User Manual

Table Of Contents
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)
MOTIFXFリファレンスマニュアル
78
リフ
ボイ
ソン
パタ
マス
ファイ
パフォーマン
モード
ミキ
モード
ユー リテ
モード
サン
モード1
サン
モード2
% EGTimeVelSensSegment(EGタイムベロ
シティーセンシティビティーセグメント)
フィルター EGのどの部分でEGタイムベロシティーセンシ
ティビティー ($)を有効にするかを設定します。
設定値: attack、atk+dcy、decay、atk+rls、all
attack(アタック)
ホールドタイムとアタックタイムに対して有効。
atk+dcy(アタック+ディケイ)
ホールドタイムとアタックタイムとディケイ1タイムに対して有効。
decay(ディケイ)
ディケイ1/2タイムに対して有効。
atk+rls(アタック+リリース)
ホールドタイムとアタックタイムとリリースタイムに対して有効。
all(オール)
フィルター EGのすべてのタイム設定に対して有効。
^ EGTimeKeyFollow
(EGタイムキーフォローセンシティビティー )
フィルター EGのカットオフ周波数の変化の速さを、鍵盤の高
低によって増減する度合いを設定します。プラスの値を設定
すると、フィルター EGの変化が低音部ほど遅く、高音部ほど
速くなります。0に設定すると鍵盤による変化はなくなり、
をマイナスにすると低音部で速く、高音部で遅くなります。
設定値: -64〜+0〜+63
& EGTimeKeyFollowCenterKey
(EGタイムキーフォローセンシティビティーセン
ターキー )
EGタイムキーフォローセンシティビティー (^)の基準音を設
定します。ここで設定したキー (ノート)では、フィルター EG
で設定したカットオフ周波数の変化の速さがそのまま再現さ
れます。
設定値: C-2〜G8
EGタイムキーフォローセンシティビティーとセンターキー
n [SF6]KBDボタンを押しながら鍵盤を押してノートを設定す
ることもできます。キーボード入力について詳しくは、37
ページをご覧ください。
フィルタースケーリングについて設定します。フィルタース
ケーリングとは、鍵盤(キー )の高低によって、フィルターの
カットオフ周波数を変化させる機能です。鍵盤を4つのブレ
クポイントで分割し、各ブレークポイントにカットオフ周波
数を増減する値(オフセット値)を設定します。この機能を使う
と、低音部は信号を豊富に出して太い音に、高音部は信号を
カットして素朴な音にするといった、鍵盤の位置によって音
の明るさを変えた音作りが可能になります。
14BreakPoint1〜4(ブレークポイント1〜4)
オフセット1〜4(58)を設定する4か所のノートナンバー
を設定します。
設定値: C-2〜G8
n [SF6]KBDボタンを押しながら鍵盤を押してノートを設定す
ることもできます。キーボード入力について詳しくは、37
ページをご覧ください。
n ブレークポイントのノートナンバーは1から4まで順番に高く
なるように自動調節されます。
58Offset1〜4(オフセット1〜4)
4か所のブレークポイントにカットオフ(2)を増減する値を設
定します。
設定値: -128〜+0〜+127
n カットオフ周波数の上限/下限を超えるようなオフセットレ
ベルを設定しても、カットオフ周波数は上限/下限を超えるこ
とはありません。
n ブレークポイント1より下の音は、1のレベルとなります。ブ
レークポイント4より上の音は、4のレベルとなります。
フィルタースケーリングの設定例
カットオフ周波数=64のときに下記のように設定した場合、
各ブレークポイント(BreakPoint)での周波数は以下のように
オフセット値を加算された値になります。また、これ以外の
音では、設定されたブレークポイント間を直線で結んだ周波
数となります。
フィルタースケーリングを設定する
[SF3]Scale(フィルタースケール)
+63
+30
-40
プラスの値
マイナスの値
速い
遅い
高音
低音
センターキー
1234
ブレークポイント C♯1 D♯2 C3 C4
オフセット -4 +10 +17 +4
1~4
5~8
60
74
81
68
カットオフ
周波数
ノート
ブレーク
ポイント1
C♯1
ブレーク
ポイント2
D♯2
ブレーク
ポイント3
C3
ブレーク
ポイント4
A4