User Manual
Table Of Contents
- 安全上のご注意
- ご使用上の注意
- お知らせ
- はじめに~開発チームから皆様へのメッセージ~
- 取扱説明書について
- 付属品について
- 同梱ディスクについて
- 特長
- 目次
- 各部の名称と機能
- ご使用前の準備
- 基本操作
- モードについて
- ボイスモードで演奏する
- パフォーマンスモードで演奏する
- パフォーマンスの演奏を録音する
- 鍵盤演奏をオーディオ録音/再生する
- マスターキーボードとして使う
- ソングモードでオリジナルソングを作る
- パターンモードでパターンを作る
- ミキシングモードでマルチ音源のミキシングをする
- サンプリングモードを使う
- 本体のさまざまな設定をする(ユーティリティーモード)
- コンピューターと接続して使う
- ファイルモードでファイルをセーブ/ロードする
- メッセージリスト
- 困ったときは
- 拡張部品(別売)の取り付け
- 仕様
- 索引
MOTIFXF取扱説明書
57
コンピューターと接続して使う
MIDI端子を使った接続
別売のUX16などのMIDIインターフェースを使うことによ
り、MIDIケーブルでMOTIFXFとコンピューターを接続で
きます。
MIDIインターフェースを正しく設定したあと、MIDIケーブ
ルをMOTIFXFのMIDI端子とMIDIインターフェースに接続
します。
NOTE
USB-MIDIインターフェースでMOTIFXFとコンピューターを
接続している場合の設定は、お使いの機器の取扱説明書をご参
照ください。
IEEE1394端子を使った接続
本体にFW16Eを装着した場合、IEEE1394端子を使って
コンピューターと接続することができます。
通信には、YamahaSteinbergFWDriverが必要です。
送受信できるデータは、MIDIデータとオーディオデータで
す。
NOTE
取り付け方については、「FW16Eの取り付け」(75ページ)をご
参照ください。
NOTE MOTIFXFでは、転送できるオーディオチャンネル、MIDIポー
ト数は最大でオーディオ6Mono(3Stereo)In、16Mono(8
Stereo)Out、MIDI3In3Outです。
1 以下のURLから、最新のYamahaSteinberg
FWDriverをダウンロードします。
http://www.yamahasynth.com/jp/downloads
NOTE 動作環境については、上記URLをご覧ください。Yamaha
SteinbergFWDriverは、改良のため予告なしにバージョ
ンアップすることがあります。詳細および最新情報につい
ては、上記URLをご確認ください。
2 YamahaSteinbergFWDriverをコンピュー
ターにインストールします。
ダウンロードしたファイルに付属されているインストール
ガイドをご参照ください。
手順の中の、PA機器/電子楽器のIEEE1394端子を
IEEE1394ケーブルで接続する箇所については、下図を参
考にしてください。
注記
IEEE1394端子にIEEE1394ケーブルを接続する場合は、端子の
向きを間違えないようご注意ください。
MIDIチャンネルとMIDIポート
MIDIチャンネルは「16」までしか規定されていません
が、16チャンネルを超えるソングデータを扱えるように
するための概念として「MIDIポート」があり、1ポートあ
たり16チャンネルを扱えるようになっています。MIDI
ケーブルでは同時に1ポート分(16チャンネル分)のデータ
しか通信できませんが、MOTIFXFでは、USB端子を
使って接続する場合、扱えるポートが4つの用途によっ
て、下記のとおり固定で決まっています。
ポート1
MOTIFXFの音源部が扱えるポートです。外部MIDI機器
やコンピューターからMOTIFXFの音源部を鳴らしたい場
合は、外部MIDI機器やコンピューター側でポート1に設定
する必要があります。
ポート2
MOTIFXFと接続されたコンピューター上のDAWソフト
ウェアを、リモート操作するときに使われるポートです。
ポート3
MOTIFXFが受信したMIDIデータを、別のMIDI機器にそ
のまま転送する(スルーさせる)場合に使われるポートで
す。MOTIFXFでは、USBTOHOST経由で受信した
MIDIポート3のデータは、MIDIOUT端子へスルーされ、
MIDIIN端子経由で受信したMIDIデータは、MIDIポート3
のデータとしてUSBTOHOST端子へスルーされます。
ポート4
MOTIFXFエディター VSTが通信をする専用のポートで
す。他の機器やソフトウェアでは使用しません。
MOTIFXFとコンピューター間で、USBケーブルを使っ
てMIDI送受信をする場合、MIDIチャンネルだけでなく、
MIDIポートも送信側と受信側で合わせる必要があります。
上記用途に合わせて、外部機器側のポートの設定を行なっ
てください。
IEEE1394端子
IEEE1394ケーブル
本体リアパネル
IEEE1394端子
端子の向きを合わせてケーブルを差し込む