User Manual

Table Of Contents
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)
MOTIFXFリファレンスマニュアル
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@ EGDepthVelSens
(EGデプスベロシティーセンシティビティー )
ピッチEGによるピッチの変化幅を、鍵盤を弾く強さ(ベロシ
ティー )によって増減する度合いを設定します。値をプラスに
設定すると、強いベロシティーでピッチEGの変化幅が広くな
り、弱いベロシティーでは狭くなります(下図)。0に設定する
とベロシティーによるピッチEGの変化はなくなり、値をマイ
ナスにすると、弱いベロシティーで変化幅が広く、強いベロ
シティーで狭くなります。
設定値: -64〜+0〜+63
#
EGDepthVelSensCurve
(EGデプスベロシティーセンシティビティーカーブ)
鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )によるピッチEGの変化幅の増
減の仕方を、5種類のカーブから選びます。選択したカーブは
画面上にグラフで表示されます。
グラフは、横軸がベロシティー、縦軸がピッチの変化幅で、
ベロシティーカーブを表示しています。たとえば下図のカー
ブ0の場合、中程度のベロシティーの広い範囲でピッチの変化
が少なく、逆にベロシティーが最も弱い部分と強い部分
ピッチの変化が大きくなっています。
設定値: Curve0〜4(カーブ0〜4)
$ EGTimeVelocitySens
(EGタイムベロシティーセンシティビティー )
ピッチEGによるピッチ変化の時間を、鍵盤を弾く強さ(ベロシ
ティー )によって増減する度合いを設定します。値をプラスに
設定すると、強いベロシティーでピッチEGの変化が速くなり
弱いベロシティーでは遅くなります(下図)。0に設定するとベ
ロシティーによる変化はなくなり、値をマイナスにすると弱
ベロシティーで速く、強いベロシティーで遅くなります。
設定値: -64〜+0〜+63
% EGTimeSegment(EGタイムセグメント)
ピッチEGのどの部分でEGタイムベロシティーセンシティビ
ティー ($)を有効にするかを設定します。
設定値: attack、atk+dcy、decay、atk+rls、all
attack(アタック)
ホールドタイムとアタックタイムに対して有効。
atk+dcy(アタック+ディケイ)
ホールドタイムとアタックタイムとディケイ1タイムに対して有効。
decay(ディケイ)
ディケイ1/2タイムに対して有効。
atk+rls(アタック+リリース)
ホールドタイムとアタックタイムとリリースタイムに対して有効。
all(オール)
ピッチEGのすべてのタイム設定に対して有効。
^ EGTimeKeyFollow
(EGタイムキーフォローセンシティビティー )
ピッチEGのピッチ変化の速さを、鍵盤の高低によって増減す
る度合いを設定します。値をプラスに設定すると、ピッチEG
の変化が低音部ほど遅く、高音部ほど速くなります。0に設定
すると鍵盤による変化はなくなり、値をマイナスにすると低
音部で速く、高音部で遅くなります。
設定値: -64〜+0〜+63
& EGTimeKeyFollowCenterKey
(EGタイムキーフォローセンシティビティーセン
ターキー )
EGタイムキーフォローセンシティビティー (^)の基準音を設
定します。ここで設定したキ (ノート)では、ピッチEGで設
定したピッチ変化の速さがそのまま再現されます。
設定値: C-2〜G8
EGタイムキーフォローセンシティビティーとセンターキー
n [SF6]KBDボタンを押しながら鍵盤を押してノートを設定す
ることもできます。キーボード入力について詳しくは、37
ページをご覧ください。
強いベロシティー
弱いベロシティー
ピッチ変化の幅が広い
ピッチ変化の幅が狭い
広い
狭い
弱い 強い
ピッチの変化幅
ベロシティー
Curve0(カーブ0)
強いベロシティー
弱いベロシティー
ピッチ変化が速い
ピッチ変化が遅い
+63
+30
-40
プラスの値
マイナスの値
速い
遅い
高音
低音
センターキー