User Manual
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MOTIFXFエディターマニュアル 4
MOTIFXFエディターのデータ構成
MOTIFXFエディターのデータ構成
MOTIFXFエディターでは、下記を1つのファイルとして保存できます。
• グローバルのカレントデータ(エディットの最終状態)
• ボイスモードのカレントデータ(エディットの最終状態)
• ソングまたはパターンモードのカレントデータ(ミキシングデータ、各パートでのボイスエディットの最終状態、ミキシング
ボイス×16)
• ユーザーボイスデータ(ノーマルユーザー ×4、ドラムユーザー ×1)
カレントデータとは、各パートのボイス設定やパン、ボリューム、エフェクトなどのミキシング設定だけでなく、各
パートで最後に選択されていたボイスの、コモンエディットやエレメントエディットの最終状態も含んでいます。また、
保存できるボイスバンクのうち、ミキシングボイスだけはカレントデータに属します。MOTIFXFエディターでは各
パートのノーマルボイスを、エレメントにまで踏み込んでエディットでき、またそのエディットした最終状態を、ユー
ザーボイスやミキシングボイスとして本体にストア(保存)しなくても、そのままファイルとして保存できます。した
がって、保存したファイルをあとで再度読み込めば、エディットの最終状態をすぐに再現することができ、便利です。
n MOTIFXFエディターでは、ミキサー部の「G」列に表示されているパラメーターの一部と、パラメーターカテゴリー部の「Global
Settings」のパラメーターを合わせて、「グローバルデータ」として扱っています。
MOTIFXFエディターによって作られるデータの構成、MOTIFXF6/7/8本体内部のメモリーでのデータ構成、および
両者の関係については下図をご覧ください。
MOTIFXFエディター(コンピューター)
グローバルのカレントデータ
(エディットの最終状態)
ボイスモードのカレントデータ
(エディットの最終状態)
ユーザーボイスデータ
ソングまたはパターンモードの
カレントデータ(エディットの最終状態)
・マルチコモンデータ
・ミキシングデータ
・ミキシングデータ
・ノーマルユーザー1(128ボイス)
・ノーマルユーザー2(128ボイス)
・ノーマルユーザー3(128ボイス)
・ノーマルユーザー4(128ボイス)
・ドラムユーザー1(32ボイス)
パートボイスデータ
(16ボイス)
ミキシングボイスデータ
(16ボイス)
ボイスのストア
*2
同期
*1
同期
*1
同期
*1
ボイスのストア
*2
MOTIFXF6/7/8本体
グローバルのカレントデータ
(エディットの最終状態)
グローバルデータ
ボイスモードのカレントデータ
(エディットの最終状態)
ユーザーボイスデータ
ソングまたはパターンモードの
カレントデータ(エディットの最終状態)
・マルチコモンデータ
・マルチコモンデータ
・ノーマルユーザー1(128ボイス)
・ノーマルユーザー2(128ボイス)
・ノーマルユーザー3(128ボイス)
・ノーマルユーザー4(128ボイス)
・ドラムユーザー1(32ボイス)
パートボイスデータ
(16ボイス)
ミキシングデータ
ミキシングボイスデータ
(16ボイス)
エディターファイル
(拡張子:.X3E)
ボイスのストア
*2
(47ページ)
ボイスのストア
*2
(47ページ)
ボ
イ
ス
の
ス
ト
ア
*
2
(
4
7
ペ
ー
ジ
)
ボ
イ
ス
の
ス
ト
ア
*
2
(
47
ペ
ー
ジ
)
グローバルのストア
*3
(47ページ)
ミキシングのストア
*3
(48ページ)
*1 コンピューターとMOTIFXF6/7/8本体が適切に接続されていてオンラインの状態に設定されていれば、MOTIFXFエディター側でエディットしても本体側でエディットしても設定された状
態は同期します。
*2 MOTIFXFエディター側でストア(保存)操作を行なうことで、実機側でもストアが行なわれます。
*3 グローバルデータとミキシングデータについては、MOTIFXFエディター側でのストア(保存)操作により、MOTIFXF6/7/8本体のメモリーにデータが保存されます。