User Manual
Table Of Contents
- 安全上のご注意
- ご使用上の注意
- お知らせ
- はじめに~開発チームから皆様へのメッセージ~
- 取扱説明書について
- 付属品について
- 同梱ディスクについて
- 特長
- 目次
- 各部の名称と機能
- ご使用前の準備
- 基本操作
- モードについて
- ボイスモードで演奏する
- パフォーマンスモードで演奏する
- パフォーマンスの演奏を録音する
- 鍵盤演奏をオーディオ録音/再生する
- マスターキーボードとして使う
- ソングモードでオリジナルソングを作る
- パターンモードでパターンを作る
- ミキシングモードでマルチ音源のミキシングをする
- サンプリングモードを使う
- 本体のさまざまな設定をする(ユーティリティーモード)
- コンピューターと接続して使う
- ファイルモードでファイルをセーブ/ロードする
- メッセージリスト
- 困ったときは
- 拡張部品(別売)の取り付け
- 仕様
- 索引
MOTIFXF取扱説明書
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はじめに〜開発チームから皆様へのメッセージ〜
このたびはヤマハミュージックシンセサイザー MOTIFXF6/7/8をお買い上げいただきまして、まことにありがとうございます。
2001年の初代MOTIF発売以降、時代とともに進化してきたMOTIFシリーズも、ついに4代目となりました。
まず音色面では、定評のあるリアルなアコースティック楽器音をさらに良いものにするために、エクスパンデッドアーティ
キュレーション(ベロシティーやアサイナブルファンクションによる音色変化)機能をふんだんに盛り込んだ音色も多数追加し
ました。
また、シンセサイザーエンジンの性能をもっと楽しんでいただくために、骨太なシンセ波形やエフェクト系音色も強化しまし
た。フィルターや各種コントローラーを動かしたときの反応が皆様の期待を超えるものになったと思います。
出力のアナログ回路もさらにチューニングを施し、切れと深みを増したサウンドに仕上がりました。
ライブシーンなどでMOTIFXF6/7/8の上に他のキーボードを置いたときなどにも見やすいようにMOTIFXS6/7/8から採
用したカラー LCDを使ったユーザーインターフェースにも大幅に改良を加えてあります。ユーザーの皆様一人ひとりの使い方
に合うように、カスタマイズが可能です。
MOTIFXF6/7/8の最大のポイントであるフラッシュメモリー拡張は、皆様から要望の大きかった機能です。フラッシュメモ
リーに記憶したオーディオデータは、電源を切っても保持されますので、サンプリングを使った音色を、電源を入れたらすぐ
に演奏することが可能になりました。
これらの新機能だけでなく、今まで培ってきた「MOTIFらしさ」を活かしたこのMOTIFXF6/7/8が、ライブステージ、
レコーディングといったあらゆるシーンで、ユーザーの皆様のお力になれることを嬉しく思います。
MOTIFXF6/7/8の持つ力を最大限に発揮していただくために、ぜひこの取扱説明書をご活用いただきますようご案内申し上
げます。
また、ご一読いただいたあとも不明な点が生じた場合に備えて、大切に保管いただきますようお願い申し上げます。
MOTIFXF6/7/8を通じて、皆様の音楽活動がよりよいものになることを心よりお祈りしています。
ヤマハMOTIFXF6/7/8開発チーム一同
取扱説明書について
取扱説明書(本書)
MOTIFXFの基本機能について説明しています。MOTIFXFの使い方全般を知りたい場合にご活用ください。さらに詳しい情
報や操作方法は、リファレンスマニュアルをご参照ください。
PDFマニュアル(付属CD-ROM)
付属CD-ROMに、下記マニュアル(PDFファイル)が入っています。
CD-ROMをコンピューターのディスクドライブに挿入し、言語フォルダー「JA」をクリックして開いたあと、読みたいマ
ニュアルのファイルを開いてください。
● リファレンスマニュアル
MOTIFXFの内部構造、他機器との接続方法例や各モードの全パラメーターについて、詳細に説明しています。冊子の取扱
説明書には掲載されていない、より詳細な情報を知りたい場合は、このマニュアルをご活用ください。
また、画面表示やモードなど本体の現在の状態を確認したい場合や、現在表示されている画面上のパラメーターの説明を読
みたい場合は、リファレンスマニュアル冒頭の「機能ツリー図」を活用してください。
● データリスト
ボイス、ウェーブフォーム、パフォーマンス、エフェクトタイプ、アルペジオタイプなどの本体内蔵のコンテンツのリスト
や、MIDIインプリメンテーションチャート、リモートコントロール機能一覧表などの資料を掲載しています。
PDFマニュアルの活用方法
リファレンスマニュアルとデータリストは、電子ファイル(PDF形式)になっています。これらの電子ファイルは、コン
ピューターを使ってご覧いただくことができます。コンピューターでご覧いただくソフトウェアとして「Adobe
®
Reader
®
」を使うと、用語をすばやく検索したり、必要な部分のみ印刷したり、リンクをクリックして該当する項目を
開いたりすることができます。特に用語検索とリンク機能は、電子ファイルならではの便利な機能です。ぜひご活用くだ
さい。
最新のAdobeReaderは下記のURLよりダウンロードできます。
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