User Manual

Table Of Contents
MOTIFXF取扱説明書
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MOTIFXFとコンピューターを接続することで、DAWやシーケンサーなどの音楽制作用アプリケーションとMOTIFXFを組み
合わせて音楽制作の幅を大きく広げることができます。
NOTE
DAWとは、デジタルオーディオワークステーション(DigitalAudioWorkstation)の略で、オーディオの録音や編集、ミキシングなど一連の作
業ができるアプリケーションソフトのことを指します。代表的なDAWソフトウェアとして、Cubase、Logic、SONAR、DigitalPerformerな
どがあります。MOTIFXFをCubaseと組み合わせて使うと、連携機能により、快適な操作で音楽制作ができます。
MOTIFXFは、コンピューターと接続することで下記のようなことができます。
●DAWソフトウェアの外部音源やMIDIキーボードとしての活用
●DAWソフトウェアのリモートコントロール
●MOTIFXFエディター VSTを使った詳細なボイスエディット
USBTOHOST端子を使った接続
MOTIFXFをコンピューターとUSB接続するためには、
USBケーブルとUSB-MIDIドライバーが必要です。次の手
順で操作してください。送受信できるデータは、MIDIデー
タのみです。
NOTE
音を鳴らすには、本体にスピーカーやヘッドフォンを接続する
必要があります。詳しくは、「ご使用前の準備」(16ページ)を
ご参照ください。
1 以下のURLから、最新のUSB-MIDIドライバ
をダウンロードします。
ダウンロードボタンを押したあと、ファイルの実行および
解凍をします。
http://www.yamaha.co.jp/download/usbmidi/
NOTE 動作環境については、上記URLをご覧ください。
NOTE USB-MIDIドライバーは、改良のため予告なしにバージョ
ンアップすることがあります。詳細および最新情報につい
ては、上記URLをご確認ください。
2 USB-MIDIドライバーをコンピューターにインス
トールします。
ダウンロードしたファイルに付属されているインストール
ガイドをご参照ください。
手順の中の、PA機器/電子楽器のUSBTOHOST端子を
USBケーブルで接続する箇所については、下図を参考にし
てください。
3 本体を、USBTOHOST端子を通してMIDIを送
受信する状態に切り替えます。
[UTILITY]ボタンを押してユーティリティーモードに入り、
[F5]ボタンを押して、Control画面を開き、[SF2]ボタンを
押して、MIDI画面を表示します。MIDIIn/Outを「USB」
に設定します。
4 [STORE]ボタンを押して、設定を保存します。
コンピューターと接続して使う
USB
TO DEVICETO HOST
USB端子
USBケーブル
USBTOHOST端子
本体リアパネル
USBTOHOST端子ご使用時の注意
USBTOHOST端子でコンピューターと接続するときは、
以下のことを行なってください。以下のことを行なわない
と、コンピューターや本体が停止(ハングアップ)して、
データが壊れたり、失われたりするおそれがあります。コ
ンピューターや本体が停止したときは、電源を入れ直し、
コンピューターを再起動してください。
USBTOHOST端子でコンピューターと接続する前に、
コンピューターの省電力(サスペンド/スリープ/スタン
バイ/休止)モードを解除してください。
本体の電源を入れる前に、USBTOHOST端子とコン
ピューターを接続してください
本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しをする
前に、以下のことを行なってください。
すべてのアプリケーション(MOTIFXFエディター
VST、シーケンサーなど)を終了させてください。
本体からデータが送信されていないか確認してくださ
い。(鍵盤を演奏したりソングを再生させたりしても、
本体からデータが送信されます。
本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しは、6
秒以上間隔を空けて行なってください。