User Manual

Table Of Contents
基礎編
MOTIF
XF
しくみ
基本操作
外部機器
接続
MOTIFXFのしくみ
MOTIFXFリファレンスマニュアル
14
ソング/パターン共通のしくみ
ソング/パターンのトラック(1〜16)は、録音方法により、
MIDIトラックとオーディオトラックの2種類が作られます。
MIDIトラックは、ソングレコード(144ページ)/パターンレ
コード(177ページ)で鍵盤演奏をすることによって作られま
す。MIDIトラックにはMIDIデータが録音され、対応するミキ
シングのパートにはノーマルボイスかドラムボイスが割り当
てられます。
オーディオトラックは、サンプリングレコード(203ページ)
でオーディオを録音することで作られます。しかし、実際に
はオーディオデータが直接トラックに録音されるわけではな
く、対応するミキシングのパートにサンプルボイスが割り当
てられ、トラックにはそのサンプルボイスを再生するための
MIDIデータが録音されます。そのトラックを再生すると
MIDIデータによってサンプルボイスが発音することで、あた
かもトラック内にオーディオデータが録音されているように
機能します。
ソング/パターンを再生する際に、元のデータを変更すること
なく、一時的に音符のタイミングやベロシティーを変更して曲
のノリ(タメやツッコミなど)をトラックごとに変えることがで
きる機能です。ソングのプレイエフェクト画面(141ページ)お
よびパターンのプレイエフェクト画面(169ページ)で設定しま
す。気に入った設定ができたら、ソングジョブ(163ページ)お
よびパターンジョブ(186ページ)で元のデータに反映させるこ
ともできます。
パフォーマンスモードでのシーケンサー部
の働き
パフォーマンスの演奏を、設定したソングやパターンに録音
できます。鍵盤の演奏だけではなく、パフォーマンスで行な
うコントローラーや一部のノブの操作、アルペジオの再生ま
ですべてMIDIデータとしてトラックに記録されます。
n パフォーマンスレコーディングのノブ操作では、下記が録音
されます。
・TONE1ランプが点灯している場合
CUTOFF、RESONANCE、ATTACK、DECAY、
RELEASE
・TONE2ランプが点灯している場合
PAN、REVEB、CHORUS
その他のノブ操作、およびスライダー操作は録音されません。
ソング/パターンのトラック1〜4に、パフォーマンスのパ
ト1〜4のアルペジオフレーズがそれぞれ録音されます。鍵
やコントローラーの演奏は、トラック1〜4すべてに録音さ
ます。
n パフォーマンスレコーディングの具体的な操作手順について
は、98ページをご覧ください。
MIDIトラックとオーディオトラックについて
プレイエフェクト
オーデ
録音
演奏録音
出力
シーケンスデータ
(ソング、パターン)
シーケンサー部
MIDI信号
オーデオ信
トラク1
トラク2
トラク3
トラク16
オーデオデータ
パート1:ボス1
パート2:ボス2
パート3:
サンプルボイス
パート16:ボス16
音源部
ミキシング
サンプボイスを
割り当
オーオ録音時のガー用MIDI信号が3へ録音される
同時にオーデオデータはサンプルボイスとしてグ/パターン内に
取り込
オーオ録音時のガー用MIDI信号
サンプルボイス
音源部
タイミングやロシテーを
変更する設定
タイミングやロシテーを
変更する設定
タイミングやロシテーを
変更する設定
トラク1
トラク2
トラク16
ソング/パターン
データ
フェク
パフォーマンスレコーディング