User Manual
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MOTIFXFエディター VSTマニュアル 3
MOTIFXFエディター VSTのデータ構成
MOTIFXFエディター VSTのデータ構成
MOTIFXFエディター VSTでは、下記を1つのファイルとして保存できます。
• グローバルのカレントデータ(エディットの最終状態)
• ボイスモードのカレントデータ(エディットの最終状態)
• ソングまたはパターンモードのカレントデータ(ミキシングデータ、各パートでのボイスエディットの最終状態、ミキシング
ボイス×16)
• ユーザーボイスデータ(ノーマルユーザー ×4、ドラムユーザー ×1)
カレントデータとは、各パートのボイス設定やパン、ボリューム、エフェクトなどのミキシング設定だけでなく、各
パートで最後に選択されていたボイスの、コモンエディットやエレメントエディットの最終状態も含んでいます。また、
保存できるボイスバンクのうち、ミキシングボイスだけはカレントデータに属します。MOTIFXFエディター VSTでは
各パートのノーマルボイスを、エレメントにまで踏み込んでエディットでき、またそのエディットした最終状態を、
ユーザーボイスやミキシングボイスとして本体にストア(保存)しなくても、そのままファイルとして保存できます。し
たがって、保存したファイルをあとで再度読み込めば、エディットの最終状態をすぐに再現することができ、便利です。
n MOTIFXFエディター VSTでは、ミキサー部の「G」列に表示されているパラメーターの一部と、パラメーターカテゴリー部の
「GlobalSettings」のパラメーターを合わせて、「グローバルデータ」として扱っています。
MOTIFXFエディター VSTによって作られるデータの構成、MOTIFXF6/7/8本体内部のメモリーでのデータ構成、
および両者の関係については下図をご覧ください。
MOTIFXFエディターVST(VST3プラグイン)
Cubaseシリーズのプロジェクトファイル(コンピューター)
グローバルのカレントデータ
(エディットの最終状態)
ボイスモードのカレントデータ
(エディットの最終状態)
ユーザーボイスデータ
ソングまたはパターンモードの
カレントデータ(エディットの最終状態)
・マルチコモンデータ
・ミキシングデータ
・ミキシングデータ
・ノーマルユーザー1(128ボイス)
・ノーマルユーザー2(128ボイス)
・ノーマルユーザー3(128ボイス)
・ノーマルユーザー4(128ボイス)
・ドラムユーザー1(32ボイス)
パートボイスデータ
(16ボイス)
ミキシングボイスデータ
(16ボイス)
ボイスのストア
*2
同期
*1
同期
*1
同期
*1
ボイスのストア
*2
MOTIFXF6/7/8本体
グローバルのカレントデータ
(エディットの最終状態)
グローバルデータ
ボイスモードのカレントデータ
(エディットの最終状態)
ユーザーボイスデータ
ソングまたはパターンモードの
カレントデータ(エディットの最終状態)
・マルチコモンデータ
・マルチコモンデータ
・ノーマルユーザー1(128ボイス)
・ノーマルユーザー2(128ボイス)
・ノーマルユーザー3(128ボイス)
・ノーマルユーザー4(128ボイス)
・ドラムユーザー1(32ボイス)
パートボイスデータ
(16ボイス)
ミキシングデータ
ミキシングボイスデータ
(16ボイス)
エディターファイル
(拡張子:.X3E)
ボイスのストア
*2
(48ページ)
ボイスのストア
*2
(48ページ)
ボ
イ
ス
の
ス
ト
ア
*
2
(
4
8
ペ
ー
ジ
)
ボ
イ
ス
の
ス
ト
ア
*
2
(
48
ペ
ー
ジ
)
グローバルのストア
*3
(48ページ)
ミキシングのストア
*3
(49ページ)
*1 コンピューターとMOTIFXF6/7/8本体が適切に接続されていてオンラインの状態に設定されていれば、MOTIFXFエディター VST側でエディットしても本体側でエディットしても設定さ
れた状態は同期します。
*2 MOTIFXFエディター VST側でストア(保存)操作を行なうことで、実機側でもストアが行なわれます。
*3 グローバルデータとミキシングデータについては、MOTIFXFエディター VST側でのストア(保存)操作により、MOTIFXF6/7/8本体のメモリーにデータが保存されます。