User Manual

MOXF6/MOXF8リモートエディターとは
MOXF6/MOXF8リモートエディター取扱説明書
2
MOXF6/MOXF8リモートエディターとは
ヤマハミュージックシンセサイザー MOXF6/MOXF8本体用のテンプレート(コントロールテンプレート)をコンピューター上
で編集/作成するためのアプリケーションです。テンプレートを使うと本体上のノブに、現在使用しているVSTインストゥル
メントの操作に最適な機能を割り当てられます。
本体上では、50個のテンプレートを扱っていますがMOXF6/MOXF8リモートエディターでは50個のテンプレートを1バン
クとみなし、いくつものバンクを新規に作成/編集/削除できます。また、エディター上で作ったテンプレートは50個分(1バン
ク分)をまとめて本体に送ったり、1バンク分をまとめて1つのファイル(拡張子:.X6R)としてコンピューターに保存します。
MOXF6/MOXF8リモートエディターのデータ構成
MOXF6/MOXF8リモートエディターでは、バンク(テンプレート50個分をまとめたデータ)やファイル(1つのバンクを保存
したデータ)に含まれているテンプレートをそれぞれ編集します。現在編集中のバンク(カレントバンク)の編集作業が完了した
ら、[File]メニューの[Save]または[SaveAs...]メニューを使って、編集したバンクをファイルに保存します。バンクは、ファ
イルに保存しておけば次回エディターを起動したときに再度呼び出せます。
MOXF6/MOXF8リモートエディターで作られるデータおよびその流れについては、下図を参考にしてください。
Open
(1バンク)
Save
SaveAs
(1バンク)
ファイル
拡張子:.X6R
テンプレート50個
MOXF6/MOXF8本体
ライブラリー画面
エディット画面
ファイルに保存された
テンプレートをリストに表示
起動直後、テンプレート50個分(1バンク)の
データを自動転送*
ファイルを開いたときは、ファイルに保存された
テンプレート50個分(1バンク)のデータを
本体へ転送*
ライブラリー画面で、ファイルから
カレントバンクへインポート後、
本体へ転送*
* 本体とMOXF6/MOXF8リモートエディター (コンピューター )が
正常にUSB接続されている場合(オンラインの場合)に限ります。
本体とMOXF6/MOXF8リモートエディター (コンピューター )が
USB接続されていない状態(オンラインでない状態)から、正常に
接続された状態(オンラインの状態)になると、エディター上のカ
ントバンクの設定が自動的に本体に転送されます。
n
MOX6/MOX8で作成
されたファイル(拡張子
:.X4R)もロード可能。