User Manual

MOXF6/MOXF8取扱説明書
クイックガイド
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1 ボイスプレイ画面で[FAVORITE]ボタンを押しま
す。
フェーバリットカテゴリーとして登録されているボイスリ
ストが表示されます。
2 カーソル[∧]/[∨]ボタンまたは[DATA]ダイアルで
ボイスを選択します。
3 [ENTER]ボタンを押し、ボイスを確定します。
アルペジオを使う
アルペジオとは、鍵盤演奏に応じて、アルペジオ(分散和音)
を自動演奏する機能です。
アルペジオは、ライブパフォーマンスなどで演奏を補助する
ためのツールとしてだけではなく、楽曲制作などでもクオリ
ティーの高いMIDIデータを手軽に入力したり、目的の楽器
や音楽ジャンルにぴったりあったバッキングフレーズを作成
したりするツールとして活用できます。あらかじめ、音色や
フレーズに合わせてボイスごとに、最大6つまで、好きなア
ルペジオタイプを設定しておくことができます。パフォーマ
ンス/ソング/パターンモードでは、パフォーマンス/ソング/
パターンのパートごとに最大6つまでアルペジオを設定で
き、同時に4パートまでのアルペジオ設定を有効にできま
す。
また、アルペジオ再生させるノートリミット(キーの範囲)
ベロシティーリミット(鍵盤を押す強さの範囲)を設定した
り、アルペジオ再生の仕方やプレイエフェクトを設定するこ
ともできます。
NOTE
アルペジオのしくみについて詳しくは、PDFファイル「リファ
レンスマニュアル」をご参照ください。
アルペジオのオン/オフを切り替えるには、パネルのARP
[ON/OFF]ボタンを押します。
ボイスプレイ画面にはARP1〜ARP6ボタンが表示されて
おり、8分音符(♪)マークが表示されているボタンにはアル
ペジオタイプが割り当てられています。[SF1]〜[SF6]ボタ
ンを押すことで、演奏中にワンタッチでアルペジオタイプを
切り替えることができます。
NOTE
ARP1〜ARP6のアルペジオタイプの設定は「アルペジオをエ
ディットする」(31ページ)をご参照ください。
鍵盤の音の高さを変更する
鍵盤の音の高さを変更するには、OCTAVE[−]/[+]ボタン
とTRANSPOSE[−]/[+]ボタンを使います。
Octave
OCTAVE[−]/[+]ボタンでは、鍵盤の音の高さを1オクター
ブ単位で、最大±3オクターブ移動できます。この機能を使う
と、ベースやピッコロなど音域の違う楽器を同じ鍵盤の位置
で演奏できるようになります。OCTAVE[−]ボタンと[+]ボ
タン両方を同時に押すことで、設定を0に戻すことができま
す。またOCTAVE[−]/[+]ボタンのランプの点灯の仕方に
よって、何オクターブ変更している状態かを見分けることが
できます。±1オクターブにした場合はランプが点灯し、
±2
オクターブにした場合はランプがゆっくり点滅し、±3オク
ターブにした場合はランプが速く点滅します。
Transpose
TRANSPOSE[−]/[+]ボタンでは、鍵盤の音の高さを半
音単位で、最大±11半音移動できます。この機能を使う
と、転調しても同じ鍵盤の押さえ方で演奏できるようになり
ます。TRANSPOSE[−]ボタンと[+]ボタン両方を同時に
押すことで、設定を0に戻すことができます。またトランス
ポーズがかかっている方のボタンのランプが点灯します。
NOTE
OCTAVE[−]/[+]ボタンとTRANSPOSE[−]/[+]ボタンでの
設定は、ユーティリティーモードのGENERAL画面にあ
「Octave」と「Transpose」と連動しています。
フェーバリットカテゴリーに登録されている
ボイスを選ぶ
アルペジオをオン/オフする
アルペジオを切り替える
ARP1 ARP6 ボタン