User Manual

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システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど)
MOTIFXFリファレンスマニュアル
231
工場出荷時の状態に戻す
[JOB](ファクトリーセット)
ユーティリティージョブモードでは、本体内蔵のユーザーメ
モリー (34ページ)を工場出荷時の状態に戻すファクトリー
セットのジョブを実行します
この画面での設定は、ファクトリーセットを実行すると、自
動的に保存されます。
注記 ファクトリーセットを実行すると、現在のユーザーメモリー
のボイス、パフォーマンス、ソング、パターンなどのデータ
や、ユーティリティーモードでのシステム設定の内容が、す
べて工場出荷時の設定に書き換えられてしまいます。
また、フラッシュメモリーエクスパンションモジュール
FL512M/FL1024M(別売)に保存したウェーブフォーム
データもクリアされます。大切なデータを失わないようにご
注意ください。また、必要な設定内容は、前もってUSB記憶
装置またはネットワークに接されたコンピューターに保存
されることをおすすめします(241ページ)。
1 All(オール)
オンに設定すると、現在のユーザーメモリーの内容が、すべ
て工場出荷時の状態に戻ります。
オフに設定すると、ユーザーバンク1(USR1)のすべてのボイ
スデータ(A01〜H16)とユーザードラムバンク(UDR)のドラ
ムボイスデータ(A01〜A08)のみが、工場出荷時の状態に戻
ります。
設定値: Bオン、Aオフ
2 PowerOnAutoFactorySet
(パワーオンオートファクトリーセット)
オンに設定すると、電源を入れるたびに、自動的に工場出荷
状態にもどり、デモソングとデモパターンが読み込まれる状
態になります。通常は、オフにしておきます。
設定値: Bオン、Aオフ
注記 パワーオンオートファクトリーセットにチェックを入れて
ファクトリーセットを実行すると、電源を入れ直すたび、自
動的にファクトリーセットを実行するように設定されます。
通常はチェックを外してオフの設定にしておいてください。
自動的にファクトリーセットを実行しない設定に戻すには、
チェックを外した状態でファクトリーセットを実行します。
工場出荷状態にする手順は、取扱説明書をご参照ください。
シーケンサーの設定をする
[SEQSETUP](シーケンサーセットアップ)
パフォーマンスモード、ソングモード、パターンモード
[SEQSETUP]ボタンを押すと、再生/録音に関する設定を行
なう画面が表示されます。
シーケンサーセットアップの設定をしたあとは、[STORE]ボ
タンを押して、本体に保存してください。ユーティリティー
モードの設定と一緒に本体に保存されます。
注記 ストアの操作をせずに電源をオフにすると、変更した設定は
メモリーから消えてしまいます。
n ボイスモードでは[SEQSETUP]ボタンを押しても、設定画
面は表示されません。またマスターモードでは、モードが
Song/Pattern/Performance(214ページ)のときのみ、設
定画面が表示されます。
パフォーマンス/ソング/パターンモードにおける、クリック
音(メトロノーム音)の設定を行ないます。パフォーマンス/ソ
ング/パターンモードに共通の設定となります。
n クリック音は内部音源を使うので、その再生によって同時発
音数が消費されます。
1 Mode(モード)
どの状態でクリック音を鳴らすかを設定します。
設定値: off、rec、rec/play、always
off
クリック音を鳴らしません。
rec
パフォーマンス/ソング/パターンの録音中にクリック音を鳴らします。
rec/play
録音中/再生中にかかわらず、シーケンサーが動いている間はクリック
音を鳴らします。
always
シーケンサーの動作に関係なく、常にクリック音を鳴らします。
2 Beat(ビート)
クリック音を鳴らす間隔を設定します。
設定値:
1
2
クリック音(メトロノーム音)を設定する
[F1]Click(クリック)
1
2
3
4
5
6
𝅘𝅥𝅯
(16 分音符 )、
𝅘𝅥𝅮
(8 分音符 )、
𝅘𝅥
(4 分音符 )、
𝅗𝅥
(2 分音符 )、
𝅝
( 全音符 )