User Manual

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MOTIFXFVersion1.20新機能 11
MOTIFXFVersion1.20新機能
このたび、MOTIFXFではファームウェアのバージョンアップにより、ワイヤレスネットワーク機能が追加されました。
ここでは、付属の取扱説明書に対して追加または変更となる点についてご説明します。
•以下に掲載されている会社名および商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
•お客様がご利用になるネットワーク機器の性能や特性などで、MIDI通信に影響が出ることがあります。
•他の無線通信機器が通信を行なっている場合や、電子レンジなどの電気器具をご利用の場合にも、MIDI通信に影響が出ることがあります。
ワイヤレスMIDI機能の追加
ヤマハ製のiPadアプリケーション*とワイヤレスでMIDI通信が可能
になりました。市販のUSBワイヤレスLANアダプターをMOTIF
XFに接続し、これらのiPadアプリを使用することで、MOTIFXF
の機能をさらに拡張することができます。
*「KeyboardArp&DrumPad」「Faders&XYPad」「MultiEditor
Essential」「VoiceEditorEssential」(2011年4月現在)
1 USBワイヤレスLANアダプターをMOTIFXFのUSB
TODEVICE端子に装着します。
NOTE 対応USBワイヤレスLANアダプターの情報は以下のURLを参照
してください。
http://www.yamahasynth.com/jp/support/
hardwarecompatibility/
2 ワイヤレスネットワークの設定を行ないます。
[UTILITY]→[F1]General→[SF3]Networkを押し、ユー
ティリティーのNetwork画面を開きます。
Device(1)を「wireless」に設定して[ENTER]を押し、
「Complete」が表示されるまで待ちます。
WirelessSetting(2)が表示されるので、そこにカーソルを
動し、[ENTER]を押します。
3 通信の方式を決めます。
通信方式は以下の2通りがあります。
無線アクセスポイントを中継点として他機と通信を行なう
(インフラストラクチャー)無線アクセスポイントが存在し、
複数のネットワーク機器と通信する場合はこちらを選択して
ください。
無線アクセスポイントを介さずに直接他機と通信を行なう
(アドホック):iPadなどと1対1で直接通信する場合はこち
らを選択してください。
インフラストラクチャーで通信を行なう場合の設定
3-1 ConfigurationMode(3)を「infrastructure」にし
ます。
これにより、WirelessNetworks(4)にアクセスポイ
ト一覧が表示されます。中継点にするアクセスポイントを
選択して[ENTER]を押します。
NOTE
[SF6]INFOを押すと本体のネットワーク情報を確認できます。
NOTE アクセスポイントがSSIDを公開していないため、アクセスポイ
ント一覧に表示されない場合は、[SF5]Add(5)を押し、以下
の画面でアクセスポイントのSSID、Security、Keyまたは
Passphraseを入力してください。
3-2 択したアクセスポイントのセキュリティー方式がオ
フの場合は、すぐに接続を開始しますので、3-3に進
んでください。
アクセスポイントでセキュリティーが設定されている
場合は、そのセキュリティー方式により、いずれかの
画面が表示されます。
[SF6]CHARを押して、アクセスポイントのKeyまたは
Passphraseを入力し、[ENTER]を押します。
これにより、「Executing...」を表示しアクセスポイント
に接続を開始します。接続処理が終了すると
「Completed.」が表示されます。
NOTE
KeyまたはPassphraseは、USBASCIIキーボードで入力する
こともできます。
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