目次 ボイスエディターとは? ..............................................2 ボイスエディターの起動 ..............................................3 メニューバー .............................................................. 3 ライブラリーウィンドウ ..............................................6 ツールバー ......................................................................... 8 エディットウィンドウ............................................... 14 ボイスエディターの操作の流れ .................................. 28 OMS の設定 (Macintosh をお使いのお客様へ ) ....... 30 トラブルシューティング .......
ボイスエディターとは? Voice Editor for MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 ( 以下ボイスエディター ) は、MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 の 音色やエフェクトに関するさまざまなパラメーターを、視覚的に捉えながら設定することができるソフトウェア です。エディットしたデータは、まとめて MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 上に送信したり、MOTIF6/MOTIF7/ MOTIF8 上のボイスデータをコンピュータに保存したりすることができます。また、コンピュータでメモリー カード ( スマートメディア ) などに保存したデータは、MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 で直接 (Load Type= Voice Editor)、読み込むことができます。 ライブラリーウィンドウ ライブラリーの保存 ボイス ボイスのインポート エディットウィンドウ エフェクトパラメーターの設定 エレメントダイアログ バルク送信/受信 SEQ SET LOCATE MOTIFシリーズ 2 ライブラリーファイル
ボイスエディターの起動 ボイスエディターのインストールと必要な接続を行なったあと、以下の操作でボイスエディターを起動します。 Windows の場合 スタートメニューのプログラムの YAMAHA Tools の Voice Editor for MOTIF6 を選択します。 n ボイスエディターでの操作を MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 に対して有効にするためには、USB MIDI ドライバなどの設 定が必要です (P.
ライブラリーファイルに名前をつけて保存 ... ( 別名で保存 ...) ファイルに名前を付けて保存します。既存のファイルを別名で保存することもできます。 閉じる (Macintosh のみ ) ウィンドウを閉じます。タイトルバーのクローズボックスと同じ機能です。 アプリケーションの終了 ( 終了 ) Voice Editor for MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 アプリケーションを終了します。 編集 Windows Macintosh コピー ( コピー ) 選択したボイスをクリップボードにコピーします。何も選択していないときはグレー表示になります。 貼り付け ( ペースト ) クリップボードのボイスを指定した位置に貼り付けます。 エディット ( エディット ) ツールバーのエディットボタンと同じ機能です (P.13 )。 ライブラリー ( ライブラリー ) ツールバーのライブラリーボタンと同じ機能です (P.15 )。 ストア ... ( ストア ...) ツールバーのストアボタンと同じ機能です (P.27 )。 インポート ... ( インポート ...
設定 (Windows)/MIDI(Macintosh) Windows Macintosh エディター設定 ... ( エディター設定 ...) ツールバーのエディター設定ボタンと同じ機能です (P.10 )。 バルク送信 ... ( バルク送信 ...) ツールバーのバルク送信ボタンと同じ機能です (P.11 )。 バルク受信 ... ( バルク受信 ...) ツールバーのバルク受信ボタンと同じ機能です (P.12 )。 試聴 ( 試聴 ) ツールバーの試聴ボタンと同じ機能です (P.13 )。 OMS ポート設定 ...(Macintosh のみ ) ボイスエディターの OMS ポート設定画面を開きます。詳細は「OMS ポートの設定 ( P.31 )」をご参照ください。 OMS MIDI セットアップ ...(Macintosh のみ ) OMS MIDI セットアップ画面を開きます。詳細は OMS に付属のマニュアルをご参照ください。 OMS スタジオセットアップ ...
ライブラリーウィンドウ ボイスエディターを起動すると、次のようなライブラリーウィンドウが表示されます。 ライブラリーウィンドウは、ボイスを一覧表示します。メモリータブをクリックすることによって、リストに表示 させる各ボイスの内容を切り替えることができます。音源のメモリー構成と同じイメージで表示されます。 いずれかのボイス名をダブルクリックするか、一度クリックして選んだあと、ツールバーのエディットボタンをク リックすることで、選んだボイスのエディットウィンドウを開くことができます。 n ライブラリーは、ファイル ( 拡張子 .W2E) として保存しておくことができ、必要に応じてこのライブラリーウィンドウで 開くことができます。 1 2 3 4 1 ツールバー 各機能を実行するためのボタンが置かれています (P.
リスト表示幅の変更 (Windows のみ ) リストの最上段にある表示名 (VoiceName/No/Category) の境界部分にマウスポインタを移動すると、 ポインタがスプリットツールの形に変わります。このスプリットツールで各表示名の境界線を左右にド ラッグすることにより、表示幅を変更することができます。 n スプリットツールの状態でダブルクリックすると、それぞれの表示幅を最小限に縮めることができます。 ボイス名のみの表示 (Windows のみ ) リスト上をマウス右ボタンでクリックし、[ 一覧表示 ] を選ぶと、現在の表示がボイス名のみの一覧表示 に変わります。 選択したボイスのボイス名を一度クリックすることにより、コンピュータのキーボードから、好きなボイ ス名を設定することができます。各バンク内のすべてのボイス名を一度に表示させることができるので、 ボイス名の編集や検索時に便利です。 ボイス名 / ボイスナンバー/ カテゴリー名の n このリスト上をマウス右ボタンでクリックし、[ 詳細表示] を選ぶと、 一覧表示に戻ります。 7
ツールバー 1 2 3 4 5 6 7 8 1 開くボタン [ ファイルを開く ] ダイアログを開きます。ボイス名の一覧表であるライブラリーファイルを開くことができ ます。 [ ファイルを開く ] ダイアログ 開きたいライブラリーファイル ( 拡張子 .W2E) を選択し、[ 開く ] をクリックします。選んだファイルが ライブラリーウィンドウ上に展開されます。 1 2 3 5 4 6 n Macintosh をお使いの場合、一般的な Macintosh のファイルを開くダイアログが表示されます。 1 ファイルの場所......................クリックすると開くドロップダウンリス トの中から開きたいファイルのあるフォ ルダを選択します。 2 リスト .....................................[ ファイルの場所 ] で選ばれているフォルダ内のファイルを一覧表示します。 3 ファイル名 .............................リスト上で現在選択されているファイル名を表示します。 4 ファイルの種類........
2 上書き保存ボタン 現在開いているファイルを上書き保存します。新規作成ファイルの場合は、[ 名前を付けて保存 ( 別名で保存 )] ダイアログを開きます。 [ 名前を付けて保存 ] ダイアログ 編集したボイスの一覧表を、ライブラリーファイル ( 拡張子 .W2E) として保存することができます。保 存する場所を指定し、ファイル名を入力したら、[ 保存 ] をクリックします。ダイアログが閉じ、新しい ライブラリーファイルが保存されます。 n ライブラリーファイルの名前は、8 文字以内+拡張子 (W2E)、半角英数字で指定してください。 1 2 3 5 4 6 n Macintosh をお使いの場合、一般的な別名で保存ダイアログが開きます。 1 保存する場所 .........................クリックすると開くドロップダウンリストの中から保存先のフォルダを選択 します。 2 リスト .....................................[ 保存する場所 ] で選ばれているフォルダ内のファイルを一覧表示します。 3 ファイル名 ...............
3 エディター設定ボタン [ エディター設定 ] ダイアログを開きます。 [ エディター設定 ] ダイアログ MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 に対してデータ送受信できるようにセットアップします。クリック / タイ プ操作で各項目を設定し、[OK] をクリックするとダイアログが閉じ、設定が有効となります。操作を中 止する場合には [ キャンセル ] をクリックすると、もとの設定のままでダイアログを閉じます。 Windows Macintosh 1 3 2 4 3 4 5 5 1 入力ポート .......................................... ボ ックスをクリッ クすると表示さ れるドロップダ ウンリストの 中から入 力用ポートを選択します。ここで設定したポートに対応した MIDI 音源か らのデータが受信できます。 2 出力ポート ..........................................
4 バルク送信ボタン [ バルク送信 ] ダイアログを開きます。 [ バルク送信 ] ダイアログ ライブラリーウィンドウ上のインターナルボイスのデータをまとめて MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 の音 源部に送信することができます。[ スタート ] をクリックするとバルク送信が始まります。バルク送信中 は、バー表示でデータの送信状態を確認することができます。バー表示が終わるとバルク送信は終了しま す。[ 終了 ] をクリックするとダイアログが閉じ、バルク送信操作を終了します。 1 2 3 4 1 バルク設定 ............................送信するバルクダンプデータの種類を表示します。 User Normal ..................すべての User User Drum......................すべての User User Normal+Drum .....すべての User Plug in 1 .........................すべての User Plug in 2 .........................
5 バルク受信ボタン [ バルク受信 ] ダイアログを開きます。 [ バルク受信 ] ダイアログ MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 上のボイスデータをまとめてバルク受信し、ボイスエディター上に読み込む ことができます。まず、[ バルク設定 ] のボックスで受信するバルクダンプデータを指定します。続けて [ スタート ] をクリックすると、( バルクダンプリクエストが MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 に送信され、こ れによって ) バルク受信が始まります。バルク受信中は、バー表示でデータの受信状態を確認することが できます。バー表示が終わるとバルク受信は終了します。[ 終了 ] をクリックするとダイアログが閉じ、バ ルク受信操作を終了します。 1 2 3 4 1 バルク設定 ............................受信するバルクダンプデータの種類を指定します。 User Normal ..................すべての User User Drum......................すべての User User Normal+Drum .....
6 エディットボタン リスト上で選ばれているボイスのエディットウィンドウ (Common) を開きます。 7 試聴ボタン オンにしておくと、ボ イスが切り替わ るたびに、選択された ボイスのバルクデー タがコンピュータから MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 へ送信されます。MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 のキーボードを弾くことにより、 試聴することができます。 n 試聴を行なうためには、MIDI 出力ポートなどのシステム設定が正しく行なわれている必要があります。詳しくは前述 (P.
4 ボイスリスト ........................
ボイスエディットウィンドウ エディター設定ボタン ライブラリーウインドウボタン ストアボタン 4 コンペアボタン 5 6 1 2 3 7 ) 8 9 @ # ! % $ 1 ツールバー 各機能を実行するためのボタンが置かれています。左から順に、エディター設定 (P.
6 ARPEGGIO( アルペジオ ) ユニット アルペジオのオン / オフ、タイプバンク、テンポ、ホールドのオン / オフを設定します。DETAIL( ディテー ル:詳細) をクリックするとArpeggio ダイアログを開きます。 より細かいエディットができるようになります。 7 CTRL( コントロール ) CtrlSet( コントローラーセット )/ComLFO( コモン LFO) ダイアログを開きます。(ComLFO はノーマルボイ スのみ ) コントローラーセット / コモン LFO ダイアログ 1 2 3 4 ! @ # 5 6 7 8 9 ) $ % CONTROLLER SET( コントローラーセット ) ピッチベンドホイールを始めとする、パネル上の各種コントローラーに、いろいろな機能を割り当てて使 用することができます。たとえば、ノーマルボイスではモジュレーションホイール 1 を使ってレゾナンス をかけたり、アフタータッチを使ってビブラートをかけたりなど、演奏する音楽のタイプや目的に応じて 自由にコントロール機能を変更することができます。これらのコントローラーの割り当
3 DESTINATION( デスティネ ーション ) 現 在エディット中 のボイスに設定 されているデス ティネーショ ンが表示 されます。ボックスをクリックするとデスティネーションリストが表示さ れ、使用したいデスティネーションタイプを選択することができます。 4 エレメントオン / オフ ....................... コ ントローラーセ ットを特定のエ レメントに対し て有効にする ことがで きます ( ノーマルボイスのみ )。 コモン LFO( ローフリケンシーオシレーター )( ノーマルボイスのみ ) 5 LFO WAVE(LFO ウェーブ )......... LFO の波形を選択します。ここで選んだウェーブを使って変調を行ない、 さまざまな音の揺れ方を作り出すことができます。 6 LFO SPEED(LFO スピード ) ...... LFO の周波数を設定します。値が大きいほどスピードが上がります。 7 LFO PHASE(LFO フェイズ )......
3 TEMPLATE( テンプレート ) ...あらかじめ用意されたテンプレートの中から使用したいものを選びます。 選んだ基本波形が波形グラフ上に表示されます。 以下のテンプレートが 用意されてます。 random .........選ぶたびに異なる波形が表示されます。 all0 ................すべてのステップのバリューが 0 になります。 all64 .............すべてのステップのバリューが 64 になります。 all127...........すべてのステップのバリューが 127 になります。 saw up..........バリューが 0 から 127 へアップしていくノコギリ波にな ります。 saw down....バリューが 127 から 0 にダウンしていくノコギリ波にな ります。 even step....偶数ステップのバリューが 127、奇数ステップのバリュー が 0 の波形になります。 odd step ......奇数ステップのバリューが 127、偶数ステップのバリュー が 0 の波形になります。 4 波形グラフ .....................
ELEMENT( エレメント ) ユニット 1 2 3 4 1 EL( エレメント )1 〜 4 エレメントダイアログを開きます。 n ドラムボイスの場合、以下のような画面が表示されます。[Key CO...C6] ボタンをクリックすると、DrumKey ( ドラムキー ) ダイアログが開きます (P.23 )。 n プラグインボイスの場合、以下のような画面が表示されます。DETAIL ボタンをクリックするとプラグインボイス ディテールダイアログが開きます。 1 2 3 4 1 2 3 4 VOICE BANK......... プラグインボイスバンクを設定します。 VOICE NUMBER .. プラグインボイス番号を設定します。 LFO.............................LFO の SPEED、PMOD、DELAY を設定します。 NOTE SHIFT..........
2 ON/OFF エレメントのオン / オフを設定します。 3 エレメントレベル 各エレメントの出力レベルを設定します。 4 EF( エフェクト )1/EF( エフェクト )2/THRU( スルー ) 各エレメントをインサーションエフェクト 1 に接続するか、インサーションエフェクト 2 に接続するか、接 続しない (THRU) かを選択します。 ●エレメント 1 〜 4 ダイアログ 5 6 7 8 1 2 3 4 1 LFO WAVE LFO の波形を選択します。ここで選んだウェーブを使って変調を行ない、さまざまな音の揺れ方を作り出すこ とができます。 2 LFO SPEED LFO の周波数を設定します。値が大きいほどスピードが上がります。 3 KEY SYNC( キーシンク ) On にするとノートオン時に LFO ウェーブにリセットがかかります。 4 KEY ON DELAY( キーオンディレイ ) 鍵盤を弾いてから LFO の効果が始まるまでの時間を設定します。 20
5 LFO PITCH( ピッチモジュレーションデプス ) LFO で音程を周期的に変化させます。 6 LFO FILTER( フィルターモジュレーションデプス ) LFO でフィルターのカットオフ周波数を周期的に変化させます。 7 LFO AMPLITUDE( アンプリチュードモジュレーションデプス ) LFO で音量を周期的に変化させます。 8 DETAIL クリックすると EL Detail( エレメントディテール ) ダイアログを開きます。EL Detail ダイアログでは、エレ メントに関するパラメーターを、直接数値を入力して設定することができます。ここでの設定値は、エレメン トダイアログのグラフと連動しています。 エディットの方法 グラフ上でのパラメーターの設定は、表示画面内の四角いマーカー ( ■ ) を、表示される矢印の方向にドラッグし て行ないます。マウスポインタをマーカー ( ■ ) に重ねると、設定中のパラメーターの設定値を表示します。 n ■は重なっている場合があります。詳細は、DETAIL ボタンをクリックすると開く EL Detail( エレメントディテール ) ダ イアロ
FILTER( フィルター ) フィルターの設定をします。目的に応じて使用したいフィルターのタイプを選択します。 n 選択したフィルタータイプにより、■に割り当てられるパラメーターは異なります。フィルタータイプに応じて、Gain ( フィルターゲイン )、Cutoff Frequency( ローパスフィルターカットオフフリケンシー )、Resonance ( レゾナンス )、 HPF Cutoff Frequency ハイパスフィルターカットオフフリケンシー ) のいずれかが、自動的にアサインされます。 一例として、LPF では、左の■を上下にドラッグすると Gain を設定できます。右の■を左右にドラッグすると、 カットオフ周波数の値が変化して、音の明るさを設定できます。上にドラッグするとカットオフ周波数付近の音量 を持ち上げて倍音を加えますので (Resonance)、アナログシンセの「ビョーン」といった効果が出せます。 n ■にマウスポインタを持っていくと設定値が表示されますので、EL Detail ダイアログの FILTER EG シートを選択し、 各 設定値と比較することで、パラメーターを確認する
DrumKey( ドラムキー ) ダイアログ エレメント / ボイスを割り当てたいキー ( 音名 ) を選択し、各鍵盤ごとの設定を行ないます。 6 7 8 9 ) ! @ 1 2 3 4 # 5 * • $ % ( ^ & º ¡ ™ £ ¢ ∞ § ¶ 1 キー ............................................................. エディットの対象となっているノートが表示されます。 2 鍵盤 ............................................................. 各鍵盤を クリック すると、クリ ックした 鍵盤に割り 当てられ ている ウェーブ / ボイスがエディットの対象として選ばれます。 3 TYPE( タイプ )........................................ PRESET ウェーブか USER ウェーブか VOICE かを設定します。 4 WAVE( オシレーターウェーブ ) ...........
% KEY ASSIGN( アサイン ).................... キーアサインの方式を選択します。 ^ ALTERNATE GROUP ( オルタネートグループ )......................... 本来ドラ ムキットの 中で同時に 発音する と不自然に なってし まうも のを、同時に発音させないようにするための設定です。 & FILTER ..................................................... 音の明るさやキャラクターを設定します。グラフの使い方は、エレメ ントダイアログの各パラメーターと同様です。 n DrumKey Detail ダイアログの OSCILLATOR シートで、設定値を直接入力することができます。 * AMPLITUDE EG ..................................
INSERTION EFFECT( インサーションエフェクト ) ● インサーションエフェクト 1 ユニット 1 3 4 2 3 4 1 CONNECT( コネクト ) 2 つのユニットの接続方法 ( 直列 / 並列 ) を選ぶことができます。 2 インディケーター 点灯している場合、エフェクトが各エレメント ( 上から 1 〜 4) に割り当てられていることを示しています ( ノーマルボイスのみ )。 3 DETAIL( ディテール:詳細 ) ボタン Insertion EF( インサーションエフェクト ) ダイアログを開きます、より細かい設定ができるようになります。 4 エフェクトタイプ 現在エディット中のボイスに設定されているインサーションエフェクトが表示されます。ボックスをクリック するとエフェクトタイプリストが表示され、使用したいエフェクトタイプを選択することができます。 ● インサーションエフェクト 2 ユニット インサーションエフェクト 2 に関する設定をします。インサーションエフェクト 2 の機能や操作は、インサー ションエフェクト 1 と同様です。前述をご参照ください。 S
3 PAN( リバーブパン ) リバーブエフェクトで処理された信号の左右のアウトプットヘのパンニングを設定します。 4 RTN( リバーブリターン ) リバーブエフェクトで処理された信号のリターンレベルを設定します。 5 DETAIL( ディテール詳細 ) リバーブダイアログを開きます。より細かい設定をすることができます。 ● コーラスユニット 2 5 6 3 4 1 1 SEND( コーラスセンド ) インサーションエフェクト 1/2で処理された信号 ( またはバイパス信号 ) のコーラスエフェクトヘのセンドレ ベルを設定します。 2 コーラスエフェクトタイプ コーラスエフェクトで使用するコーラスエフェクトタイプを選択します。 3 PAN( コーラスパン ) コーラスエフェクトで処理された信号の左右のアウトプットヘのパンニングを設定します。 4 RTN( コーラスリターン ) コーラスエフェクトで処理された信号のリターンレベルを設定します。 5 DETAIL( ディテール:詳細 ) コーラスダイアログを開きます。より細かい設定をすることができます。 6 コーラス→リバーブ コーラスエ
ツールバー 1 2 3 4 1 エディター設定ボタン [ エディター設定 ] ダイアログを開きます。[ エディター設定 ] ダイアログについては前述 (P.10 ) をご参照く ださい。 2 ライブラリーボタン ライブラリーウィンドウを表示します。ライブラリーウィンドウについては前述 (P.15 ) をご参照ください。 3 ストアボタン [ ストア ] ダイアログを開きます。 ストアダイアログ エディットしたボイスをライブラリーファイルにストアすることができます。 1. Voice Name のボックスをクリックします。 カーソルが点滅して、文字が入力できる状態になります。 2. コンピュータのキーボードから、ボイスネームを入力します。 n ボイスネームは、10 文字以内、半角英数字で指定してください。 3.
4. リストの中からストア先のボイスをクリックして選択します。 ライブラリーファイルにストアしたあと、ライブラリーファイルを上書き保存することで、ストア先の ボイスは失われてしまいます。大切なデータはあらかじめバックアップされることをおすすめします。 5.
5. インサーション 1/2 ユニットでインサーションエフェクトのタイプを選び、その他の設定を行ないます。 6. リバーブ / コーラスユニットでシステムエフェクトのタイプを選び、その他の設定を行ないます。 7. 必要に応じて、アルペジオやポルタメントの設定を行ないます。 8. エディットウィンドウのツールバーにあるストアボタンをクリックして、ストアダイアログを開きます。エ ディットしたボイスを現在開かれているライブラリーファイルにストアします。 n ここでのボイスのストアはライブラリーファイルに一時的に保存するものです。つぎの手順でライブラリーファイル そのものを保存しない限り、エディットの内容は完全には保存されませんのでご注意ください。 9.
OMS の設定 (Macintosh をお使いのお客様へ ) ボイスエディターは、OMS(Open Music System) によりデータの送受信を行ないます。ボイスエディターをお 使いになるには、あらかじめ OMS をインストールし、正しくセットアップする必要があります。 n OMS のインストールについては、別冊のインストールガイドをご参照ください。 OMS について OMS(Open Music System) とは、MIDI アプリケーションと MIDI ハードウェアやソフトウェアどうしの MIDI データの送受信を総括的に管理する Macintosh の機能拡張です。現在、数多くのミュージックソフトメーカーが OMS を採用しており、Macintosh のミュージック環境構築の基本システムとなっています。OMS には次のよ うな機能があります。 • OMS対応のアプリケーションは、 OMSを介してさまざまなハードウェア(MIDIデバイス ) とコミュニケーショ ンを行ないます。これらのアプリケーションは、従来のように各アプリケーションごとのドライバを必要とし ません。 • OMSにMIDI
OMS ポートの設定 OMS が正しくセットアップされたら、ボイスエディターを起動し、OMS ポートを設定します。 1. ボイスエディターのアプリケーションアイコンをダブルクリックして、ボイスエディターを起動します。 n AppleTalk がオンの場合は、ボイスエディターの起動時にアラートが出ます。その場合「オフにする」をクリックし てください。AppleTalk の切り替えには時間がかかります。 2. ボイスエディターの [MIDI] メニューから [OMS ポート設定 ] を選びます。 [OMS ポート設定 ] ダイアログが表示されます。 以下は MIDI 機器に MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 を使用し、OMS のセットアップに MOTIF6/MOTIF7/ MOTIF8 用セットアップを使用した場合の例です。 キーボードスルー .......................外部キーボードを音源に接続してモニターする場合、チェックします。 MIDI In .......................................「MOTIF」を選択します。 MIDI Out ....
トラブルシューティング 「音が出ない」、 「正常に動作しない」などといった場合には、まず MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 との接続を確認 したあと、以下の項目をチェックしてください。 スライダーやノブを操作しても音色 ( 音の聞こえ方 ) が変わらない。 • エディター設定 (OMS ポート設定 ) の出力ポート (MIDI Out) や Device No. が正しく設定されていますか? (P.10 , 31 ) Bulk データの送信ができない。 • エディター設定 (OMS ポート設定 ) の出力ポート (MIDI Out) や Device No. が正しく設定されていますか? (P.
モデムポート / プリンターポートが認識できない。 • MIDI インターフェースの接続、設定をご確認ください。 • Performa シリーズなど、 一部の Macintosh ではモデムポートが使用できず、プリンターポートのみ使用可能 となります。 • AppleTalk がオンになっていると、プリンターポートは使用できません。Macintosh の機種によっては起動 時に自動的に AppleTalk をオンにするものもありますので注意してください。 • OMS MIDI セットアップ画面で、 「Modem」あるいは「Printer」がチェックされているか、ご確認ください。 MIDI IN/OUT できない。 • MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 のMIDI IN/OUT の設定が使用しているケーブル (USB かMIDI) に合っているか 確認してください。MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8 の取扱説明書に従って、正しく設定してください。 • OMS ポート設定で、出力先が unknown になっていませんか? OMS のポート変更や、セットアップを変更し たあとは、ボイスエディターの O