオが再生されるのは鍵盤を押さえた場合だけで、ソング/
パターンで再生されたMIDIデータではアルペジオは再生され
ません。
パターン制作の最小単位となる「フレーズ」を、アルペジオ
を使って作ることも有効な方法です。たくさんのユーザーフ
レーズを作り、それらをパッチ画面(170ページ)で各セク
ションの各トラックに割り当てていくことで、曲の伴奏部に
あたるリズムパターンを作り上げていきましょう。
1 パターンレコードのアルペジオ画面(178ページ)で、
録音を行なうアルペジオタイプを選びます。
ボイスウィズアルペジオを「on」にすると、アルペジオ
タイプに最も適したボイスが自動的に選択されるので便利
です。
2 選択したアルペジオをパターンに録音します。
手順1、2を繰り返して、気に入ったアルペジオを、トラック
を変えて次々と録音していきます。すると、気に入ったアル
ペジオ演奏が、次々と空のフレーズに録音されます。このと
き、パターンプレイのパッチ画面(170ページ)でフレーズに
名前を付けておくと、あとで目的のフレーズを見つけやすく
なります。
3 作成したフレーズを使ってパターン(セクション)を組
み立てます。
イントロ、Aメロ、Bメロ、サビなど、曲のバッキング
パートを作成する部品となるパターン(セクション)を作り
ます(170ページ)
4 パターンチェーンでパターン(セクション)をつなげま
す。
曲の部品として作成したパターン(セクション)を、ま
まった曲になるようにパターンチェーンでつなげます
(172ページ)。
5 パターンチェーンの演奏をソングにコンバートします。
詳しくは174ページをご覧ください。
パフォーマンスモードでのアルペジオ再生/録音 パターンモードでのアルペジオの再生/録