User Manual

MOXF6/MOXF8リファレンスマニュアル
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MOXF6/MOXF8のしくみ
本体の構成
音源部
A/Dインプット部
シーケンサー部
アルペジオ部
コントローラー部
エフェクト部
内部メモリー
リファレンス
ボイスモード
パフォーマンスモード
ソングモード
パターンモード
ミキシングモード
マスターモード
リモートモード
ユーティリティーモード
クイックセットアップ
ファイルモード
iOSアプリケーションと
組み合わせて使う
資料
MIDIについて
ミキシングは、ソングやパターンごとに1つずつ用意されていて、ソングやパターンの番号を切り替え
ると自動的にミキシングも切り替わります。ミキシングを保存するメモリーは、ソングモードとパター
ンモードでそれぞれ合計64個あります。
またミキシングボイスはミキシングごと(ソング/パターンごと)に16個メモリーが用意されています。
ソング/パターンを切り替えるとミキシングと同時にミキシングボイスも切り替わります。もし、ある
ソング/パターンで使っているミキシングボイスを、他のソング/パターンでも使いたい場合は、ミキシ
ングボイスジョブのコピー機能(123ページ)で、目的のソング/パターンにコピーできます。ミキシン
グボイスを保存するためのメモリーは、ソングとパターンを合計して256ボイス分のみです。メ
リーが一杯になったら、不要なミキシングボイスをミキシングボイスジョブのデリートで削除しましょ
う。
A/Dインプット部
A/DINPUT[L]/[R]端子からのオーディオ信号に対して、ボリュームやパン、エフェクトへ送る量などをコントロー
ルするブロックです。A/DINPUT[L]/[R]端子からの信号は、エフェクト部のインサーションエフェクト、システム
エフェクト、マスターエフェクト、マスター EQに送ることが可能です。
A/Dインプット部のボリュームやパン、エフェクトへ送る量の設定は、下記で設定します。
A/DINPUT[L]/[R]端子からのオーディオ信号をエフェクト部のどのエフェクトに送るかの設定は、ユーティリ
ティーモードのUSBI/O画面(146ページ)で行ないます。
また、A/DINPUT[L]/[R]端子のゲインの調整および有効にするかどうかの設定は、本体パネル上のA/DINPUT
[GAIN]ノブおよびA/DINPUT[ON/OFF]ボタンで行ないます。
ミキシングのメモリー構成
最大同時発音数について
シンセサイザーや音源モジュールなど、電子楽器の音源部で同時に発音可能な最大数を「最大同
時発音数」といいます。
本体内蔵AWM2音源では最大で128音まで同時に発音できます。この音数を超える演奏データ
を本体音源部が受信すると、発音中の音が消えて音切れが起きてしまいます。減衰の遅いボイス
を使う場合には、最大同時発音数を超えないようにしてください。
また、最大同時発音数はボイス単位ではなくエレメント単位またはドラムキー単位で計算されま
す。ノーマルボイスでは最大8エレメントを重ねられるので、その場合は最大同時発音数は128
音よりも少なくなります。
モード 画面 参照ページ
ボイスモード ユーティリティーモードのVCEA/D画面 145ページ
パフォーマンスモード パフォーマンスコモンエディットのA/DIN画面 62ページ
ソング/パターンモード ミキシングコモンエディットのA/DIN画 116ページ