User Manual

MOXF6/MOXF8取扱説明書
クイックガイド
28
音色を変化させる
本体のノブ1〜8を操作すると、選択中のボイスのパラメー
ターやエフェクトのかかり具合を増減することで音色を変化
させることができます。ノブにはそれぞれ3種類の機能が割
り当てられていて、ノブファンクションボタンで切り替える
ことができます。
1 ノブ1〜8の左にあるノブファンクションボタン1/2
を押して、割り当てたい機能に該当するランプを点
灯させます。
KNOBFUNCTION画面が表示されます。KNOB
FUNCTION画面では、ノブに割り当てられた機能と、その
機能の現在の値が表示されます
[EXIT]ボタンを押すと、画面が閉じます。
NOTE
ユーティリティー GENERAL画面の「KnobFuncDispSw」
(ノブファンクションディスプレイスイッチ)が「off」の場
合は、KNOBFUNCTION画面は表示されません。
2 鍵盤を弾きながら、本体のノブ1〜8のいずれかを回
します。
KNOBFUNCTION画面が表示され、操作した機能が音色
に効果します。KNOBFUNCTION画面には、現在操作し
ているノブの機能、その機能の現在の値、「Original」の値
を表示します。「Original」の値は、ノブの機能の編集前の
値(保存されている値)を示しています。
ボイスをエディットする
ボイスを構成するさまざまな設定項目(パラメータ )の値を
変更してボイスを作り変える操作をエディットといい、ボ
スモードのサブモードであるボイスエディットで行ないます。
ボイスエディットは、ボイスの種類によってパラメーターが
異なります。
鍵盤の音階どおりに発音する「ノーマルボイス」は、最大8
個のエレメントで構成されています。エレメントとは、ボイ
スを構成する最小単位です。ノーマルボイスのエディット
は、8つのエレメントに共通のパラメーターを設定する「コ
モンエディット」と、エレメントごとのパラメーターを設定
する「エレメントエディット」の2種類に分かれます。
NOTE
エレメントは、楽器音などの波形(ウェーブ)にさまざまなパラ
メーター (エフェクト、EGなど)を付加して作られています
MOXF6/MOXF8の各ボイスは、エレメントをいくつか組み合
わせることによって作られています。
各鍵盤にいろいろな打楽器が割り当てられた「ドラムボイ
ス」のエディットは、全キーに共通のパラメーターを設定す
る「コモンエディット」と、キーごとのパラメーターを設定
する「キーエディット」の2種類に分かれます。
1 ボイスモードで[EDIT]ボタンを押します。
2 コモンエディットまたはエレメントエディット/キー
エディットを行ないます。
ーマルボイスを選択している場合
コモンエディットを行なうには、[COMMON]ボタンを押し
ます。
エレメントエディットを行なうには、ナンバー [1]〜[8]ボ
タンのうちエディットしたいエレメントのナンバーボタン
を押します。
各機能の現在の値
ノブファンクションボタン2
ノブファンクションボタン1
ブ1〜4/5〜8に
割り当てられている機能
編集前の値(保存されている値)
ノブ1 ノブ 2 ノブ 3 ノブ4
ノブ 5 ノブ6 ノブ 7 ノブ8
現在の値操作しているノブの機能
編集前の値(保存されている値)
エディットマークについて
プレイ画面やエディット画面でパラメーターの値を変更する
と、画面右上に (エディット)マークが表示されます。この
表示により、選択中のプログラムが設定を変更された状態に
あり、まだ保存されていないことを確認できます。現在の状
態を保存するには、ストア(29ページ)の操作を行ないます。
ノーマルボイスエディット
ドラムボイスのエディット
ボイスをエディットする基本手順
HINT